2012/05/31

最強コンビ?と行った種子島

3日間シングルフックバーブレスで通した。
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海外の一部の国ではGT、マグロのキャスティングゲームに使われるフックがシングルフックになりつつある。2年前に行ったオーストラリアのノマード(GT)。そして今年の3月に行ったアメリカのノースカロライナ(マグロ)はシングルフックの使用を推奨していた。
シングルフックを使うメリットは魚へのダメージが少ないということに限る。飲み込まれて鰓や内臓にフッキングすることはほとんどない。また擦れ係もほとんどない。俺の見ている限り、8割以上が口のカンヌキという部分にフッキングしている。
魚にとって鰓は致命傷である。鰓にフックが刺さった魚はほぼ100パーセント死ぬ。

デメリットはフッキングが難しいということである。トレブルフックに比べてフッキング率が下がる。またルアーの動きが悪くなり、ヒット率が下がったという結果報告もある。

今回は参加者が2名だったので、久しぶりに俺も投げることにした。今年国内初GTキャスティングである。
やるからには、一つ課題を作ろうと思いシングルフックのバーブレスと決めた。

GTを少なからずやった者なら、トレブルフックが鰓や内臓に掛かった、胸鰭周辺、腹部などに掛かってずたずたに切り裂かれてた・・・などなど、何度か見ているはずである。


島崎が経営するSELFISHにいつも泊まってます。一人一部屋で快適なお部屋です。
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同じ日程でドバイのニックとアメリカのサミがトカラへ。船はビッグディッパーです。

種子島後半組が到着したころ、怪物船長から釣果報告のメールが届いた。

ニックがサンドンで47キロをキャッチ!
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ロッド:カーペンターMH80H
リール:ステラ18000HG
ライン:PE8
ルアー:GT-γ160H


その報告を聞いて我々も気合が入った。

打倒!外人部隊!

種子島後半組の2名は過去4回種子島で坊主なしである。

その名を聞けば泣く子も黙る?

「呑牛」と「ぐっち」だ!



まず呑牛に来た!
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始めはすいすいと寄ってきた。

俺とぐっち「もたもたすんな~」「早く上げろー!」

他人にヒットした時はこうやって応援しますヽ(^o^)丿

ところが残り30メートルくらいに来たとき、強烈なセカンドランがあった。

俺とぐっち「やべ、デカそう」

その後は一進一退。なかなか浮いてきません。
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7分後

ようやくランディング

メチャクチャ太ってます。

二人では重くて上がりません。
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長さは大したことないんだけど、腹回りが凄い!
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船上計量51キロ!
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昨年も含めて島崎(智美丸)最大でした(過去にはS君の55キロがあります)。ちなみに昨年は山正丸船長の45キロが最大でした。

GT51キロ
ロッド:カーペンターDJ83MH
リール:ソルティガ6000GT
ライン:PE8
ルアー:GT-γ200

呑牛、種子島5連勝(無敗)!


ありがとう!
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40分後

そして今度はぐっちに来た!
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憎たらしい笑顔です。
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どこかの親父「頑張れ!GT!」(爆)

でも

応援むなしく

4分でランディングされちゃいました。

フロントフックがやばかったです。トレブルがシングルに!
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ぐっちも種子島5連勝!(無敗)
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ロッド:カーペンターDJ83MH
リール:ソルティガ6000GT
ライン:PE8
ルアー:ぐっち工房じんべい160

1日目は5バイト2キャッチでした。1チャンスを逃さなかった二人はさすがです。

俺は3バイト0キャッチでした。バイトは一番多かったけど、フッキングできません。
でも明日もシングルフックバーブレスで頑張ります。


タケノコの天ぷらです。これも感激の美味さ!
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夕食は二人の動画を見ながら盛り上がった。
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2日目

今回のタックルはダイワ(ソルティガ)が多い。
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茂木ツアーはステラ派が8割だから珍しい。

ちなみに今回俺もソルティガ使ってます。7000番の替えスプールが出たこと、そしてスタジオオーシャンマークから7500番のソルティガ用スプールが出たので買っちゃいました。

使った感触は

回転とドラグのスムーズさはステラ

防水性と頑丈性はソルティガ

かな?

ソルティガのボディにスタジオオーシャンマークのスプールというのも良いかも!

すいません。まだ1回しか使ってないので本気にしないでください(-_-;)


そしてこの日は潮がほとんど動かず激渋!

