文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

亀井救国内閣は実現するか ?

新幹線で宇都宮へ。今日もドストエフスキーを読みつづける。ところで亀井救国内閣が実現しそうな雲行きになって来たことは喜ばしい。「菅降ろし」だけに夢中になっていると政局が見えなくなるらしい。今や「菅降ろし」は、仙谷一派の生き残り戦略の意味しか…

菅直人首相の「内閣改造」が意味するもの。

菅直人首相が小規模ながら内閣改造を断行した。細野豪志が原発事故担当大臣に昇格し、蓮舫が降格された。この内閣改造を進言し、c 果たしたのは、言うまでもなく、亀井静香だ。しかも亀井は副総理の打診を断り、総理補佐官にとどまった。さすが亀井静香であ…

今、新幹線で長野へ向ってます。

今、例の「林芙美子研究旅行」で、山下先生、清水先生等と長野、上林温泉へ向っている。軽井沢にさしかかると急に霧が深くなる。軽井沢からはもう長野県だ。空気も街の雰囲気も澄んでいるように感じる。長野県は、軽井沢ぐらいまでしか行ったことがなく、こ…

信州ロマンチシズムは不滅です。山本秀麿氏宅から上林温泉・塵表閣へ。

■塵表閣の格調高い玄関。門の左側、植木鉢の近くに、19歳で学生結婚し、東京から山奥の温泉旅館に嫁いできた女将「美知子」さんと、ご主人との思い出が埋め込まれている。ご主人は4、5年前に亡くなったということである。 ■塵表閣前の道路。この奥に地獄谷・…

小生の政治論文「存在論的政治家論」(「選挙を恐れる輩に政治家の資格なし」)が、「月刊日本」七月号に、巻頭論文として掲載されています。是非、御一読を。

今、宇都宮行き新幹線。今日も、一日中、ドストエフスキーを読む。ところで、昨日発売の「月刊日本」七月号に、巻頭論文として小生の「存在論的政治家論」(「選挙を恐れる輩に政治家の資格なし」)が掲載されています。是非、「月刊日本」の御一読を。今、読…

民主党執行部は何を目指しているのか?

それにしても面白い展開になって来たものだ。これまで、菅首相を支えていたはずの民主党執行部とやらの面々が、謀議を凝らしているらしいが、いっこうに埒があかず、菅降ろしに悪戦苦闘しているらしいから面白い。仙谷由人等は、菅直人首相を引き摺り下ろし…

亀井静香よ、今こそ詐欺師・仙谷由人との政治家としての格の違いを見せつける時だ。

政権交代と言う大事業に、自分では何一つ貢献していないくせに、騙しと裏切りで政権交代後の政権中枢に潜り込み、政権を私物化した上に、菅直人が危ないとみると、今度は政治的能力も政治的人徳もゼロくせに自民党との大連立を画策、フィクサー気取りで動き…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第9回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今月は、本日、いつものように第3金曜日(6/17)、午後7時より開催します。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」 (居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三金曜日、午後七時から午後九時。 ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当分のテ−マは、「柄谷行人の『世界…

菅直人首相が内閣改造を決断か。

四面楚歌の菅直人首相が、国民新党の亀井静香と会談、亀井の進言を受け容れて、来週中の内閣改造を決断したもようだ。おそらく仙谷由人の動きを封じ込める「仙谷対策シフト」の構築を狙っていると思われる。(続く) (続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』…

仙谷由人は、菅直人を「生け贄」にして自民党と大連立を組み、自分たちだけが生き延びようとしている。

菅直人首相を早期退陣に追い込み、それをお土産に自民党と大連立を組み、現執行部だけはそのまま生き延びようという、仙谷由人の悪足掻きが止まらないようだが、果たして、そいうなりふり構わぬ謀略戦が成功するものかどうか、いい見ものである。まさに私利…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第9回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今月は、いつものように第3金曜日(6/17)、午後7時より開催します。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」 (居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三金曜日、午後七時から午後九時。 ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当分のテ−マは、「柄谷行人の『世界…

サンデルの政治哲学に哲学はあるか?

最近、政治哲学というものが流行っているらしいが、その流行に貢献しているものの一人が、テレビでもお馴染みのサンデル、ハーバード大学教授であることは、誰も否定しないであろう。書店の店頭には、サンデル本とも言うべき本が無数に並んでいるし、テレビ…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第9回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今月は、いつものように第3金曜日(6/17)、午後7時より開催します。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

■場所、西武池袋線江古田駅北口1分の「江古田樽平ロフト」 (居酒屋「樽平」二階)。 http://www.geocities.jp/ekoda_taruhei/top.htm ■毎月第三金曜日、午後七時から午後九時。 ■会費1000円(ワンドリンク付き)。 ■当分のテ−マは、「柄谷行人の『世界…

野田佳彦は詐欺師集団・仙谷一派の「噛ませ犬」に過ぎない 。

菅直人首相の退陣が決定的となるや、前原誠司や枝野幸男等の名前が、ポスト菅の有力な候補者としてマスコミや官邸周辺で取り沙汰されたが、詐欺師・仙谷由人のあまりにも露骨な「裏工作」と「延命工作」の実態が明らかになるに従って、急速に萎んでいったわ…

