こんにちは～

今日はシマアジを２枚おろしする予定だったんですけど明日は節分って事で、
ここ数年、節分の時期に登場するようになった「恵方巻き」の話を急遽書いちゃいます。

ここ数年、節分には恵方巻きをお勧めに入れています。
「恵方巻き」ってのは言ってみれば、ただの太巻きなんですけど、
「切らずに、その年の恵方（縁起のいい方角）を向き、無言で食べる」ことで、
太巻きに巻き込んだ「福」を呼ぶんだそうです。




私が住んでいるのは九州北部で以前は、

「恵方巻き？なにそれ！」

って感じで馴染みはありませんでした。

それが、数年前にコンビニで全国的に「恵方巻き」を売り出したんですね。
産経新聞の記事

「コンビニ・スーパー、人気に「かぶりつき」　節分の「恵方巻き」全国区」

から引用すると、もともとは関西の風習だったみたいですね。

「恵方」は、歳徳神という神様がいる方位のことで、節分の夜、その方向を向いて無言で食べると、福を呼ぶといわれている。「縁を切らない」ため、太巻きも切らずに丸ごとかぶりつく。
江戸末期から明治にかけて、大阪で始まった風習に最初に着目したのは、セブン－イレブン・ジャパン。「広島の加盟店のオーナーの発案で県内で販売したところヒットした。それがきっかけで全国販売した」という。

上記の内容が書かれていました。

もともと、九州では馴染みのなかった風習ですが、大手コンビニの影響で関西以外の
人も知ることとなり、食の流行には敏感な飲食業界が追随したって形になってるみたいです。

気になるのは
恵方巻きが急拡大した理由について、大手コンビニでは「料理が面倒な主婦にとっても、太巻きで食事を済ますことができる。手軽に楽しめるところが受け入れられたのでは」とみている。
ってところ。
確かにお店で買ってくれば安くて手軽。
でも、太巻きって作ってみたら意外と簡単だから自分で作るのはどうでしょう？

以前のエントリー「太巻きの作り方」http://dt125kazuo.blog22.fc2.com/blog-category-20.htmlで
簡単ですが太巻きの作り方を書きましたので、興味がある方は参考にしてね。

材料は1本分で　　　　硬めに炊いたご飯　　　　２００ｇ位
　　　　　　　　　　　全形海苔（寿司海苔）　　　　1枚
　　　　　　　　　　　寿司酢　　　　　　　　　　２０ｃｃ位
　　　　　　　　　　　具はお好みで何でも
　　　　　　　　　　　（卵焼き、かんぴょう、きゅうり、等から焼肉、レタス、
　　　　　　　　　　　　海鮮、山芋、漬物、ｅｔｃ・・・）

寿司酢がなければ酢５００ｃｃ、砂糖３００g、塩８０ｇを鍋にかけ、塩と砂糖が溶ける
まで火を入れます。溶けたら完成です。（昆布があれば１０センチ角を一緒に鍋に入れます）

酢飯の混ぜ方（切り方、酢飯は混ぜるじゃなく切るって言います）は大き目のボール
にご飯を入れ、寿司酢を満遍なく回しかけて、しゃもじを縦にして米を切るように混ぜます。大まかに混ぜたあとダマになっている部分を一つずつほぐして生きます。
混ぜ終わったら最低１５分、３０分ほど寿司酢をなじませます。
この時表面が乾かないように濡れ布巾か濡らしたキッチンペーパーをかけます。私の場合、風は当てません。
人肌くらいの状態で使います。
熱すぎると海苔がふやけちゃうし、冷え切っていると硬くておいしくありません。
もし酢飯が冷え切ったら、ラップをして軽くレンチンして使いましょうね。

やってみたら意外と簡単ですよ～

今年、平成１８年の恵方は南南東だそうです。
明日は南南東に向かって無言で太巻きを食べている人が何人いるんでしょうね？



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