2009/05/16

カウアイ島&ニイハウ島のジギング

カウアイ島はオアフ島の西約110kmにあり、その誕生はおよそ500万年前と推定されている。ハワイ諸島の中で地質学的にもっと古い島だ。グランドキャニオンを彷彿させるワイメア・キャニオンや断崖絶壁が続く海岸線ナパリ・コーストは長年わたる浸食によって造られたもので、その壮大な景観は訪れる人々を感嘆させる。
 また島の中央部にあるワイアレアレ山は世界一降水量が多いことで有名で、年平均降水量は12,344mm(東京は1,400mm)。雨が多いだけに緑も豊かで様々な熱帯植物が生い茂り、ガーデン・アイランドとも呼ばれている。
 カウアイ島はハリウッド映画の撮影地としても有名で、1915年の「アロハ・オエ」から「ジュラシック・パーク」「アウトブレイク」「6デイズ7ナイツ」など近年の作品に至るまで、ある時は南の島として、またある時はアフリカの奥地として数多くのロケが行われてきた。

ニイハウ島はカウアイ島の西27キロにあり、1864年にスコットランド人のエリザベス・シンクレア夫人がカメハメハ5世(1863-1872)から島民付きでピアノ1台と 10,000 ドルで島を買い取った。現在も末裔のロビンソン一家がニイハウ島を所有している。

カウアイ島を訪れるのは今回が3回目。ニイハウ島は2回目である。

リフェ空港から港に向かう。2名は荷台に乗った。
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初日はカウアイ島の南側でジギング
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最大はこれで10キロちょいくらい。他に5キロ前後のカンパチがいっぱい釣れた。
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2日目の午前中は島内観光でワイメア・キャニオンに行った。
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午後3時に出港してニイハウ島に向かった。天気は最高だが海はベタ凪である。

到着するなりクルーのサビキによるメンパッチ(アカマツカサ)釣りが始まった。4年前に初めてきたときは大型クーラー3個満杯になるほど釣った。
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月が消えて真っ暗になるとメンパッチが突然釣れなくなり、今度はアジが入れ食いになった。
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未明までにこれだけのメンパッチ、パーチ、アジが釣れた。メンパッチは1キロ2,000円以上するそうだ。アジは1キロ1,000円前後。
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明けて3日目、ニイハウ島でジギング開始。いきなり10キロオーバーが釣れて活性が上がったが・・・
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その後は数こそ釣れるものの小さいのばかり。

ニイハウ島撮影会になった。
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トリプルヒット、ダブルヒットが続き、このサイズまでならいっぱい釣れた。
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4年前はここで38キロが釣れたのだが。小さいのしかヒットしない。原因は凪倒れか・・・
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最終日は2年前に48キロが釣れたカウアイ島北東へ行った。

そしてなんとか15キロクラスをキャッチ。これが今回最大となった。
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最終日のディナーはメンパッチパーティーだった。キャプテンのハリー・シゲカネさんの友人がいっぱい集まり、メンパッチを焼いたり、煮付けにしたりして食べた。この魚は沖縄でも夜釣りで釣ったことがあるけど、食べたことは無い。沖縄の人も食べてなかった。でもここでは大人気だった。
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WEB魚図鑑を調べたらハワイ在住の人から口コミ投稿があった。ハワイではあきらかに人気のある食用魚のようだ。
※HIはハワイ州の略

アカマツカサの食味評価