詐欺師・仙谷由人が画策していた「大連立工作」が、大失敗ということらしい。当然である。

ついに菅直人首相の寝首までかこうとした詐欺師・仙谷由人が、ここは俺の出番とばかりに、意気揚々と画策していた「大連立工作」が、誰にも相手にされず、早くも大失敗ということらしい。当然である。誰が、こんな落ちぶれた詐欺師の言うことを信用するか。…

仙谷由人等、菅内閣一派が生き残りを賭けて画策する「大連立」が早くも暗礁へ。菅内閣のA級戦犯どもの顔を並べたら、潰れるもは当然だろうが。

今日は新幹線で宇都宮へ。一日中、ドストエフスキーを読む。特に、先週から読み始めた「カラマーゾフの兄弟」の前半の山場、「大審問官」の部分が面白い。大審問官物語は、カラマーゾフの兄弟の中の次男で、過激な無神論者のイワンが創作した叙事詩で、イワ…

仙谷が東北被災地でドンチャン騒ぎ。

某週刊誌によると、今、菅直人首相の「偽装退陣」という猿芝居の謀略陰謀が暴露され、政治生命さえ危なくなっているはずなのに、懲りもせずに、今度は自民党との大連立という第二の猿芝居にうつつを抜かしているらしい仙谷が、被災地で、大酒を呑み、なんと…

「小沢・鳩山抜き大連立」もまた陰謀・謀略政治である。成功するはずがないし、長続きするはずがない。

菅直人の「偽装退陣」工作と言う前代未聞のダーティな陰謀・謀略による「騙しの政治」が、世界中が見守る中で公然と行われたわけだが、さすがに多くの国民の顰蹙をかい、菅直人続投どころか、むしろ逆に「菅直人早期退陣」が確実になった今、またまたその謀…

現代日本の政治家に政治哲学なし。政治哲学(「百術は一誠に如かず」)を持ち、政治哲学を語る唯一の政治家・小沢一郎の時代が続くのは当然だろう。

今回の内閣不信任決議騒動は、多くの政治家たちのみみっちくも、哀れな三流政治家の実態を暴露するという形で終わりそうな気配だが、この騒動でもやはり、政治評論家や政治ジャーナリストなど、自称専門家たちの大方の予想を裏切るかのように、衰えることな…

日本保守主義研究会からのお知らせ。

■【定例研究会のお知らせ】 日本保守主義研究会では、会員の行っている専門的な研究を発表する場として、年に1回研究大会と、毎月開催の定例研究会を行っています。定例研究会は各会員の専門分野を生かしつつ、多様な分野の会員に対し発表する学際的な研究…

日本保守主義研究会からのお知らせ。

■【定例研究会のお知らせ】 日本保守主義研究会では、会員の行っている専門的な研究を発表する場として、年に1回研究大会と、毎月開催の定例研究会を行っています。定例研究会は各会員の専門分野を生かしつつ、多様な分野の会員に対し発表する学際的な研究…

菅直人は勝ったのか、負けたのか?小沢一郎は勝ったのか、負けたのか?鳩山由紀夫は騙されたのか、騙したのか?原口一博は裏切ったのか、裏切られたのか?菅は、予想通り「辞めるつもりはない」と言っているらしいが、いずれにしろ、菅が逃げ切れるとは思えない。

今回の政変劇で得をしたのは菅直人ではない。菅直人こそ最大の敗者かもしれない。「一応のメドがつけば退陣する」と言ったはずだったが、早速、菅直人と菅内閣執行部は、「すぐ退陣するとは言っていない」「当分、退陣しない」と居直りを宣言したらしいが、…

鳩山由紀夫と原口一博はまた「腰砕け」か。

鳩山由紀夫がまた菅直人に騙されたみたいだが、予想通り原口一博も、簡単にエサに釣られた(若い世代への禅譲約束?)らしく、右往左往したあげく、内閣不信任決議案に賛成から反対に転向、今度は菅内閣支持だそうで、原口一博もまた、頼りにならないカメレオ…

内閣不信任案が可決か?小沢グループ会合に77人出席。鳩山由紀夫も賛成へ。樽床伸二は寝返ったらしい。

自民党による内閣不信任法案が提出され、小沢一郎グループだけではなく、鳩山由紀夫も賛成を表明し、いよいよ可決される可能性が高まってきたわけだが、可決されるにしろ否決されるにしろ、こういう時こそ、政治家の資質と能力が否応もなく天下に曝け出され…

菅執行部の命運は尽きている。「解散総選挙」の脅迫におびえる民主党議員等にも明日はない。

国民の菅直人とその取り巻き連中に対する怨嗟は深い。どう悪足掻きしたにしても菅執行部の命運は尽きているが、その菅執行部の解散総選挙の脅迫におびえて、身動きの取れない新人議員を中心とする民主党議員たちの命運も、すでに尽きている。選挙がいつにな…

「山崎行太郎の『はじめての小説教室』」入会案内。

朝日カルチャーセンター(立川教室)で、「はじめての小説創作塾」を開講しています。関心のある方は、以下をお読みの上、朝日カルチャーセンター事務局(042-527-6511) までお問い合わせください。 ≪読むこと≫から≪書くこと≫へ 小説を書くためには、まずすぐれ…