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包絡線による地震解析(千島列島南東沖周辺)

[地震解析]千島列島南東沖周辺での最大の地震は1963年10月択捉島南東沖でのM8.1。ピークの包絡線は前述のM8.1を境に右上がり傾向から右下がり傾向に変化。底値の包絡線は同様にM8.1を境に変化が見られ、やや右上がり傾向からほぼ横這いに変化。最も最近に発生した2013年のM6.4で右上がり傾向への変化の兆候が見られるが、約10年間の発生ブランクがあり、何とも言えない。千島列島沖は千島海溝沿いで根室沖と共にM8クラスの空白域と見られ、地震活動が再開した場合、要注意。千島列島南東沖(包絡線)全体231108[12/24更新]グラフ見直し・更新。下図は近年の抜粋。ピークの包絡線は右上がり傾向、底値の包絡線はほぼ横ばい。2013年以降で発生の地震はいずれも択捉島南東沖が震源。M7越えの5回も全て択捉島南東沖であり、地震規模の大きいエリアとなっており、今後も大きな地震発生の可能性あり。当面は最大でM6.7前後の見込みだが、発生頻度自体が低いので、次の地震は数年後である可能性もあり。千島列島南東沖(包絡線)最近231108地震解析 地震予測 北海道
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プロフィール

山水景月

素人ながら気象庁データを元に地震解析を日々行っており、ご参照いただければと思います。プララでのホームページ「滝の素人写真展/地震の素人写真展」は既に解約済みで来年3月には見れなくなると思われます。