文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

竹中平蔵チームは、全員、金太郎飴? 全員一致の言説ファシズム軍団か?

岸博幸氏は、竹中平蔵氏が「郵政民営化」担当大臣の頃、大臣秘書官として竹中平蔵氏に仕え、「小泉・竹中構造改革」を実戦部隊として支えた元通産官僚であるが、その後、官界を去り、竹中平蔵氏の紹介と推薦かどうか知らないが、竹中平蔵氏が所長を勤める慶…

竹中平蔵の「ポリシーウォッチ」をウォッチせよ。

■ポリシーウォッチ http://policywatch.jp/hottopic/20090126/782/ ■ダイヤモンド・ポリシーウォッチ http://diamond.jp/feature/takenaka_sp02/ 竹中平蔵氏らのような「構造改革派」、「郵政民営化派」の現在の活動拠点の一つは、ネットやブログ等の情報宣…

稀代の詐欺師・竹中平蔵の説く『郵政民営化』のトンデモ経済学に異議あり!!!

僕が「文藝時評」を連載している保守・右派系のオピニオン雑誌「月刊日本」の来月号で、「郵政民営化見直し」と「かんぽの宿疑惑」に関する論考を書くことになったが、そこで僕は、論考のタイトルを、「稀代の詐欺師・竹中平蔵の説く『郵政民営化』のトンデ…

竹中平蔵は、何故、「かんぽの宿」疑惑追及を恐れるのか?

小泉純一郎首相とともに「小泉構造改革」を主導し、日本経済を奈落の底に突き落とすことになった前経団連会長で、トヨタ元社長・会長の奥田碩氏の関連で、まず最初に僕が思い出すのは、トヨタによる「ミサワホーム」乗っ取り事件であるが、小泉政権時代に起…

“小泉節”意外に不評…小泉純一郎こそ「厄病神」だ。

本社・FNN合同世論調査 “小泉節”意外に不評 2月24日8時2分配信 産経新聞 小泉元首相の一連の発言について(写真:産経新聞) 国民的人気を誇り、言動が注目を集めてきた自民党の小泉純一郎元首相だが、神通力にかげりが出てきたことが浮き彫りになった。…

モスクワの奥田碩氏の映像は、何故、消えているのか?

小泉純一郎元総理が、モスクワで、「定額給付金の衆議院採決には欠席する…」と、「郵政民営化見直し」と「かんぽの宿」疑惑追及をはじめた麻生政権を恫喝するかのような「造反記者会見」をした時、小泉氏をサポートするとでもいうかのように、小泉氏の両脇に…

誰が中川・バチカン情報を垂れ流しているのか?

昨年、小沢民主党党首と福田自民党総裁の大連立密談が発覚し、大連立構想そのものが雲散霧消してしまった事件があったが、あの時、不可解だったことは、大連立密談発覚後に、大連立密談の仕掛け人と思しき人物の関係者周辺から、一方的に大量の「タメにする……

「四分社化」は「かんぽの宿」の「赤字・不良債権」偽装工作が目的だった???

麻生太郎首相が、日本国民の多くは「郵政民営化」は分かっていたかもしれないが、郵便事業を「郵便、郵貯、保険、窓口サービス」へ分割する「四分社化」については、その意味をほとんど理解しておらず、その目的も知らなかったのではないか、と発言して大方…

「中川大臣辞任劇」は読売と日テレの「美女記者」たちによって仕組まれていた???

世界的金融危機への対応策を話し合う「G7」に出席した中川財務相の「酩酊記者会見」事件だが、この事件は、日本のマスコミだけでなく、世界中のマスコミまでが追いかける世界的な政治スキャンダルとなったわけだが、ついに、と言うべきか、当然のことと言…

小泉・竹中一派の「麻生内閣批判」は薮蛇だろう?

「郵政民営化見直し」を堂々と公言しはじめた麻生太郎首相、及び麻生内閣への小泉・竹中一派の面々による様々な方法での批判、攻撃が、自分たちが絶体絶命の政治的ピンチに追い込まれつつあるのを実感しているらしく、日増しに激化しているようだが、おそら…

「ラフレさいたま」の正規職員数はたった5人だった…。

「かんぽの宿」一括譲渡問題に関連して、保坂代議士等が現地視察したということで、突然、注目を浴びたのが「さいたま新都心」にある豪華ホテル施設「ラフレさいたま」であるが、そもそも「ラフレさいたま」は「かんぽの宿」ではなく、「簡易保険総合健康増…

「日本郵政」社員への社長通達か? 「日本郵政グループ各社役員・社員のみなさまへ」

「日本郵政株式会社」内外の関係者へ、以下のような通達が配信されたようである。この文書にどういう意図が隠されているのかはともかくとして、参考資料として全文引用しておこう。 「日本郵政グループ各社役員・社員のみなさまへ平成21年2月16日 日本…

「かんぽの宿」は「赤字=不良債権」だった、という竹中平蔵等の政治的情報工作の裏を暴き出せ。

オリックス不動産への「かんぽの宿」入札譲渡にまつわる騒動の大きな根拠になっているのは、竹中平蔵等が強調する「かんぽの宿」は「赤字=不良債権」だったという認識だろうが、はたして本当に、「かんぽの宿」は赤字であり不良債権だったのだろうか、とい…

