文藝評論家=山崎行太郎の『 毒蛇山荘日記(1)』

文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記1(1) 』です。

2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

内閣官房参与の辞任にあたって 全国民に知って頂きたい小佐古敏荘氏の全文

昨夜は、尾道の山の上のホテル千光寺山荘に一泊。早朝から周辺の有名な場所を散策。志賀直哉邸跡、千光寺、文学館の林芙美子コーナー、頼山陽詩碑。そして今、尾道図書館の林芙美子展示コ〜ナーを見学、これから、林芙美子が通った尾道高女、現、尾道東高校…

今、何故、上杉隆を批判するのか?  

いま、新幹線で尾道に向かっている。林芙美子の足跡を訪ねる取材旅行である。尾道から因島、門司、直方、そして鹿児島、桜島の古里温泉まで。ところで話は変わるが、政界で「菅降ろし」がいよいよ本格化しようとしている今、その中心人物・小沢一郎周辺にま…

「山崎行太郎の『はじめての小説教室』」入会案内。

朝日カルチャーセンター(立川教室)で、「はじめての小説創作塾」を開講しています。関心のある方は、以下をお読みの上、朝日カルチャーセンター事務局(042-527-6511) までお問い合わせください。 ≪読むこと≫から≪書くこと≫へ 小説を書くためには、まずすぐれ…

「菅直人夫妻追放論」ー綺麗事はもういい。誰と組もうと、権力闘争といわれようと、まず菅直人夫妻を官邸から追放することが先決だ。

「菅降ろし」が本格化してきた。誰かが言っていたが、「菅直人が官邸に居座ることが人災」だ。一刻も早く、政局だの権力闘争だのと言われようと、また仙谷副官房長官と組もうと、谷垣自民党と組もうと、菅直人だけではなく菅夫妻を官邸から追放すべきである…

「大本営発表」とは何か?上杉隆よ、「大本営発表」による情報統制と情報隠蔽が240万人の日本人の命を奪うことになってしまったというのか?馬鹿も休み休み言いたまえ。

上杉隆が、原発事故報道批判の延長で、しきりに戦時中の「大本営発表」と同じようなものだという表現をしている。上杉は、「大本営発表」とは何か、についてまともに考えたことがあるのか。戦後、流通した「通説」(流言飛語)を鵜呑みにしているだけではない…

テレビ文化人・茂木健一郎の正体が暴かれた?

小泉政権時代のテレビを政権維持の道具に使うというテレポリテイクス、いわゆるテレビやスポーツ新聞など、B層を対象にしたメディア戦略の成功を受けて、好き嫌いはともかくとして現代の思想や政治の動向を左右しかねない重要なキーパーソン的存在にのしあ…

4.24集会とデモ、次の大きなデモは4月24日芝公園!!

次の大きなデモは4月24日芝公園!! チェルノブイリ大事故(4/26)に合わせた毎年のデモ、今年こそみんなで集まろう!! http://www.labornetjp.org/EventItem/1301910079132staff01 より、詳細はまた載せます!くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会 …

「菅直人首相早期退陣論」が何故沸騰しないのか?

菅直人首相は、「支持率が1パーセントになっても辞めない」という名言(迷言)を残しているぐらいだから、 自分から政治責任を感じて辞めるということはありえないだろう。したがって問題は、もはや菅直人にはない。おそらく菅は、日本のヒットラーと言われよ…

首都圏で母乳から「ヨウ素131」が検出か?

宮城県、福島県、茨城県の母親達の母乳を検査したところ、「茨城県のお母さんの母乳の複数から、ヨウ素−131が検出された」と、「母乳調査・母子支援ネットワーク」という団体が次のようなメッセージを発信している。おそらく、これが事実であるにせよ事実で…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第7回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今月は、今週の金曜日、つまり第4金曜日(4/22)、午後7時より開催します。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

予定では、第三金曜日は先週(4/15)でしたが、今月は金曜日が5回もありますので、今週の金曜日(4/22)に変更します。前々回で「序文」のところが終わりましたので、前回から「序説ー交換様式論」(3P)を読んでいます。よろしくお願いします。・

清水正の新著『林芙美子と屋久島』を読む。・・・『浮雲』は、何故、鹿児島で終わっているのか?