粘りに粘ってやっと1匹キャッチ!
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パンドラ155+30にバーブレスシングルフックです。
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テールフックがカンヌキ(口の横部分)に掛かってました。理想的な掛かり方です。フロントフックは遊んでました。パンドラの場合、シングルフックでもアクションにはあまり影響がないように感じました。


結局2日目は1匹で終了



夕食では懐かしい人に会った。
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三好さんです。2003年のサザン瀬戸ジギングトーナメントのときに空港から会場のある東和町(現在は周防大島町)まで送迎してくれた人です。あのときは25歳のヤンチャな若者だったけど(笑)
俺も忘れかけてる思い出をたくさん聞くことができて楽しかったです。それと三好さんは俺のブログの大ファンでした。ありがとうございます!

サザン瀬戸ジギングトーナメント
http://www.uminchu-mogi.com/event03/sazan03_10.htm


3日目(最終日)

今日はガンマにシングルフックを装着しました。腹部に2本、テールに1本です。ガンマがちゃんとアクションするかが一番の問題です。フックはインターフック製のMO35です。溶接リング付きです。
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キャスティング開始

アクションはばっちりでした。これなら絶対にヒットすると確信しました。

そして

サメの猛攻を何度かかわして

キャッチ!

カンヌキにがっちりとフッキングしてます。
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2日連続で渋い中、シングルフックでキャッチです。
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シングルでも充分に行けるという自信ができた。

ロッド:カーペンターCV79/40
リール:ソルティガ6000GT
ライン:サンラインPEジガー8HG8号
リーダー:プロセレ170ポンド
ルアー:GT-γ160H
フック:インターフックMO35溶接リング付き


そして今後はGT、マグロ、ヒラマサはずっとシングルで通します。さらに工夫と改良を重ねます。

魚に優しく

そしてトレブルフックが市場に不足しているのを補うことにも繋がります。

メーカーも本気で取り込んでくれたらいいですね。



激渋の中、2日連続竿頭の親父が吠えた。

俺「おい!釣るまで今日の昼飯は抜きだぞ!」

呑牛とぐっち「えええええ~~~」


俺「じゃ匂いだけな」(爆)
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終わり~
2012/05/28

うなぎぶっ込み隊登場@種子島

チーム恋どろぼうの変人二人と俺
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もともとは鯉釣りクラブだったのかな?

いつのまにか

鯉がGTに代わって

あちこち出没してます。

ぬっきぃーが隊長でDJが殿様です。どっちが偉いのか?

大役が回ってくると必ず二人揃って回避します。

信念とか根性とか重くなるものは何にもないです。

世界一気楽なクラブです。



おっ、

何かかけたみたいです。
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こっそりファイトしてたけど、見つかっちゃいました。

恋どろぼうの今年種子島第1号はメッキでした。
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続いて恋どろぼう入隊志願者のミヤモリ君に大物が来た!
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スリーブすっぽ抜けでした。

入隊資格ありありです。

基本的にヘマのない人は入れません。


今度は殿様にヒット!
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殿様お見事!
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隊長も続きます!
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恋どろぼうの実力を見せてあげた二人です。


おーりゃー!

珍しく殿様が本気になってます。
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でも上がってきたのは・・・
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この日は暗くなるまでまで頑張りました。

またまたミヤモリ君にヒット!
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今度は力いっぱいスリーブを締めたそうです。

ミヤモリ君のGT自己記録はパラオで釣った5キロです。

それよりは大きそうです。

おっ!デカいぞ!
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船上計量42キロ!
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人生2匹目のGTは大幅自己記録更新でした。ルアーはガンマ200クマノミカラーでした。

ただし、恋どろぼう入隊は却下されました(爆)

この日は11バイト4キャッチでした。


勝者は上座です。
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最高のビールでした。


2日目

茂木ツアー最強の戦士にヒット!
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バクと俺との出会いは10年前になります。

バクが初めてお店に来た。

バク「コスタリカへターポン釣りに行くのですが、釣り方教えてください」

俺「タックルはどんなの持っていくの?」

バク「持っていきません。レンタルです」

俺「ターポンなめてるんじゃねえのか」

そのあと1タックル買わされてました。

でも1タックルでは心配だから1タックル貸してあげました。

貸したタックルが戻ってきたのは1年後でした(笑)

俺「釣れたの?」

バク「坊主でした」「しかも帰りにパスポート忘れました」

なんとこれがバクの初海外遠征だった。

俺も初海外遠征はコスタリカ(1989年)でした。

でもバクは一人で挑戦です。俺は丸橋さんという偉大な引率者がいました。

以来、バクは次々と秘境にチャレンジしました。

メキシコでターポンに挑んで坊主

アルゼンチンでドラードに挑んで坊主

シエラレオネでターポンに挑んで坊主

パプアニューギニアでパプアンバスに挑んで坊主

エクアドルでピラルクに挑んで坊主

ニカラグアでターポンに挑んで坊主

ルアーではことごとく坊主だけど、餌付けると無敵です。

宮古島でカンパチ70キロ

与那国でカンナギ101キロ

カナダでチョウザメ150キロ


今回のことです(笑)

