文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

■堤義明保釈について

証券取引法違反で逮捕拘留されていた堤義明西武グループ社長が保釈され大磯の自宅に戻った。自宅前でテレビカメラを前にふかぶかとあたまをさげて謝罪していたが、本心はこれからの裁判闘争に向けて燃えているはずだ。マスコミや関係者たちは、溝に落ちた犬…

■通俗物語作家・佐野真一には、やはり政治が読めていなね。

久しぶりにテレビを見た。ルポライターとして、「東電OL殺人事件」などで名を売った佐野真一が、ダイエー、西武、ソニー等、最近のカリスマ経営者の総退陣について解説している。が、その中身はというと、この人の思考形態にふさわしい大衆的な通俗性を象徴…

■ホリエモンと村上ファンドの関係

ライブドアによるニッポン放送買収劇において村上ファンドの役割が予想以上に大きいということが次第に明らかになってきた。最近、村上ファンドのニッポン放送株の持ち株比率が三%程度に激減していることが明らかになったが、その理由が問題だ。実は問題にな…

■ライブドア問題の今後の展開は?

専門家達の大方の予想を裏切ってニッポン放送を実質的にほぼ手中におさめたホリエモンが、いよいよフジ・テレビ本体の乗っ取りに動き始めたらしい。と、報道されたのは昨日だったが、今日の新聞によると、報道されたということが裏目に出て、フジの株価が暴…

■野間健、わが故郷鹿児島3区で、選挙にたつ。

鹿児島に移住した野間健さんから、突然、電話があった。野間健さんは「月刊日本」に政治論文や文明論などを執筆している若手論客だが、実は若いときから政治家志望の青年で、慶応大学法学部時代は弁論部の幹事長を務めたり、卒業後は、商社勤務の後、松下政…

■「中村修二」化してきた堀江社長の言動とマスコミ。

ホリエモン、こと堀江ライブドア社長のマスコミの露出度が増すごとに、ホリエモンの言動の本質が見え始めてきた。それは一言で言えば「安っぽい改革派」である。古い日本の商習慣をぶちこわし、アメリカ流の合理的な経営戦略で新風を起こしていく、というわ…