2014/02/18

コスタリカ撮影旅行?その6

俺が初めてコスタリカに行ったのは1989年。そのころは中南米で一番治安の良い国と言われていた。

ところが年々治安は悪くなり、今では治安の非常に悪い国の一つになってしまった。

以下ウイキペディアより抜粋

チリやウルグアイと共にラテンアメリカで最も長い民主主義の伝統を持つ国であり、中央アメリカでは例外的に政治的に安定が続き、かつ経済状態も良好な国家であったが、1990年代以降は麻薬の横行により治安の悪化と社会の不安定化が進行している。


いつも思うのだが中南米の国が治安の悪くなる原因は常に麻薬。

その麻薬は多くがアメリカに流れる。

治安が悪くなる一番の原因はアメリカが麻薬を買うからよくないのだ。

中国やシンガポール、タイなどのようにアメリカも中南米も「麻薬は栽培するのも売買するのもすべて死刑」とすればすべて解決してメキシコもコスタリカも治安が良くなると思うけど。

コロンビアは全力で麻薬組織「メデジンカルテル」を消滅させた。ただし組織にいた人間が海外へ移り国際的な麻薬界で活躍している。こういう人間をなくすためには全世界が「麻薬を買わない」ということが一番。いくら取り締まっても買う人がいる以上永遠に問題は続くだろう。次は貧困だろう。貧しいからお金欲しさに危険なことにも手を出す。一生真面目に働いても貧しい生活から抜けることはできない。そんな国に生まれた人が貧乏から脱出できるただ一つの手段が麻薬なのかも。ソマリアの海賊にも同じことが言える。海賊でもしなければ生きていけないのだ。



これを我が国のクロマグロに例えると

2か月くらい前かな。水産庁の役人が「小さなマグロを買わないで」と発言した。

マグロ=麻薬とすると

役人「マグロを買わないで」は「麻薬を買わないで」となる。

麻薬組織は買う人がいる以上消滅しない。

小さいマグロを根こそぎ獲るマグロ巻き網船団も「小さいマグロを買う人がいる限り、なくならない」と水産庁の考えを解釈。

水産庁が言うことは「麻薬組織(巻き網)を消滅(規制)させるのは私たちには無理ですから麻薬(小さいマグロ)を皆さん買わないでください」と言っているように聞こえますが。

こんなことだから日本の水産業は世界で一番情けないところまで落ちてしまったわけです。

参考ブログ
世界の漁業は成長し、日本漁業のみが縮小する
http://katukawa.com/?p=5396&fb_action_ids=10203439970106256&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582


そろそろ戦え水産庁!

そろそろ気付け日本!


ちょっと熱くなってしまった(-_-;)


さらに一言

日本は世界有数の豊かな国である。危険なことをしなくてもちゃんと生活はできる。

そういう国は地球の資源管理と環境管理をちゃんとやる義務がある。

いつまでも途上国のようなことをやっていたら地球は近い将来破滅するのだ。



ターポン釣りを終えた皆さんです。
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帰りは良い天気でした。
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コスタリカの山々。火山が多いです。
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そろそろサンホセです。大きく左に旋回してます。
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現地ツアーが手配した送迎車が待機してました。
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サンホセから南へ2時間くらい走りました。


雨の中、ケツアールを探しに行きます。
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ケツアールは前回のブログを見てください。しょぼいですが撮れました。


次はハチドリウオッチングです。


ここに来ました。
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完全にジャングルの中です。熱帯多雨林性気候です。
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コスタリカは世界屈指の動植物の宝庫です。毎年多くの人がエコツアーで訪れます。外貨収入の半分が観光だそうです。
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ハチドリ見学はいっぱい見れたけど寒かった。暖炉が必要です。
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右から2番目の人がガイドの下村さんです。


ハチドリの写真も前回のブログを見てください。山盛り撮れました。



サンホセに戻ると

民家の周りは鉄条網だらけ。治安の悪さがうかがえます。
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来た時と同じホテルで宴会。
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久しぶりのラーメン。美味かった!(^^)!
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出国カードに記入してます。いつも大騒ぎです。
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立派な空港です。
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サンホセ空港のラウンジです。
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そしてアメリカで乗継です。いつも時間ばかりかかって大変です。アメリカはトランジットの人でも厳しい入国審査があります。