俺「どんなタックル持って来たの?」

ロッドは

カーペンター78UHL(カーペンター史上最強のポッピングロッド)
カーペンター611SHPグランダーマーリン
カーペンターTBL80/20

俺「また極端なタックルだなあ」「種子島で使える竿が1本もない」

俺「カッパは?」

バク「持ってきませんでした」

俺「天気予報見てるの?」

バク「・・・・・・」

俺「GTに挑むの何回目?」

バク「10回目くらいです」

俺「何匹釣った?」

バク「まだ釣ってません。見たこともありません」

10回も行って見たこともないというのが凄い。

俺「北海道とかに行ってない?」


ロッドとロッドベルトとルアーは俺が貸してあげました。カッパは船長から借りました。
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ところが!!!

釣っちゃいました!

人生初GT!
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36キロ!

ちゃんとルアーで釣りました。

ロッド:カーペンターEP82/38
リール:ソルティガZ6500
ライン:PE12号
リーダー:200ポンド
ルアー:GT-ガンマ200

バク大喜びでした。


ありがとう。
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この日は6バイト1キャッチでした。

そのうちぬっきぃーが4バイト0キャッチです。

1高切れ、1根ずれ、1フックアウト・・・

グランドスラム達成です(爆)


この日は恒例のBBQです。

アマケン登場!
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ウナギ獲りの大名人です。でも今年はウナギが少なく大苦戦でした。

2日頑張って5匹確保。

種子島のウナギはマジ美味いです。水がきれいなので泥抜きしなくても全然臭くありません。


昨年とうとう恋どろぼうの中にうなぎぶっ込み隊が結成されました。
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アマケンだけが頼りのチームです。

でも今回はぬっきぃー隊長が絶不調です。

4バラシのお仕置きです。

正座させられてます。
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5時間正座の予定だったけど、5秒で許してあげました。


乾杯♪
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この日はバクが主役です。もちろん初めてのことです。


ウナギはあっという間に無くなりました。

ウナギと一緒にいつもタケノコが出ます。これ焼いて食べると激美味です。


バクが食べているのを見てアマケンは大笑いです。

なんと皮まで食べてました(笑)
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あまりの美味しさに大感激のバクでした。

帰りにお土産にとタケノコいっぱいいただいてましたよ。



そして最終日

凄いオーラです。
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殺気強すぎてGT消えちゃいました。



2012/05/27

天気は最高!サンライズその2

べた凪。
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釣り2日目です。

午前中は少し風もあって活性も高かったけど、午後から無風、べた凪でした。


いろんな魚が同時に釣れた。
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クロブタ君、ファイト大げさ(笑)
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でも上がってきたのはお見事サイズ!

今回最大のブリキャッチ!
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ヤマダ君もブリ!
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ワカツキ君もブリ!
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び~るだ~さんもブリ!
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タイラバも好調!
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タイラバに餌(ワラサの皮)付けてましたが(笑)
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インチキは強い!
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右のワカツキ君はインチキなし。左の親父はアシストフックにワラサの皮付いてたよ。
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まんぼう先生は見たことないルアーで底引いてキャッチ。
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2回目は何か引っかけてロスト。


壱岐の若手凄腕マグロ漁師です。べた凪でマグロも渋いそうです。暇つぶしにタイラバやってました。
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6月に親父が乗って漁の邪魔をする予定ですヽ(^o^)丿


武蔵丸が近づいてきた。

ペンペンブラザースが乗ってました。
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ゴリは奥さんも連れてきてた。奥さんマダイ大漁でした。


この日は壱岐の海老館へ

新鮮な海の幸に大満足♪
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宿のご主人がオオダコのお話を。
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大ダコは鬼凧(オンダコ)が正式名です。

昔、壱岐は鬼ヶ島と呼ばれ、鬼がいっぱい住んでいたそうです。

以下、長いのでここを参照
http://www.ikishi.sakura.ne.jp/oidensetsu1.html

今から1200年前の平安時代のお話です。

鬼退治しなかったら、室町時代の元寇もなかったかも(鬼がいたら怖くて来なかった?)。元寇がやったことは鬼以上に残酷だったからね。

壱岐は1274年と1281年に元(蒙古軍)の大軍が押し寄せ、ほぼ全滅したと言われている。
元軍は島民に暴虐の限りを尽くし、芦辺町には千人塚、千人供養、中島塚、八ツ塚、裏町の千人塚、千人堂などが残る。「かくれ穴」も町内随所にあり、いかに島民が悲惨な目に遭ったかが偲ばれる。


