文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鈴木宗男元議員、仮釈放へ 6日に・・・。

■鈴木宗男元議員、仮釈放へ 6日にも 2011.11.30 18:32「産経ニュース」 受託収賄やあっせん収賄など4つの罪で懲役2年、追徴金1100万円の実刑判決が確定し、服役中の新党大地代表、鈴木宗男元衆院議員が12月6日にも仮釈放されることが30日、分か…

「文春・新潮」ジャーナリズムに危機と終焉が迫っているのか??? 不発に終わった「橋下徹バッシング騒動」のお粗末は何を意味するのか ?

昨夜は、「月刊日本」副編集長の尾崎さんと、江藤淳論や橋下徹論など、「天下国家」(???)を語りながら終電近くまで痛飲。蕨の焼き鳥屋で。ところで、「月刊日本」編集長の坪内隆彦さんの「お見舞い」は冗談ではなかった。岐阜の実家の階段で転落、骨折。明日…

メルマガ「週刊・山崎行太郎」64号を配信しました。内容は、今号から連載開始した「政治評論家・江藤淳とその時代(1)」などです。

(続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから、http://www.mag2.com/m/0001151310.html ) ・

マスコミ中心主義時代の終焉。橋下陣営の大勝利に終わった大阪市長、府知事選挙の結果は政界や官界だけでなく、マスコミ界にも大激震を起こしそうな気配である。いよいよマスコミの終焉が近づいているということか???

橋下氏の個人情報が週刊誌などで暴露されるなど、異常に過熱していた大阪市長、府知事選挙において、橋下陣営の大勝利で終わったらしい選挙関連情報の実況報道を、昨日、NHKをはじめとした各テレビ局が、一斉に黙殺したらしい。今後の日本の政治や、新党…

「月刊日本」編集長・坪内隆彦『維新と興亜に駆けた日本人』(展転社)を読む。本書は、『アジア英雄伝』に続く「反植民地・アジア独立論」の第二弾である。我々が忘れさせられたホンモノの思想家、革命家たちが、ここにいる。本書は、最近、珍しい危険な書、つまり革命的熱情を喚起する書である。

★アマゾンはコチラ★ 僕は、自分の優柔不断な、市民主義的な不甲斐なさを顧みもせず、いたずらに歴史に残る英雄豪傑を賛美し、その破天荒な生き方に酔い痴れるのは好きではない。昨日も「憂国忌」に出席してきたが、その種の話が少なくなかった。三島由紀夫や…

江藤淳と三島由紀夫、そして小林秀雄の闘い。この思想的・文学的闘いこそ本物であった。しかし三島の哀しみを内在化することも出来ず、ただその死を偶像化するだけだった保守・右翼論壇は、いつのまにか空洞化し、形骸化して行く運命にあった。

三島由紀夫が自決した日が、また、今年もやって来た。11・25。この日には、日本人なら、それぞれ忘れられない深い思い出があるだろう。僕も例外ではない。しかし僕は、もうすでに『小説三島由紀夫事件』などで書いたり、語ったりしたので、これ以上、語る気…

「政治評論家・江藤淳とその時代」を、メルマガ「週刊・山崎行太郎」に連載して行きます。メルマガ購読をよろしくお願いします。

(メルマガ登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html ) 江藤淳と吉本隆明の対談集を読んでいるうちに、無性に 江藤淳について書きたくなった。いや、今こそ江藤淳について書かなければならないと思うようになってきた。生前の江藤淳は保守・右…

今、何故、「江藤淳と吉本隆明」なのか?

朝日カルチャーセンター「小説教室」の前に、時間があったので立川駅ビルの8階にある本屋に立ち寄ったら、江藤淳と吉本隆明の対談集『文学と非文学の倫理』が出ている。しかもその脇に、吉本隆明の『情況への発言』の新装板が並んでいる。どうしたのだろう…

「小沢側近」の政治評論家・平野貞夫先生(日本一新の会)が、小生の論文「小沢裁判は現代のドリュフス裁判だ」(「月刊日本」11月号)を、ブログとメルマガで紹介してくださいました。

「日本一新運動」の原点(80)── 小沢・TPP問題にみる日本国家の危機 10月27日(木)から29日(土)までの3日間、我が故郷高知に帰省していた。28日(金)に、民主党四国ブロック地方自治体議員フォーラムが、足摺岬の〝足摺テルメ〟で開かれる…

メルマガ「週刊・山崎行太郎」63号を配信しました。内容は、「TPP」問題、「内田樹批判」「暴力論」などです。購読者で、届かない方は、マグマグ宛か小生宛に連絡ください。

(続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから、http://www.mag2.com/m/0001151310.html ) ・

佐藤優氏の「TPP擁護論」を読む。ネットやブログはTPP批判一色で、至る所に「TPP亡国論」的言説が溢れている。こういう全員一致のファシズム的言説こそ危険なのではないか。

今、尊敬出来る数少ない思想家の一人である佐藤優氏が、TPP擁護論を展開していることは知っていたが、ネットでも読めるかたちで、つまり「佐藤優の眼光紙背」で、TPP擁護論を詳しく展開しているので、読んで見ることにする。僕は、脱原発の言説ももそうだっ…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」勉強会は、今週の土曜日(11/19)、午後6時から・・・。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。毎月、【第三土曜日、午後6時ー8時】に変更になりました。予定表の変更をお願いします。今月は11月19日、第三土曜日、午後6時から・・・です。http://news.livedoor.com/lite/article_detail/6029235/「江古田哲学研究会」も一年がたちました。さらに強力な研究会にしようと思っています。協力、よろしくお願