マイアミ空港到着。

こんなに並んでました。
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まだまだ続いてます。
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入国審査のカウンター前にようやく到着。気が遠くなるほど並んでます。
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ちなみにここは撮影禁止です(-_-;)



マイアミ空港近くのホテルで1泊です。

とりあえずマイアミでも乾杯(^O^)
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翌日の早朝空港へ


マイアミ空港のラウンジでも飲んだくれました。
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エイジ隊長のお腹、年々成長してますね(笑)


終わり~


次はオマーンに飛びます。

2014/02/15

コスタリカ撮影旅行?その5

早朝のチャーター便でサンホセに戻った。

今夜はサンホセ泊まりである。

時間がたっぷりとあるので、現地ツアー会社に連絡をして「バードウオッチング」に行くことに。

ツアー会社のオーナーである下村さんが直々にガイドしてくれることになった。直前予約なのでガイドが空いてないそうだ。俺たちは日本語が通じるので大喜び!(^^)!

さくらツーリスト
http://www.sakuracostarica.com/



まずは手塚治虫の「火の鳥」のモデルになったと言う「ケツアール」を探しに行きます。

2時間くらい走ったかな?

あいにくの雨です。

レンズを上に向けられません。ケツアールを撮るには条件悪いです。

しかも200mmまでのレンズしかありません。バードウオッチングには最低でも400mm欲しいです。


いました。

ガイドさんは簡単に見つけます。

俺はガイドさんに「あそこです」と指差されても全然わかりません。

10分くらいわからなかったけど、ようやく見えました。

真中にケツアールがいます。200mmでこのくらいです。
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小さいし、色が緑色なのでなかなか見つかりませんでした。お腹が赤くなかったら永遠に見つからなかったかも。


トリミングするとケツアールだとわかります。
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ケツアールのベストシーズンは飾り羽(尾羽)が長くなる12月から4月だそうです。俺たちは10月だったのでまだ飾り羽が短かったです。



次はハチドリです。

行ったところは

Paraiso Quetzal Lodge
http://quetzalsparadise.com/index.php/en/


ここはハチドリが山盛りいました。

近くで撮影できるので200mmで充分でした。

天気が小雨なのが少し残念だったけど、こんなにハチドリをいっぱい見たのは初めてです。そして2メートル以内まで近づいても逃げません。


ハチドリの名前はわかりません(-_-;)


ではハチドリ写真集を!(^^)!


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以上、ハチドリ写真集でした。


次回は最終回です。
2014/02/14

コスタリカ撮影旅行?その4

6日目

いよいよ釣り最終日です。

今日はヤガラとコンビです。キヤノンとニコンの対決です(笑)


早くもキヤノンが仕事開始です。
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何度見てもカッコいいジャンプですね。
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よく飛んでますね。
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ルアーはターポン定番のコーストホークです。もう30年以上(たぶん)頑張ってます。
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ターポンのジャンプは滞空時間が長いです。
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ヒットしたら必ずジャンプします。
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そしてほとんどバレちゃいます。


やっぱり

このあとの写真がありませんでした(笑)




ドベちゃんがファイト中
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すぐにマックにもターポンがヒット!


あれ、みんなの顔が変だぞ!
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マックが掛けたターポンがボートに飛び込んできた!
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ターポンの尻尾が見えてます。



ドベちゃん初ターポンをキャッチ!
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マックも初ターポンをキャッチ!
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ファイティングタイムは瞬殺でした(笑)

単独ファイトです(^O^)


でも本人は納得できないみたいです。

今年も挑みたいと吠えてます。茂木ツアーは今年ターポンがないので誰か誘ってください。




続いて

これはかなりの至近距離ですが・・・
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高さが足りませんな。

この写真はヤガラが俺のカメラで撮った写真らしいです(記憶が・・・)


余裕ですね(^O^)
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このあとの写真がありませんでしたけど(-_-;)