3日目、最終日です。

今回もいっぱいリリースしましたよ。
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ローリーの可愛い寝顔です(笑)
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魚持ってる写真が全然なかったぞ。


呼子に帰港

お疲れ様のタックルです。
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帰りの車中

親父「博多通りもんって知ってるか?」

ALL「超有名なお土産ですよ」「まさか知らないの?」「博多何回来てるんですか?」

福岡空港の一番目立つところに看板がありました。
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いままで気づかなかった俺って・・・(-_-;)

5年分買いました!(^^)!
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終わり


次は種子島で~す。ここもいろんな昔話があります。
2012/05/26

天気は最高!サンライズその1

今回の撮影もほとんどせ~いち船長です(笑)
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4月中旬以降の玄界灘は凄かった。あちこちの船で20キロオーバーのオオマサがキャッチされていた。サンライズでも34キロを頭に24キロ、22キロなど。

でもGW明け頃からパッタリとオオマサが消えて、マダイが激増。

出発前にせ~いちから電話が

せ~いち「マダイが良いのでタイラバを」

タイラバ・・・

某釣具屋では売ってないぞ(-_-;)


到着日は博多で恒例モツ鍋宴会
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本日の釣りが中止になったペンペンの顔も

ペンペン「いいですね~釣りができて」

そういうぺんぺんは翌日船でイカ釣り、2日後には武蔵丸でマダイ釣り。

1年間に300日釣りする男に「いいですね~釣りができて」と言われたくないぞ。


今年になって○○回目のモツ鍋です。
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翌早朝、暗いうちに博多を出発して呼子へ

親父の乗船スタイルです。アラブの王様?
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でも首には枕(爆)


俺が寝ている間にせ~いち船長がグッドな写真を
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オオミズナギドリがサンマ食べてました。
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せ~いち写真の中にはローリーの写真もいっぱい
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せ~いちに気に入られてますな(笑)


そしてワラサ祭り

まんぼう先生、キャスティングでワラサを
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び~るだ~さんはジギング?
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塚ちゃん大きなワラサ(笑)
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塚ちゃん、この日は絶好調

こんどはタイラバです。
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大きなマダイキャッチ!
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起きてきた親父「不味そう」


その後もワラサ祭りは続く
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皆さん、たくさんリリースしてました。

この日はマグロも跳ねてたけどヒットに至らず・・・


そして対馬の美女塚山荘へ
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新潟、茨城、神奈川、名古屋、大阪、愛媛の壊れた面々です。
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2日目は早朝に出港

日の出の時間に七里到着
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流れ物(破れた網)発見

海面美化作業しました。

その中に小さな魚が

まんぼう先生「カエルアンコウ科のハナオコゼです」
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せ~いちは1投でワラサをキャッチ!
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ルアーはパンドラ65でした。


び~るだ~さんはカンパチを!
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この日はカンパチ、ブリ、ヒラマサとグランドスラム達成!


親父もこの日は珍しく(今年サンライズでは初めて)釣りやってます。
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親父「せ~いち、デカく撮れよ」
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せ~いち曰く

「僕が12年前にワールドマリンに就職して最初のお客様が茂木さんでした。こんなに起きている茂木さんは初めて見ました」


タックル全部忘れたので誰かの勝手に借りてましたけど(爆)


その2へ続く
2012/05/16

好調が続くトカラその2

トカラ最北端のニーヨン岩です。
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さあ2日目です。本日釣らないと正座して夕食だそうです。


数々のすっぽ抜け伝説を作った男にひっと!
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3年ぶりのGTに翻弄されてヘロヘロです。
2

それでも釣っちゃいました。サングラスが似合わねえですけど。
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36キロ!


腰痛君に腰が痛くなるサイズがヒット!
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でもフックアウトして喜んでました。


田中♂に超難所でヒット!
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ほとんどラインを出さないファイトでした。

22キロ!
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そのあとは仕入れに専念してました(^^)

たぶんホウセキハタ
7

たぶんアザハタ
8


そして

ついに

今釣行最大サイズが!

イグアナ君にヒット!
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(俺は寝てたんで見ていません)

ところが、あと1歩でフックアウトでした。


サングラスが似合わねえのか、顔にしまりがないのか・・・
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これでもお国の大切なお仕事をしてます。


おっ!
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仲良くカスミアジでした。
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イグアナ君は不幸続きです。
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怪物船長、大笑いです。


貴ちゃんもカスミアジ
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陽子ちゃん水深2メートルで全力ファイト
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リーダーずたずたでした。
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8.5キロの大きなカスミアジ
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腰痛君の腰がピンチです。
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なんとか踏ん張りました。
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24キロ!

