文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

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■■■■■■■■■■■■■■■■■■=======メルマガ======私が、ここに( ⬆ )書く記事は、たえず加筆修正を繰り返しているため、最終稿ではありません。最終稿は、山崎行太郎ブログ( http://yamazakikoutarou.hateblo.jp)か、『思想家・山崎行太郎のすべて』が…

今、新宿住友ビルの近くのスターバックスにいます。

今、新宿住友ビルの近くのスターバックスにいます。これから、若い友人の結婚式に出ます。楽しみです。

1)プラトンとデカルトとマルクスの接点。あるいは存在論的思考とは何か?「月刊日本」に連載中の「マルクスとエンゲルス」も40回を超えた。今月は小林秀雄によるプラトン、デカルト、マルクスの読み方について書いてみたい。私は高校時代に小林秀雄を読み始めたが今も読んでいる。飽きない。何故か?

ID:366eok 1)プラトンとデカルトとマルクスの接点。あるいは存在論的思考とは何か?「月刊日本」に連載中の「マルクスとエンゲルス」も40回を超えた。今月は小林秀雄によるプラトン、デカルト、マルクスの読み方について書いてみたい。私は高校時代に小林秀雄…

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山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)です。

ID:366eok 山崎行太郎(哲学者、文芸評論家)です。 http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/

先日、武蔵浦和駅前の書店で、立ち読みをしていると面白い本を見つけた。小谷野敦の『司馬遼太郎で読む幕末・維新』。司馬絶讃本かと思ったが、よく読むと違った。例によって司馬の人物評価は極端だ。小谷野は、それを批判。たとえば井伊直弼。司馬に学識があったのか?と司馬の人物評価に疑問符を!

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小生は、これまで、八幡和郎さんとは政治的発言での差異と対立が鮮明で、毛嫌いして来ました。しかし、大相撲論と西郷論の過激な評論で、すっかり「八幡和郎ファン」になりました。一度、横浜の某所で、酒席を共にしたこともありますが、その時は、隣に座っていたにもかかわらず、ほとんど話らしい話もしていません。こんど、会う機会があれば、ゆっくり、話してみたいと思っているところです。鹿児島の人たちにも、八幡和郎さんの西郷論と島津斉彬論、久光論・・・を、一度、話を聞いて欲しいと思います。鹿児島の復権=復活は、そこからしかありえ

(続く) … ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 続きは、『思想家・山崎行太郎のすべて』が分かる!!!有料メールマガジン『週刊・山崎行太郎』(月500円)でお読みください。登録はコチラから→http://www.mag2.com/m/0001151310.html ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 小生の近著(8/3)…

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「大年増の厚化粧」の政治哲学ー石原慎太郎の発言と予測は正しかった。

小池百合子の政治的厚化粧の化けの皮が剥がされるのに時間はかからなかった。「大年増の厚化粧」だったか「厚化粧の大年増」だったかよくおぼえていないが、都知事選の最中に、石原慎太郎が、小池百合子を揶揄して放ったこの言葉は、当時はご婦人たちを中心…

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一昨日、12/1、日大芸術学部で講義。講義終了後、江古田の某居酒屋で、例の芸術思想研究会「金曜会」。

ビール、ホッピー、日本酒を飲みながら真剣且つ過激な議論を展開。金曜会のメンバー清水正(日芸教授)、漫画家・日野日出志(大阪芸大教授)、下原敏彦(日芸講師)さん等。途中から日芸助手の高橋由依さんも。山下聖美教授は欠席でしたが、話題は日野日出志の傑…

塩見孝也さん(左)と私。

塩見孝也さん(左)と私。 10年ぐらい前に、某雑誌の企画で、元赤軍派議長の塩見孝也さんと対談したことがある。私の希望で対談したのである。対談原稿は、新刊の拙著『ネット右翼亡国論』(https://www.amazon.co.jp/dp/4802130627/ref=sr_1_10?s=books&ie=UTF…

革命的国家論=ルソーとヘーゲル(1)。

若きヘーゲルはルソーの信奉者だった。言うならば、ルソーは、フランス革命に多大の影響を与えた政治哲学者であったが、そのルソーの政治哲学(共和政論)とフランス革命という歴史的大事件に深い影響を受けて、哲学的思索を開始したのがヘーゲルだったと言え…

大道寺将司、懐かしい名前です。

私は、政治思想的には、保守反動を名乗りながら、昔か大道寺将司、懐かしい名前です。私は、政治思想的には、保守反動を名乗りながら、昔から、左翼過激派の革命家たちが好きだった。『ネット右翼亡国論』にも収録したが、赤軍派の指導者で議長だった塩見孝…

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大道寺将司、懐かしい名前です。私は、政治思想的には、保守反動を名乗りながら、昔か大道寺将司、懐かしい名前です。私は、政治思想的には、保守反動を名乗りながら、昔から、左翼過激派の革命家たちが好きだった。『ネット右翼亡国論』にも収録したが、赤…