すぐ隣ではソップが釣ってました。
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最終日にキャッチしたお二人です。
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この腕時計は優れものです。「セイコー・アストロン」です。
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世界中どこへ行っても衛星を探して現地時間に自動調整してくれます。俺にピッタリの時計です(^O^)


ランチタイムはロッジに戻ります。


カブトムシ隊が二人乗ってます。
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二人が揃うとろくなことはありません。


隠れて見えませんが・・・
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ゲッ!!!
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船長ビックリですよ(笑)


ついに隊長も(-_-;)
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午後の部です。


ヤガラにヒットー!
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シンカーが見えてますけど・・・
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ヤガラのインチキ顔(笑)
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とりあえず最終日にて全員キャッチです。


「かんぱ~~~い」
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おめでとうございます。



明日はサンホセに戻ってバードウオッチングです。

ケツアールにハチドリ

素人カメラマンに

撮れるのか?


その5へ
2014/02/12

コスタリカ撮影旅行?その3

長らくお待たせしました。コスタリカ・ターポンの続き再開です。



4日目

今日はマックとコンビです。

マックにはハンデがある。右手が義手なのだ。20歳のときにカナダと北海道の交換留学生として1年間ファームで酪農の勉強をしていた。そんな真冬、マイナス40℃の屋外で仕事をしているときに機械に手を巻き込まれてしまった。寒いのと分厚い手袋をしていたので気がつかなかったらしい。以来、30年以上右手の無い人生となった。
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これはターポンを釣るには相当なハンデである。それでもマックはターポンに挑戦した。

キャスティングは問題なかったが、ヒットしてからが大変だった。ターポンはジャンプしたときにロッドを素早く突き出すのだけど、それがすぐにできない。それが原因でフックアウト(フックがのびることが多い)やリーダーブレイクしてしまうのだ。

誰も助けてくれない。

「頑張れマック」



ちなみにマックは昨年12月1日に外房の良幸丸で16キロのブリ釣りました。タイ狙いだったのでラインは何とPE1号です。
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俺はこんなデカいブリ釣ったことも見たこともありません。凄い!



俺はしばらくカメラマンだったけど釣りを再開。

ヒット!
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マックごめんなさい・・・

と言いながら満面の笑顔じゃん(-_-;)

暑いのでカッパを脱ぎました。
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やはりターポンは楽しい。
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今回最大のガイド推定135ポンドです。
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重て~~~
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使用タックル
ロッド:カーペンターBLC70/14
リール:13ステラ6000HG
ライン:サンラインPEジガー8HG2.5号
リーダー:ナイロン80ポンド+先端にフロロ120ポンド70センチ
フック:カルティバ・ジガーライト早掛6/0
ルアー:ブリッジ・チャムトゥイッチャー45g



頑張れ!マック!
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このあとの写真がありません。

俺の記憶もありませんが(-_-;)


作戦会議?
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全員何を話したか、翌日は覚えてませんでした(笑)


砂漠化が進行しているドベちゃんです。
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古い写真の中にはゴライアスグルーパーもありました。260ポンドだそうです。
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5日目

今日はドベちゃんとコンビです。

ジャンプ~~~!
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このあとの写真がありません。

ドベちゃんバラシたのか?

これもまた記憶もありません(-_-;)



すぐそばで

エイジ隊長が

ファイト開始です。
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ターポンはコスタリカ、ニカラグアに続いて3回目です。
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今回の参加者の中では俺を除いて実績一番です。


ファイトはヨタヨタしてましたけど(笑)
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目の前でジャンプ!ヤガラカメラマンがいい角度で撮りつづけてます。
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連写2
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連写3
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連写4
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連写5
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角度を変えてジャンプ!
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ようやくランディング
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品の無いポーズは毎度です(笑)
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エイジ「やったー!」
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餌釣りでしたけど(笑)

ヤガラカメラマンの写真は?

はて???