このGTは、そのあとが大変でした。

精液飛ばしまくりです。3メートルくらい飛んでました。

吹っかけられたすっぽ抜け君でし。
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1年に1回だから大量に出ますな。


吹っかけられた被害者の顔です(笑)
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松元荘の自家製ダイコン
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美味い!


反省会忘れてました。
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このあとは親父の独演会でした。

皆さん半分寝てましたが・・・


3日目、早くも最終日です。

腰痛君絶好調!
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3日連続GTキャッチ!
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33キロ!

このあと腰痛くて終了でした。



3日間で7匹キャッチ。例年のトカラなら大満足だけど、今年はこれではちょっぴり不満。
どのパーティも凄い釣果だからね。


そして

やはり

我々の後は凄いことになってました。

60歳、北海道から参加の平山さんが58キロをキャッチ!
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GT58キロ 全長157センチ
ロッド カーペンター エンドレスパッション82/38
リール ステラ10000XG
ライン PE8号
リーダー ナイロン170LB
ルアー GT-γ160H
ファィトタイム 5分



平山さんはバスメイトツアー(引率は徳永さん)で参加です。徳永さんも43キロをキャッチと報告がありました。


トカラ今年は凄いです!

船:ビッグディツパー
http://bigdipper-amami.com/
2012/05/15

好調が続くトカラその1

ビックリデッパー・スタジオです(^O^)
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今年絶好調のトカラです。俺がトカラに行きだして22年目になるけど、こんなにGTが釣れた年はありません。

トカラの潜在力も凄いけど、福井怪物船長の開拓精神、自然条件をよむ的確さ、ヒットに結び付ける操船技術、そしてお客さんに釣らせる熱意などなど、すべてが優れているからこその結果だと思います。

GTアングラーとしても世界一だけど、キャプテンとしても世界一だと思ってます。


我々が到着する直前のトカラのほんの一部の報告です。

成長著しいボンガキ田中君は自己記録となる54キロをキャッチ!
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GT54キロ 全長152センチ
ロッド カーペンター・プロト
リール ステラ18000HG
ライン PE10号
リーダー200ポンド
ルアー パンドラ・プロト
ファイトタイム3分

ボンガキは今年絶好調で大型を数えきれないほどキャッチしています。


栃木県から参加の長沼さん。いつもお店をご利用いただいてます。
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GT50キロ 全長148センチ
ロッド カーペンター TBL711/35
リール ステラ18000HG
ライン PE8号
リーダー170ポンド+先糸マンユウ100号(286LB)
ルアー パンドラ155
ファイトタイム3分

この他にも40キロと35キロをキャッチ。


グルーパー新入会員のドッヂ古田君。自己記録連発でした。
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GT42キロ 全長141センチ
ロッド カーペンター EP88/35
リール ステラ20000PG
ライン PE6号
リーダー 140ポンド
ルアー GT-γ160
ファィトタイム4分


そんな好調が続くトカラへ5月11日に到着。

今回は40キロオーバーのGTを釣っている女性が2名参加しました。

貴ちゃんと陽子さんです。
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まずは悪石島で釣りを開始
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1匹目はザ・センパイことモスキートです。
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船上実測28キロ。ルアーはγの140です。

俺の国内ツアーではほぼ100パーセントGT釣ってます。憎たらしいけど、凄いです。


続いて、この日の脇役の皆さんです(笑)

田中♂がワフー(カマスサワラ)を
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今度はシイラ
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腰痛バンノは腰にやさしいGTを
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続いて主役の二人です。

陽子さんのパワフルなキャスティングです。
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貴ちゃんはパワーありすぎて、ロッドまで飛んでいきました(爆)
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しかし

その後

ずっとヒットがありません。


GTを釣る条件は最高らしいです。


初日が終わる直前に怪物船長が投げた。

1投目に2バイトあり!

2投目でヒット!

怪物先生の実技指導です。
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先生は簡単にやってますけど・・・

途中から陽子さんがファイト
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全力で頑張ってるけど、なかなか浮いてきません。
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続いて貴ちゃんがファイト。
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なかなか浮いてきません。男でもてこずるサイズのようです。


5分

7分

ようやくキャッチ成功。

でかいです。

大前イグアナ君も田中♂もモスキートも自分が釣ったような顔をしてます。
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実は某親父に「釣ったような顔をするんだぞ!」と脅されてました。

こんな好条件なのに釣れない3人へのお仕置きです。

怪物先生が検量します。
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45キロ!

