シャクジョウソウ 2019

　分類法が変わり、ツツジ科に組み込まれたんじゃが、どうもピンとこないのぅ。
　ましてや「花」というイメージからも遠い、変わったというか不気味な植物じゃな。

　今日の「見た撮った花」は...　『シャクジョウソウ』　じゃ。


　

　

　
　そこらじゅうで見かけるものでもないので、撮影のタイミングで色や形も違ったりするんじゃ。
　全体が淡黄褐色で、茎の高さは10-20cmになり、茎には葉が退化した鱗片葉が多数互生しておる。
　4-8個の花を下向きにつけ、萼片は4-5個あり、花弁も4-5個、外面に剛毛が生え、先端に不規則な歯牙がある。


　

　

　
　葉緑素の無い花では「ギンリョウソウ」を思い浮かべるが、そちらは白い色じゃな。
　和名は、想像がつくじゃろうが、僧が持つ錫杖に見立てたものじゃ。
　北海道～九州で見られ、林内のやや暗い所に生える「腐生植物」と言われておる。


　　　　

　花爺の地域では7月に見られる花じゃ。
　菌寄生植物といい、葉緑素を持たず、菌根菌（他の植物の根と共生するキノコの仲間）から栄養を得る。



　※冬期間は、もちろん花は咲いておらんので、前年度未掲載の花たちをUPしておる。
　素人じゃから花の特定でミスがあるかもしれんが、違ったら勘弁な。m(_ _)m

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