文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今、福田恒存を、どう読むか?

■解かってたまるか…。 福田恒存の芝居に『解かってたまるか!』という作品がある。1968年2月に起こった金嬉老事件、つまり「金嬉老」とかいう在日朝鮮人が、借金返済問題がこじれて二人の暴力団員を殺害し、その後、寸又峡と言う山奥の温泉街の旅館に、13人…

櫻井よしこの「薬害エイズ報道」は間違いだらけだった?

櫻井よしこが、何故、『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』という処女作であり代表作であるはずの大事な著作を、誰も読めないように絶版にしたのか、不思議だったが、ちょっと調べてみたら、その理由が次第にあきらかになってきた。要するに、櫻井よしこが、マス…

櫻井よしこは、何故、『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公)を絶版にしたのか?

櫻井よしこのデビュー作、あるいは出世作と言ってもいい『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中央公論社)を読もうと思って探したのだが、何処の書店にも見当たらない。しかたなく図書館から借り出して読んだのだが、それにしても不思議である。櫻井よしこのエイ…

櫻井よしこと鈴木宗男の「北方領土返還論争」が、いよいよ本番に!!!

僕はまだ熟読していないが、北方領土返還交渉をめぐって繰り広げられている「鈴木宗男・櫻井よしこ論争」で、櫻井よしこの「鈴木宗男への反論」が「正論」10月号に掲載されているようで、「パクリ」と「受け売り」と、そして「虎の威を借りる」ことが得意技…

日本郵政・西川社長の辞任要求へ…鳩山代表

「郵政改革の見直し」を政策目標の第一番目に掲げる国民新党の連立参加が確定した今、当然のことではあるが、鳩山民主党代表は、日本郵政の西川善文社長の「更迭」に踏み切る模様だが、しかし、「小泉・竹中構造改革」に始まる「郵政改革」、つまり「郵政民…

鳩山「国家戦略局」構想は「小泉・竹中構造改革」路線を踏襲か?

小泉政権以後、安倍政権、福田政権、麻生政権と四代にわたる自民党政府がもたらした失政、つまり経済の弱体化と国民生活の破綻の元凶は、「官邸主導」という名のトップダウン型の国家運営のシステムにあったことは間違いないが、つまりその官邸主導という国…

平沼赳夫を自民党新総裁にして自民党を再構築せよ。

確認はしておりませんが(笑)、城内実・衆議院議員からのコメントが「コメント欄」にありました。城内実議員、ありがとうございます。「全国の応援団」への挨拶ということですので、ここにも再録しておきます。「当選お礼」の礼状などは、公職選挙法違反にな…

「小沢幹事長」を歓迎する。これで「民主党政権」は、10年は続くのではないか。ということは、自民党の解党・解体は…。そして、「自民党」ご用達の御用文化人、御用ジャーナリストたちの今後は…。

選挙後の民主党、及び代表・鳩山由紀夫等、幹部たちの幼稚で、浮ついた政治的言動に、来るべき民主党政権の行く末に危機感と不安感を抱いいた人は少なくないだろうが、今夜(3日)、小沢一郎の「幹事長就任」の確定的情報に接して、ホツと胸をなでおろしたの…

鳩山代表よ、実質的には「小沢政権」であることを忘れるなかれ。

いよいよ政権交代が実現するわけだが、今度の自民党から民主党への政権交代劇を目前にして、マスコミ関係者は言うまでもなく、国民の多くがもっとも関心を持っていることは、今回の選挙における民主党圧勝の最大の功労者であり、前民主党党首でもある小沢一…