小池百合子」を批判・罵倒する人々へ、告ぐ。

「闘う君の歌を、闘わない奴等が嘲笑うだろう」(中島みゆき)という歌を知っているか。小池百合子を批判・罵倒する人々の多くは、「闘わない奴等」でしかない。要するに、自分は何もしない、何もできない野次馬でしかない。野次馬とは、闘いの前、あるいは闘…

序論ー安倍政権は「ネット右翼政権」である。

『ネット右翼亡国論』 ■序文ー「ネットA」と「ネット右翼B」 「ネツト右翼」という言葉がある。現代日本の政治や文化、思想、学問・・・を象徴する言葉の一つである。しかし、この「ネツト右翼」という言葉は、今では、「ヘイトスピーチ」や「偏狭的ナショナ…

『ネット右翼亡国論ー桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点ー』

『ネット右翼亡国論ー桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点ー』■桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点 私が、安田浩一の『ネットと愛国』を立ち読みして、桜井誠に興味を持ちはじめた頃は、同時に、私は、哲学者で東大教授だった廣松渉の思想遍歴にも興味を持ち始めた頃だ…

廣松渉と桜井誠2

広松渉と桜井誠。 広松渉と桜井誠、この二人に共通点が何かあるだろうか。おそらくない。 広松渉は東大教授であり、マルクス主義研究で、世界的にも高く評価されている「哲学者」だ。学問的業績は数え切れない。著書も、『マルクス主義の成立過程』や『マル…

ドストエフスキーと清水正。未亡人プリへーリャの「踏み越え」

父称を逆転しただけである。プリへーリャは彼のことを「いい方」と言っている。両者に秘められたこの符号から、プリへーリャとアファナーシイの性的関係を読みとれば、『罪と罰』一編は全く新しい世界を再構築することになる。>>(清水正『清水正・ドストエフ…

『ネット右翼亡国論ー桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点ー』

私が、安田浩一の『ネットと愛国』を立ち読みして、桜井誠に興味を持ちはじめた頃は、同時に、私は、哲学者で東大教授だった廣松渉の思想遍歴にも興味を持ち始めた頃だった。私は、その頃、佐藤優との対談予定があり、そのための資料として、佐藤優の『廣松…

ドストエフスキー《引用》

シャートフの発言。《民衆を持たぬ者は、神を持つことがない!自国の民衆を理解することをやめて、民衆との結びつきを失った者は、即座に、それに応じて、国民的な信仰を失うし、無神論者になるか、無関心派になるしかない。》(『悪霊』) 《いかなる国民も…

ハイデガー

ヴイトゲンシュタインのハイデッガー論 《私はハイデガーが存在と不安について考えていることを、十分に考えることができる。人間には、言語の限界へ向かって突進しようという衝動がある。たとえば、何かが存在するという驚きを考えてみるがいい。この驚きは…

廣松渉と桜井誠ー「ネット右翼亡国論」

■廣松渉と桜井誠の共通性と差異性 廣松渉といえば、東大大学院を経て学者となり、高名なマルクス主義哲学者になり、東大教授まで上り詰めた人である。『マルクス主義の成立過程』や『世界の共同主観的構造』『存在と意味』など、その著作は膨大なものであり…

カンサンジュン=

姜尚中(カン・サンジュン)の『在日』 《そうだ、もうひとりの自分、「姜尚中」になるのだ。そう思ったとき、わたしは「永野鉄男」を捨てて「姜尚中」を名乗ることにしたのである。 「自分探し」の果てに今まで抑圧してきたものを一挙に払いのけ、新しくよ…

へーゲルの「世界史的個人」

《だから、また世界史的個人は、生真面目にこれにするか,あれにするかと,いろいろ思案したりなどしない。何者ものをも顧みずに、一路その目的に突進する。そのためにまた、他の大事な、時によると神聖なことにまで軽々に取扱うというような場合もある。この…

つかこうへい『娘に語る祖国』より。

≪パパのペンネームは、つかこうへいです。 本名は金峰雄(キムボンウン)と言います。 昭和二十三年四月二十四日に、金泰烈(キムテイヨル)、黄命妊(ファンニョイイン)の次男として福岡県嘉穂郡嘉穂町牛隈で生まれ出た、韓国人です。 ≫(23)≪また、昔差別された…

安倍晋三と麻生太郎

安倍晋三と麻生太郎ー「ネット右翼亡国論」 安倍晋三と麻生太郎と「ネット右翼亡国論」。安倍政権は「ネット右翼政権」である。 たとえば、安倍首相は国会答弁の中で、「「ポツダム宣言」は読んでいない」と発言した。麻生太郎は、「憲法改正はナチスに学べ…

『ネット右翼亡国論』ー廣松渉と桜井誠

廣松渉と桜井誠。 廣松渉から桜井誠へ。「思想の土着化」や「思想の存在論化」とは何か。廣松渉がマルクス主義的革命家なら桜井誠も革命家である。 Ⅰ廣松渉と桜井誠まず、「思想の土着化」や「思想の存在論化」について簡単に説明しておこう。「思想の土着化…