我がチームは

ドベちゃんヒット!
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このあとの写真がありません。


またまたヒット!
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昼休みにTシャツを着替えたようです。


サメ~~~
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ドベちゃん、マック、この時点で二人だけターポン釣れません。


あと残り1日


どうなるのか?
2014/02/06

ジム安らかに・その3

2008年1月

このときはタベウニ島に行きました。

ジム72歳になりました。

釣りはまだ現役です。
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今夜の宴会用をゲット!
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またまたヒット!
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おっ、今度はGTだ!
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お見事!素晴らしいファイトでした。
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日本の若者も頑張ってます(笑)
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ジム連続キャッチ!
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このときのレポート
http://grouperboys.web.fc2.com/08report_a/taveuni0801/tave_a.htm



2009年1月

ジム73歳


ジムの自宅です。この裏にオフィスがあります。アングラー用のゲストハウスは坂を100メートルくらい下ったところにあります。目の前は海です。
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大きくなってビックリ。15歳になった末っ子のカジです。初めて会ったときは5歳でした。
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このときは少しライトなGTタックルをプレゼントしました。
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アラナは17歳。び~るだ~さん鼻の下が・・・
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日本の長老も頑張った。
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まだまだ現役船長でもありました。
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プレゼントのタックルで釣り開始。
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体力的にもそろそろ限界を感じさせるファイトでした。
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でも経験を生かして何とかキャッチ!
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この写真がジムの最後のGTとなりました。

このときのレポート
http://grouperboys.web.fc2.com/09report_a/0901fiji/fi_a.htm




2012年2月

ジム75歳になりました。

目は白内障、そしてパーキンソン病も進行してました。
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もう100回以上やったカバパーティ。
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塚ちゃんの頭も進行してました(笑)
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船に乗ることはありませんでした。

でも戻ってくると出迎えに来てました。
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ジムが最後に制作した本と、息子のコンラッドが最初に制作した本です。
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仕事は完全にコンラッドに引き継がれていました。


ジムが出した写真集です。合計30冊以上出しました。
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この日は俺がソバを作った。
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ジムはソバが大好きです。
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パーキンソン病が進行した震えの止まらない手で一生懸命食べてました。
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ジムから手作りルアーをいただいた。
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明日はこのルアーでGTを釣ってジムを喜ばせることにしました。


かなり渋い日で苦戦したけど

釣りました。
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この日は渋くて、全員でこの1匹だけでした。
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俺以外は日本製のちゃんとしたルアーを投げてました。なんとジムのルアーがメイドインジャパンに勝った!


このときの動画です。息子のコンラッドがアップしてくれました。俺がジムルアーと吠えてます。




ハウスに戻ってジムに報告すると大喜びでした。

記念にサインを
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さらに2本もいただきました。
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これでトカラのGTを釣れと言われましたが(-_-;)


憧れのジムに会えて感激の日本の大船長はカバを容器ごと飲んでました。
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これにはジムもビックリ!

このときのレポート

前半組
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-202.html

後半組
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-206.html




2013年12月24日

ジムが他界しました。

77歳でした。


ジムにいただいた写真集、ほら貝、ルアー・・・
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ジムは自宅近くのヒンズー墓地に埋葬されまた。火葬されてジムが愛した周辺の海に散骨もされたそうです。コンラッドが言うには茂木さん用に遺灰は少し残してあるそうです。


4月上旬にジムのルアーを持ってフィジーに行ってきます。最後のフィジーとなるでしょう。
2014/02/04

ジム安らかに・その2

2007年1月

70歳になったジムにリールをプレゼント。
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ジム「ラインが巻いてない」


翌日、せっかくのプレゼントもラインが巻いてないので俺のタックルを無断で借りて釣りしてました。

すぐにヒット!
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70歳以上の部、世界記録か?
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ビールは到着日は冷蔵庫にあふれてます。
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3日くらいで空になるので補充します。フィジーでどんだけ飲んだのか?見当もつきません。


15歳になったアラナです。この1年前にミス・ウエスタンフィジーに選ばれた。
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俺「長生きして良かった」


ジムの元気の源は「ノーニ」です。
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これがノーニの木。
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これはマンゴです。ジムの家の周りにいっぱい立ってます。
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これは2002年ころに建てたゲストハウス。それまではジムの自宅に泊まってました。
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2006年1月のレポート
http://www.uminchu-mogi.com/chokoki06a/jim01a.htm