昨年夏、猛暑の中、清水正日大芸術学部教授等と、「林芙美子と屋久島」の取材調査を目的に、飛行機で鹿児島空港へ、そして鹿児島港から「トッピー」という小さな船に乗って屋久島旅行に出かけた。錦江湾を出て、東シナ海の海側から、薩摩半島や開聞岳、そし…

â– 

勝間和代女史は何故謝罪したのか?

大震災と原発事故は、災害や事故の波紋の拡大そのものもそうだが、それ以外にもさまざまな波紋を広げ続けている。そうした中で私が関心を持つ問題は、学者や思想家やジャーナリストの動向である。たとえば、経済評論家として活躍する勝間和代女史が、謝罪宣…

松本健一の正体ー評論家の松本健一が解任、更迭されるらしいが、はたして???

松本健一が菅内閣の内閣参与だったとは、まったく知らなかった。左翼なのか右翼なのか、それとも保守なのか、正体の怪しい男だとはわかっていたが、菅内閣の内閣参与に就任していたとは、いかにも松本健一らしい生き方であると思う。 実は僕は、松本健一に関…

「原発安全神話」はいかにしてつくられたか?

テレビの経済番組などでよく見かける経済評論家に内橋克人という人がいるが、僕は今まであまり彼の話を真面目に聞いたことも、また彼の書いた物を読んだこともなかったが、たまたま手にした月刊雑誌『世界』で、「『原発安全神話』はいかにしてつくられたか?…

中間団体弱体化論・・・大震災と原発事故が明らかにしたもの。

大震災と原発事故は、現代日本の病根とも言うべき多くの問題を明らかにしたといっていいが、その中でも、僕が注目するのは現代日本人の思想的貧困化という問題と、中間団体の弱体化という問題である。大地震発生直後、日本のマスメディアには、欧米だけから…

4・16「菅首相の退陣、脱原発社会」デモのお知らせ。

4・16「菅首相の退陣、脱原発社会」デモのお知らせ。「日々坦々」ブログより転載します。デモ実行委員長で元衆議院議員の二見伸明氏の声明文も出されているようです。 ●「菅首相の退陣、脱原発社会」デモにご参加を 4月16日(土)、「『脱原発社会』こそ究極…

緊急連絡。「江古田哲学研究会」第7回勉強会(「柄谷行人の『世界史の構造』を読む」)を、今月は、来週、第4金曜日(4/22)、午後7時より開催します。場所は、いつものように西武池袋線江古田駅北口1分、「江古田樽平ロフト」です。

予定では、第三金曜日は明日(4/15)ですが、今月は金曜日が5回もありますので、来週の金曜日(4/22)に変更します。前々回で「序文」のところが終わりましたので、前回から「序説ー交換様式論」(3P)を読んでいます。よろしくお願いします。・

二万人の死者たちとどう向き合うか?

東日本大震災の死者は二万人とも三万人とも言われているが、その最終的な数は、震災後一ヶ月を経過した今も、未だ不明であるが、ただ単に二万人とか三万人とか言っても、直接の被災者やその関係者でない限り、いや、直接の関係者でも、すぐにピンと来る人は…

『月刊日本』特別講演会のお知らせ。

『月刊日本』特別講演会 講師 原口一博 氏(衆議院議員) 演題 危機の指導者とは(仮) 場所 赤坂区民センター 第一会議室 港区赤坂4─18─13 赤坂コミュニティーぷらざ内 日時 平成23年4月13日(水)午後6時〜 会費 1000円(資料代) *参加希望の方は事前…