元郵政官僚・稲村公望の宣戦布告。

昨日の記事の続きであるが、元郵政官僚・稲村公望氏は、「日本郵政公社」の人事広報担当常務理事だったが、いわゆる「小泉改革の本丸」と言われた「郵政民営化」に反対し、具体的に言えば、「公社社員を民営化準備室に出向させろ」という指示が来た時、人事…

わが友・稲村公望と「かんぽの宿」スキャンダル

僕とは同郷(鹿児島)出身で、同級生の稲村公望氏(いなむら・こうぼう)は、「元郵政官僚」だが、今週発売の「サンデー毎日」に写真入で登場し、「かんぽの宿」スキャンダルに関して取材を受けて、「元大物郵政官僚が実名告発」というサブタイトルの下に、「『…

小泉純一郎は「裸の王様」である。恐れることはない。

小泉純一郎氏が、「郵政民営化見直し」を公言し始めた麻生政権や麻生太郎首相個人に向かって、突然、「それを言っちゃ、おしまいよ…」「怒るよりも笑っちゃう…」と、倒閣宣言ともとれるような激しい麻生内閣批判をはじめ、それに対してテレビを中心にするマ…

今こそ小泉・竹中・宮内一派を政治的に抹殺せよ。

小泉純一郎元首相が、鳩山邦夫総務相に「かんぽの宿疑惑」追求をやらせる一方で、「郵政民営化」見直し発言を続け、さらに森元首相らの支持を背景に、小泉・竹中改革の骨抜きを画策し始めた麻生太郎首相を、小泉チルドレンを集めて、厳しく批判・罵倒し、麻…

「政府紙幣」と「デフレギャップ」

経済や政策に疎く、もっぱら特定の自民党派閥に雇われた提灯持ち役が職業で、要するに特定の政治家の情報操作や情報工作のパシリ役で、つまり三宅久之、その他の「主人持ち」の政治評論家や政治ジャーナリストのことだが、そういう電波芸者もどきの政治評論…

「政府紙幣」論の元祖・丹羽春喜教授テレビ出演の動画

10数年も前から「政府紙幣を発行せよ」と言い続けて来た丹羽春喜教授が、関西ローカル、やしきたかじんの「そこまで言って委員会」に出演し、そこで「政府紙幣発行論」の元祖として自説を展開したようであるが、むろん、構造改革のお先棒を担いできたテレビ…

高橋洋一こそ「郵政民営化」の実行犯だった?

高橋洋一という人物を調べていくと、なかなか面白い情報や記事がゾロゾロと出てくるところを見ると、この人物が、その業界ではなかなかの人物らしく、いわゆる「小泉・竹中構造改革」の実行部隊長格だったことが、自然に浮かび上がってくるが、そんなことは…

高橋洋一は竹中平蔵大臣の補佐官だった?

今日、たまたま昼ごろのテレビを見ていると、政府紙幣の話が出きて、その方面の論客として高橋洋一氏が録画ビデオで登場していたが、その画面の解説に、高橋氏は「小泉・竹中改革」とも言われる構造改革をその知恵袋として強力に推進した竹中平蔵大臣の「補…

政府紙幣か無利子国債か・・・・。

ここ十数年の日本政治の悲劇の根源は、思想性の脆弱化、思考力の弱体化、つまり単純素朴な図式的、二元論的思考にあることは明らかだが、それは具体的に言えば、政治家たちが、学者や文化人の半可通の思いつきの議論に、安易に洗脳され、気軽に付和雷同する…

丹羽教授が高橋洋一「政府紙幣発行論」のデタラメを批判。

「政府紙幣発行」による「造幣益」で不況克服と経済成長を目指せ、という斬新な処方箋を十年ぐらい前から主張し続けている丹羽春喜氏が、最近、その裏にどういう政治的意図や謀略があるのどうか知らないが、三宅久之という自民党の御用評論家や榊原英資等と…

政府紙幣と日銀券はどう違うのか?

テレビや雑誌などで、最近、急速に「政府紙幣」論議なるものが盛り上がっているようだが、おそらくこれは、いつも口から出任せの経済論議でお茶を濁している「お茶の間」の経済学者やエコノミストと称する連中が、アメリカ発の決定的な金融不況と経済不況の…

「政府貨幣発行特権」(seigniorageセニアーリッジ権限)とは何か。

わが国の現在の経済不況の真の原因は何処にあるのだろうか。構造改革の不徹底でも規制緩和の不徹底でもなく、消費意欲の減退による需要不足にあることは明らかだが、もしそうだとすると、何らかの政策を実施して、需要回復に勤めればいいわけだが、借金は増…

丹羽教授の「政府貨幣発行論」について。

「緊縮財政」政策を金科玉条とする小泉政権時代から、一貫してそれを批判し、「政府貨幣(紙幣)発行特権」について語り続け、それをもとに政府財源を創出し、積極的なケインズ的財政出動を行うべきだと主張してきたのが丹羽春喜博士であることは、経済政策論…