2006年5月

まだまだ元気なジム爺さんです。
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カバパーティは毎回どころか毎晩でした。
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俺と変態ビルダーからのプレゼントです。
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ブレイク大喜び
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俺は感激
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ブレイク「鼻の下が長すぎ~~~」

このときのレポート(報告はブレイク)
http://www.grouperboys.com/chokoki06d/fiji0605/fiji_0605a.htm



2007年1月

ジム71歳。まだまだ現役(何が?)
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毎回行くたびに地図を広げて作戦会議?
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ジム「メニメニプレイス」
※フィジーはGTのポイントがいっぱいあるぞ!と毎回おっしゃってました。


右が若い時のジムです。真ん中はお父さんです。
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今回はたぶん3女(アラナは4女?)のミリカからチュ~~~
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大きな胸がたまりません!(^^)!

※ジムには子供が何人いるのか、長男のコンラッドもわからないそうな。


この男の子は「モギ」君4歳です。
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ジムは俺の子供だと言ってましたけど・・・???



このときはコジレイも一緒でした。

カバ初挑戦のコジレイ
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ビールなら毎回浴びてますけど(笑)


リュウタはソバ作りの達人です。
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厨房のおばさんにモテモテでした。
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タックルは毎回トラクターで運びます。
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ジムのプライベートマリーナ。
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日本のバカを代表してまっき~が出撃!

ヒット~~~
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自分のロッドにロッドを当ててますが・・・
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おめでとう!じゃなくて「ゲエエ」と言われていたような・・・
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び~るだ~さんのときは可愛いコジレイでした。
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怪物船長はちょこっと投げてすぐキャッチ!
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レベルが違い過ぎて面白くありません。


リュウタはコジレイとダブルキャッチ!
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こんな大きなナポレオンも釣れました。
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「コジレイと行くフィジーツアー」は大成功でした。

このときのレポート

第1陣
http://www.grouperboys.com/chokoki07a/fiji0701_a/fi_a.htm

第2陣
http://www.grouperboys.com/chokoki07a/fiji0701_b/fi_a.htm

第3陣
http://www.grouperboys.com/chokoki07a/fiji0701_c/fi_a.htm



その3(最終回)へ
2014/02/01

ジム安らかに・その1

フィジーの偉大なキャプテン兼GTアングラーが逝きました。往年77歳でした。

その人の名はジム・シアーズです。その生き方は俺の目標でした。


ジムの簡単な略歴

1936年ポーランド生まれ。

3歳の時に一家でニュージーランドに渡った。

15年くらい前までは有名なプロカメラマンでした。2002年ころまではジムの写真集は空港の免税店に並んでました。フィジー、パプアニューギニア、ニュージーランドなどなど、30冊以上の写真集を出したそうです。

俺が行く数年前にビチレブ島の北部にある町「BA」の近くに8ヘクタールの農園を所有し、サトウキビ、パイナップル、ノーニ、マンゴなどを作りはじめた。

農園はマングローブ林を経て海に面してました。

やがてマングローブ林を切り開いて水路を作り、船が入れる小さなマリーナを作った。そして船を購入して大好きだった釣りを毎日のようにやっていた。

やがてGTフィッシングを覚え、自分でルアーを作って、間に合わせのタックルでキャステイングに夢中になった。

しばらくしてジムは本格的にやってみたいと考えGT先進国の日本人を呼んでみたくなった。

そんなときだった。1999年の夏ごろ(正確には覚えてませんが)旅行会社からフィジーに釣りに行きませんかと言われた。ジムがフィジーのエージェントを通して日本の旅行会社に伝えたのだった。

そういうことでフィジーの釣りを開拓することになった。どうせ行くならとナンディ、パシフィックハーバー、そしてジム・シアーズと3か所で釣りをやることになった。

2000年2月、初めてフィジーを訪れた。

そんな中でやる気満々、あふれる情熱を持ったジムだけが飛びぬけて気に入った。

そのときジムは64歳。

俺は46歳。

ジムはベイトリールで自作ルアーをビュンビュン投げていた。

そして舵を握ればエンジン全開でサンゴ礁の超浅い海を猛スピードで走り回った。

船は24フィートくらいのセンターコンソールタイプ。エンジンは200馬力1基だった。

浅いところに強引に入って行くので何度も船底がサンゴに当たっていた(-_-;)

