☆ヒツジのとっとちゃん♪内緒の備忘録

こんにちは。









数十年に一度しか咲かないと言われている「リュウゼツラン」

中南米原産の植物で、100種類以上の品種が知られています。

茎が急成長する「開花期」までは数10年かかると言われていて、

花が咲いた状態はめったに見ることができない植物です。

こちらは、「アオノリュウゼツラン」です。

そんなリュウゼツラン、日本列島のいくつかの場所で咲き始めていますね。

もれなく愛知県内でも数カ所で咲いております。

日本では、総称としては「アガベ」と呼ばれ、和名の竜舌だそうです。




では、その模様を・・・

知多市役所へ観に行ってきました。

約１７年前に植えたそうです。





５月中旬に、茎が伸び始め、毎日１０ｃｍぐらい伸び、７月２３日に開花したそうです。

高さは９ｍ、下から咲き始めて・・・

一度開花した株は、枯死してしまい、一生に一度だけ咲かせる珍しい花です。





竹の花に似ているような・・・１２０年に一度しか咲きませんが・・・

竹も花が咲くと、枯れてしまいます。





数十年、葉に栄養分を蓄えて、花茎へと養分の転流が起こり、

下の葉から枯れ始めると同時に花茎が急成長します。





数千の花をつけ、下の方から咲き始め、それぞれの花では雄しべが枯れ始めると雌しべが成長します。









ただ、結実するのは上の方の２～３割の花で、残りの花は人工授粉をしても結実しないのです。













枯れてしまったお花です。





根元の葉を観ますと・・・栄養分をお花に取られていますね。





ただ、そのそばで、新しい花芽も出ていました。









茎も斜めになってしまい、いつ倒れてしまうのか心配です。





受粉出来ないと・・・全ての葉がこのように・・・





さて、上の方の花は結実出来るのでしょうかね。





現在、生態系への甚大な被害が予想されるため、対策の必要性が高いとして、

リュウゼツランを「重点対策外来種」に指定されています。





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