参加者の誰が釣っても自己記録でした。

こんなのを2投でヒットさせる先生はやはり世界一ですな。

これまた満面の笑顔をさせられてます(笑)
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ちなみに田中家の食卓は消費期限を過ぎてからが勝負だそうですが・・・

何か。



口の島に入港
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宿はいつもの松元荘です。

反省(笑)
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そのわりにはみんな食欲旺盛でした。

そして

30分もしないうちに独演会が始まりました(爆)
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その2へ続く
2012/05/14

新婚さんと一緒にドバイ観光♪

ブルジュ・ハリーファ(Burj Khalifa)の屋外展望台:124階 (452 m) のアット・ザ・トップ
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最終日は早朝にDibbaを出てドバイに行き、市内観光です。
今回はセブンスターホテルのブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)でアフタヌーンティー、そしてブルジュ・ハリーファの屋外展望台へ登ります。予約はすべてサンパイがやってくれました。
Burjはブルジュと呼んだり、バージュとも呼んだりします。

片側7車線の道路です。
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今では高層ビルがいつくつも建ってますが、6年前は一つもなかったそうです。

セブンスターホテルのブルジュ・アル・アラブ。一番安い部屋が1泊約20万円です。高さは321メートルです。
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赤い矢印のところ「スカイビューバー」でアフタヌーンティをいただきます。予約制(約1万円)です。

昨年10月に来たときは入口の門の前で記念写真だったけど、今回は中に入ります。
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この特大リムジンで入場です。
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嘘です(笑)

ロールスロイスが何台も!
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ホテルの玄関で。
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中に入ると美しい女性が出迎えます。
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エスカレーターで天国へ(^O^)
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中は吹き抜けになってました。この吹き抜けの高さも世界一だそうです。
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二度と来ないだろうから、あちこちで記念写真です。
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予約した時間にエレベーターで最上階のスカイビューバーに上がりました。

着席。
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シャンペンの注ぎ方も違います。
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最高の時間に大満足のプー&ともえちゃんです。
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遠くに世界一高い建築物「バージュ・ハリーファ」が見えました。
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お金持ちの気分に浸った平民4人です。
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窓からの眺め
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次は世界一高い建築物「バージュ・ハリーファ」です。

高さは何と828メートル。
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でも、あと数年で世界一ではなくなるそうです。

以下、ウイキペディアより

高さ1位でなくなる日

2010年時点でクウェートの首都クウェート市の隣で進行中の人工副都心マディナ・アル=ハリール地区に高さ1,001 mのハイパービルディングである「ブルジュ・ムバラク・アル=カビール」(Mubarak al-Kabir Tower)(2016年竣工予定)が計画されている。また、ブルジュ・ハリーファと同じアラブ首長国連邦のドバイでも、ナキールが高さ1,400 mの「ナキール・タワー」の建設に着手、さらに高さ2,400 mの「ドバイ・シティ・タワー」の建設も予定され、他にもサウジアラビアのジッダでは高さ1,600 mの「キングダム・タワー」の建設計画があり、バーレーンの首都マナーマでも高さ1,022 mの「ムルジャン・タワー」の計画が浮上している。このように、ブルジュ・ハリーファを超える高さの超高層ビルの建設計画が中東で次々と明らかになっているので高さ1位の記録が破られるのは時間の問題だと考えられている。ただし、2007年に始まった世界金融危機(世界同時不況)の影響も顕在化しナキール・タワーの建設計画が1年間延期になるといったことも起きており、どの段階でどのビルによって抜かれるのかについてはあまりはっきりしていない。


2400メートル(^^;;;;;;;


入場はすぐ隣の世界最大のショッピングモールであるドバイ・モールから

ドバイ・モールの中にある水族館
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展望台「At the Top」への入場口です。明日まで予約でいっぱいでした。
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事前にネットで予約しておくと約2500円です。当日購入は1万円くらいします。

入るなり記念写真を
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帰りに「At the Top」から見下ろした写真と合成写真ができてます。買う買わないは自由です。

エレベーターホールにあった模型です。
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エレベーターで一気に124階へ
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屋外展望台の「At the Top」です。高さは何と452メートル。
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砂漠に突然できた未来都市「ドバイ」が一望できます。
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まだまだ建設中や建設予定地がいっぱいあります。あと5年後はガラッと変わってるだろうな。
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上がりたくないビルです。下が細いので倒れそう。
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世界一ばかりのドバイだけど、10年後はちゃんと機能しているのかな?