船もエンジンも1年後には新しくなっていた。

ジムは笑いながら言った「釣りはお金がかかる」


以来17回ジムのところに通った。

2000年2月、4月、11月
2001年11月
2002年6月、11月
2003年1月、3月、5月
2004年1月
2005年1月
2006年1月、4月
2007年1月
2008年1月
2009年1月
2012年2月


今日1日、ジムの写真を探し続けた。

2000年2月から2001年11月までの写真は時間があるときに公開します。ポジフィルムで撮ってるので探すのに少し時間がかかります。2002年ころからデジタルカメラを使い始めた。それはHDに保存してあるので簡単に取り出せます。



2002年6月は初めてヤサワ諸島に行った。ブルックシールズ主演の「青いサンゴ礁」の舞台になったところだ。

でも同行したメンバーは変態ビルダーを除いて全員屑(笑)

ジムと息子のコンラッドとカバパーティ。
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マットンもヒポも若いね。
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真ん中の男の子がジムの末っ子の「カジ」です。このとき6歳だったかな。ジムが60歳の時に生まれた子です。
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カブトムシ隊の元気なころ(笑)
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右の女の子は末娘の「アラナ」です。このとき10歳だったかな?
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変態ビルダーの貴重な写真かも。
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このときのレポート
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki/yasawa02_6a.htm



次に訪れたのは2002年11月

また船が新しくなっていた。なんとエンジンは200馬力2基。ジムが40ノット以上出ると言ってた。
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怪物船長のお料理教室です。あまりに上手なので、俺も含めてみんなビックリ。
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ジムにジギングを教えたら、すぐにGTを釣っちゃいました。
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ジムは有名人なので、どこへ行っても人が集まってきた。
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このときのレポート
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki/fiji02_11a.htm




そして2003年1月

このころのジムはまだまだ元気だった。
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このときのレポート
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki03/fiji03_1a.htm



2003年3月

このときのメンバーはコッド親分、ヒポ、デブ清、ハゲ久保。
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毎晩カバパーティだった。
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コッド親分、日本の長老を代表して宴会用の魚をゲット。
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でもシガテラ毒魚と言われて泣く泣くリリース


ヤサワ諸島上陸。フィジーで一番綺麗なところ。
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このときのレポート
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki03/fiji03_3a.htm



2003年5月

ブレイクはアラナに一目ぼれ?
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ジム67歳
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このときのレポート。報告はブレイクです。
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki03/fiji03_5a.htm



2004年1月

ジム68歳、まだまだ元気な船長&GTアングラー。
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び~るだ~さんもGT連続キャッチ!
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このころは毎日20本くらい缶ビール飲んでました。これにはジムもビックリ!


このときのレポート
http://www.interq.or.jp/boss/uminchu/chokoki04/fiji04_1a.htm




2005年1月はバヌアレブ島へ

初めてフライブリッジ付きの船がデビュー
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ジムが設計した船でした。
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重心が高いせいか安定性が悪く、横揺れがやたらと大きかった。

ジム「これは失敗だ」



エンジントラブル。南の島では珍しいことではない。このときは漁師さんが泳いで引っ張った。
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ジム「1ホースパワー」

どんなトラブルが起きても、いつもユーモアたっぷりの人だった。


昼は竿頭、夜はビール頭の人(笑)
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バヌアレブの宿は普通の民家でした。毎晩3回は停電でした。
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そんなことがあったほうが旅は楽しい。

この年、ジム69歳、俺51歳。

このときのレポート
http://www.uminchu-mogi.com/chokoki05_a/fiji05_1a.htm



たくさんある中から100枚だけ写真を選んだ。100枚に絞るのに1時間くらい悩んだ。そのくらい思い出の詰まった写真ばかりだった。



その2、その3と続く