枝野幸男の犯罪を告発する。原発事故報道をめぐって・・・。

原発事故は、事故レベルを、チェルノブイリと同程度の「レベル7」に引き上げるなど、新たな段階を迎えつつあるが、ここに来て,原発事故報道のキーマン役を勤めてきた枝野幸男をめぐって重大な問題が浮上してきた。原発事故が話題になり始めた段階から、僕が…

石原慎太郎都知事「四選の政治学」。

僕は、つい先日まで石原慎太郎批判を書き続けてきたものであるが、東北大震災にあたって、石原慎太郎が「地震は天罰だ」という、いわゆる「天罰発言」をし、それに批判が集中し、しかもいつもの例とは異なり、あっさり謝罪し、撤回したあたりから、僕はあら…

本日の東京新聞に、山川方夫著『目的をもたない意志』(清流出版)の「書評」が掲載されます。

山川方夫という作家がいた。知る人ぞ知る作家だが、僕にとっては忘れられない、かけがえのない重要な作家である。僕は、鹿児島の某高校三年の時、その頃、文学や思想、哲学などに関心を持ち始めたのだが、鹿児島の繁華街・天文館にある某書店で偶然に買った…

緊急連絡!!!「菅首相は危機対応に失敗した責任を取れ!」「脱原発社会を作ろう!」緊急デモのお知らせ。

以下は、「319一万人集会・デモ」を企画していた人たちからの「新たな活動」のお知らせです。東北大震災や福島原発事故の関係で、菅直人を取り巻く政治状況も大きく変わりましたが、一段落した今、やはり菅直人では駄目だ、という意見が、永田町界隈だけでは…

『月刊日本』特別講演会のお知らせ。

『月刊日本』特別講演会 講師 原口一博 氏(衆議院議員) 演題 危機の指導者とは(仮) 場所 赤坂区民センター 第一会議室 港区赤坂4─18─13 赤坂コミュニティーぷらざ内 日時 平成23年4月13日(水)午後6時〜 会費 1000円(資料代) *参加希望の方は事前…

「にんげんの底からの革命」とは何か?

東北大地震が暴露したのは、被災者や被災地への有効な救助・救援活動を手早く実行できない政治家や政治の貧困、ボランティアを食い物にしているらしい自称ボランティア学者やボランティア専門家たちの「被災地には許可が出るまで行くな」「モノよりカネを送…

フリー・ジャーナリストの正体・・・「官房機密費」「検察の暴走」「記者クラブ制度」批判と騒いでいたジャーナリストが、近頃、一夜漬けの勉強の成果を披露しつつ、「原発ジャーナリスト」だそうだ。これって、笑うしかないな。

東北大震災発生と同時にマスコミ言論もネット言論も、それまでの言論から状況が一変した。古くは官房機密費疑惑、そして検察の暴走批判、記者クラブ制度の批判、小沢一郎へのインタビューと常に流行の話題を横取り専門で驀進してきたフリージャーナリストが…

保守論壇改造論(7)…櫻井よしこの『異形の大国・中国』と長谷川三千子の『民主主義とはなにか』を読み比べながら。

保守論壇はかつて勢力図的にいうならば、圧倒的に絶対的少数派ではあったが、その思想的レベルでは、明らかに左翼論壇や左翼ジャーナリズムの思想的レベルを圧倒し凌駕していた。よほど学問的実績があるか、文学的名声でもないかぎり、保守や保守思想家、保…

「山崎行太郎の『はじめての小説教室』」入会案内。

朝日カルチャーセンター(立川教室)で、「はじめての小説創作塾」を開講しています。関心のある方は、以下をお読みの上、朝日カルチャーセンター事務局(042-527-6511) までお問い合わせください。 ≪読むこと≫から≪書くこと≫へ 小説を書くためには、まずすぐれ…

何故、マスコミも野党も政権批判を「自粛」するのか?

天災から人災へ、日本の迷走は止めようがない。「日本の…」と言っても「日本政府の…」、あるいはもっと正確に「菅政権の…」と言い直すべきだろう。東北大震災の直後、マスコミには、日本人の道徳感の高さ、秩序正しい行動、防震対策の完備、耐震構造等を賛美…