砂漠に突如できた未来都市。

何か不自然です。



ドバイ・モールに戻って大衆レストランで夕食を。

ここでは背伸びしないで、思いのまま食事ができました(笑)
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終了~
2012/05/10

ホルムズ海峡でGTフィッシング②

ホルムズ海峡はいろんな魚と遭遇します。
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ジンベイザメ、マンタ、マンボウ、セイルフィッシュなどなどの大型魚。そしてクジラ。そして圧倒的な量のアンチョビー。エビ類も多いのだそうだ。

こんなにも魚が多い理由は

最近までドバイに在住していたYoshiさんからメールをいただいた。

「ペルシャ湾は水深が平均50m深いところでも100mほどしかなく、湾奥のチグリス・ユーフラテス川が運ぶ栄養分とサウジアラビアから飛んでくる砂のミネラルのおかげで富栄養化しやすいため、定期的に大規模な赤潮が発生します。おかげで小魚に始まり、マンタやジンベイザメなどのプランクトンイーターが豊富です。」

砂漠の砂がミネラルだとは知らなかった。日本では昔から「山が海を育てる」と言い伝えられてます。山の木の葉や植物が枯れて養分(ミネラル、鉄分など)となり、それを川が海に運んで、海を育てると。だから森林伐採などをすると海に栄養が届かなくなり、海は枯れると。海草が育たなくなった海は魚が寄り付かなくなります。一昔前に北海道のニシンが獲れなくなったのは調べた結果、産卵場となる海草が育たなくなったからだとわかった。

でもオマーンの山には木や植物がほとんどない。なんでこんなに魚が多いのか・・・ずっと疑問でした。

砂が海を育ててたんだね。謎が解けました。砂漠の砂には長い年月で栄養が溜まっているのかもしれません。

大きなジンベイザメはコバンザメを何匹も引き連れてます。
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船が近づいてもゆっくりと泳いでます。
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ついにニックは飛び込んで一緒に泳いでました。
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水中を覗くと、アンチョビーでいっぱいです。
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そしていよいよホルムズ海峡で釣りを開始!

ともえちゃんが大きなクイーンフィッシュをキャッチ!
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クイーンがクイーンなんて(笑)

この魚はいたるところで釣れました。

続いてサンパイ
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そしてビッグプー
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さらにともえちゃんは初GTをキャッチ!
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でも次のポイントで大型GTにやられちゃいました。一気に走られて根ずれでブッチン。

その場所で親父がかたき討ちを

ドーン!

見事に仇を打ちました!
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全長実測149センチ、叉長137センチでした。

タックル
ロッド:カーペンターEP82/38
リール:ステラ18000HG
ライン:サンラインPEジガー8HG8号
リーダー:ナイロン170Lb+フロロ80号50センチ
ルアー:ブルーフィッシュ120

重さは47キロくらいかな。

親父にとって久しぶりの100ポンドオーバーです。

このサイズはムサンダムでは滅多に釣れないそうです。

そしてサンパイ
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サンパイがいると船上がいつも楽しいです。


新婚のビッグプーも連日気合満点でした!

仲良く記念写真です。
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GTも目を輝かせて祝ってました(笑)

ランチタイム♪
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3年前とは大違いの美しい海です。ランチも美味い!


ランチの後で釣れてよかった。超臭い魚です。
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今回は親父もかなり投げました。
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目標があるからね。

5キロ減量。

でも帰国したら1キロ増えてた(^^;;;



そして

ついに!

ともえちゃんに天国サイズがヒットーーー!!!
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一生懸命頑張ったけど、20分でフックアウトでした。

しかしデカかったです。絶対に40キロを超えてました。



ここからは美味しい外道さんです。

たぶんヤイトハタ
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たぶんチャイロマルハタ
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ロングテールツナ
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ハマフエフキ
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ハタはキープしたけど、どこかに消えちゃいました。美味しいからスタッフが持って行ったのかな?
ハマフエフキとロングテールツナは美味しかったですよ。


50ノット以上で走る高速船です。ドバイから来るようです。
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通過した後に大波が来るので要注意です。

ムサンダム半島の先端の沖に見える島です。もちろん釣り禁止です。軍関係の島です。
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このあとポリス艇に取り調べを受けました。パスポート見せろと言われたけど、全員持ってない。でも日本人だと言ったらすぐに釈放してくれた。

大きなクジラです。種類はわかりません。
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海鳥もたくさんいます。

これはミサゴのカップルです。近くに巣もあった。
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3枚続けてサンパイ特集

スーパーサイヤ人か?
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何かに驚いてやんす。
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リリースも派手でやんす。
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他にもたくさん笑わせていただきました。


ともえちゃんが発見!