■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」(居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三土曜日、午後6時から午後8時。 (※日程、時間が変更になりました。) ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当…

暴力とナショナリズム、あるいは暴力団と国家について。

一昨日(11/12、土曜日)、新宿曙橋の某所で、友人の「月刊日本」副編集長の尾崎さんや「集英社インターナショナル」の佐藤さん等が始めた「ばいぶん社」というグループが主催する第一回シンポジウム「暴力とナショナリズム」があったので、聞きに行ってきた。…

「中央公論」の特集「文学なんて要らない!?」の内田樹「地球最後の日に読んでも面白いのが文学」の「愚劣さ」について語ろうではないか。

「中央公論」11月号が、突然、どういう思いつきかしれないが、「文学なんて要らない!?」という特集を組んでいるので、ちょっと立ち読みしてみたら、内田樹、河野多恵子、野崎歓等がそれぞれの立場から「文学の停滞」について書いているのだが、その中身があ…

日野日出志とジャック・ラカン。ー「赤い花」は、何故、赤いのか?

昨日(2011,11,11)、「日本文藝史」という授業の後、僕の講義を熱心に聴いてくれる学生の一人で、映画理論を専攻している学生と、学食で一時間ぐらい話し込んだ。学生が相手とはいえ、もっぱら僕が聞き役で、僕が質問を連発するという関係である。僕が授業で…

TPPに暴走する野田はCIAの代理人だったのか???まさかとは思うが、野田の暴走と迷走を見ていると、野田がCIAの代理人だったことを証明しているように見える。

残念なことだが、戦後日本の政権中枢にいる人間で、CIAの代理人でなかった政治家を探すのは困難である。吉田茂、岸信介から中曽根康弘、小泉純一郎に至るまで、米軍隊に占領された被占領国の常として、何らかの形でCIAの代理人たらざるを得なかったこ…

TPP騒動で野田政権は崩壊するかも……。TPP騒動は政界再編の原動力になりつつある。今や「TPP問題」は単なる自由貿易問題でも農業保護問題でもなく、野田政権の土台を揺さぶる政治問題化している。ここまで問題を深刻化させた元凶は政治音痴の仙谷と前原である。

今やTPPをめぐる一連の騒動は、反対か賛成かとはかかわりなく、野田政権の土台をも揺るがしかねない「政治問題」化しつつあるが、その元凶は、TPP参加へ向けて暴走する野田政権の指揮をとっていると思われる仙谷由人の「政治音痴」にあるように思われ…

赤軍派元議長・塩見孝也氏との対話。マルクス・レーニン主義からスターリン・毛沢東主義へ。第一次赤軍派がマルクス・レーニン主義に徹していたのに、森恒夫等の第二次赤軍派「連合赤軍」はスターリン主義、毛沢東主義への傾斜があった。そこに「連合赤軍」の誤りがあった、と塩見さんは言う。

先日、雑誌『撃論』の企画する対談で、赤軍派議長として知られる塩見孝也さんに会い、いろいろ話を伺ってきた。塩見さんとの対談だがら当然、話は、連合赤軍や革命思想、ということになる。塩見さんは、獄中18年を経て、現役復帰したにもかかわらず、依然と…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」勉強会は、毎月、土曜日(11/19)、午後6時から・・・に変更になりました。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。毎月、【第三土曜日、午後6時ー8時】となります。予定表の変更をお願いします。今月は11月19日、第三土曜日、午後6時から・・・です。「江古田哲学研究会」も一年がたちました。さらに強力な研究会にしようと思っています。協力、よろしくお願いします。(山崎行太郎)

■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」(居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三土曜日、午後6時から午後8時。 (※日程、時間が変更になりました。) ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当…

有料メールマガジン「週刊・山崎行太郎」を配信しました。内容は、「塩見孝也対談について」「フクシマ原発報道について」「TPP論議と野田植民地政権」などです。

TPP参加に積極的な仙谷由人と前原誠司が、「反対派議員の切り崩し宣言」と思われるような、次のようなことを言い始めているらしい。ここまでくれば、賛成か反対かというTPP論議がどうとかいう問題ではなく、国民目線を失った植民地政権そのものの思想的堕落…

「TPPは日本と韓国を長期的に潰す為に行う」という米国公電をウィキリークスが暴露。菅直人に続いて野田佳彦等、民主党の「反小沢グループ」は、何処まで暴走するのか。「在日米軍など太平洋の海に叩き込め!!!!」と元赤軍派議長・塩見孝也は言ったが、まったく同感である。

僕は、これまで、TPPにもTPP論議、TPP論争・・・その他、TPPに関する議論や論争にはあまり興味がなかった。何故かと言えば、それが、菅直人が政権延命のためとしか思われない形で打ち上げて以来、最初からTPP参加が実現することになるとは思…

保守論壇改造論、あるいは僕の「脱保守思想宣言」。「保守思想」とか「保守主義」というものは存在しない。過激な保守的人間と過激な保守的思考があるだけだ。中島岳志よ、恥ずかしげもなく保守思想とやらを語るなよ。お前が保守だとは誰も思っていない。

稲田朋美と三原じゅん子が、「夕刊フジ」か「日刊ゲンダイ」のどちらかで対談しているのを読んだが、そこで、「野田総理は保守ではない」と批判しているのを読んで、おお、いまやこういう連中まで「保守派」を気取り、「あいつは保守ではない」とか「あいつ…