メチャ小さいカブトムシです。
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今度は特大のジャガイモ!
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そして壁に初めて日本人の写真が飾られた。

しかも反対側なんで、1枚だけです。
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デ~~~ン!
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ちなみに反対側の壁です。
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そしてオマーン最終日のディナーは俺がソバを作りました。
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大好評であっという間に売り切れ!
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お刺身も連日出ました。ハマフエフキ、そしてロングテールツナなどなど。
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その3はドバイ観光です。
2012/05/10

ホルムズ海峡でGTフィッシング①

ドバイに到着♪
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今回はムサンダム半島の先端で釣りをします。そこは現在緊張(イランとアメリカ)が続くホルムズ海峡のオマーン側(アラビア半島側)です。
もともとはニューカレドニアに行く予定だったけど、昨年10月に現地のガイドが突然廃業してしまい急遽オマーンに変更しました。予約時に50パーセントのデポジットをユーロで払っていたので、戻ってきたときはユーロが激安で大損しました。海外遠征はいろんなリスクがあります。まあ戻ってきただけラッキーとも思ってます。気にしてたら海外遠征はできません。
そうしたら今度はホルムズ海峡が怪しくなってきました。昨年10月にもオマーンに行ったけど、そこはオマーン南部でホルムズ海峡とは遠く離れています。でもすぐ南には暴動の続くイエメンがあります。北へ行っても南へ行っても安全ではありません。海賊が出るソマリアも近いです。最近ソマリアの海賊は遠く離れたモルジブでも出没するそうです。

11月ごろオーシャンアクティブのニックにメールを
俺「ホルムズ海峡は大丈夫?」
ニック「全然問題ないよ」
俺「ミサイル飛んでこないか?」
ニック「望遠レンズで撮ればいいさ」

ムサンダムは2009年にも行ってます。そのときは海が異常に臭くて濁ってた。透明度は10センチくらいだった。我々が良く4か月くらい前から水質は悪くなりはじめ、行ったときはピークだったらしい。その数か月後には元のきれいな海に戻ったそうだ。
釣果もいまいちでGTは最大で25キロくらい、数も少なかった。

昨年行った南オマーン(クリアムリア諸島)は大型のGTがバンバンヒットした。50キロ、48キロを筆頭に大型を連発。ジギングも好調で20キロオーバー連発、40キロオーバーのカンパチが2匹釣れた。でもGTのポイントは浅いので根ずれも連発だった。
南オマーンはその後も好調で各国からたくさんのGTアングラーが押し寄せ、65キロを筆頭にたくさんの大型GTがキャッチされた。ニックは「南オマーンのアベレージは37キロ」と言っていた。しかし世界トップクラスのアングラーでさえ、根ずれと高切れの連発だったらしい。
それに比べてムサンダムはアベレージは20キロ前後で比較的取りやすいところである。今回は新婚旅行の森夫妻(ビッグプー&ともえ)もいるので、ここを選んだ。ドバイから車で2時間と近いのも選んだ理由。南オマーンは片道1000キロで、しかも前回は時速150キロで走って2回のバースト。道中命がけだった。

2011年10月の南オマーン釣行記
http://uminchumogi.blog111.fc2.com/blog-entry-179.html

ニックは昨年のジギングフェスティバル、そして今年のスポーツフィッシングフェスティバルにもはるばるドバイから来た。日本のタックルが大好きなようだ。そして今年の5月(今月)下旬に初めてトカラのGTに挑む予定。

ドバイ空港で荷物を積み込む。タイヤとホイールは新品になっていた。
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2時間でオマーンのDibbaに到着。ここはオマーンの飛び地です。

宿にはたくさんの釣果写真が貼られてた。でも日本人の写真は1枚もありません。
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最近新調したオーシャンアクティブのTシャツです。
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右側はすべて日本メーカーだった。
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ちなみに左側はアメリカでした。

おっ!早くもヒット!
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でも電信柱が・・・

ヒットしたのは親父でした(爆)
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83キロキャッチ!
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ファイティングタイムは5分。すぐにくたばってました(^^;


到着初日はニックがあちこち案内してくれた。

まずはDibbaの港に行った。

なんと海底が見えた。
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魚もいっぱい。
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3年前は透明度10センチで魚は1匹も見えなかった。

これは3年前の写真
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ホテル前のビーチもこの濁りです。しかもメチャクチャ臭かった。
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この帯のような塊は?
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アンチョビー(イワシ)でした。あちこちに大量に上がってました。
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市場も賑わってました。
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海の透明度は3年前とは大違いです。釣果も期待できそうです。

学校に通うため船に乗ってDibaaに到着した女の子。
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南オマーンでは女性が外出しているところを一度も見なかった。

ちなみにアルコールは宿の中でしか飲めません。南オマーンは宿でも飲めませんでした。ドバイはどこでも飲めます。そしてエミレーツ空港は機内でビールも出てきます。イスラムの厳格な国と緩い国とかなり差があります。一番厳格な国はサウジアラビアです。緩いのはドバイとトルコかな。オマーンはサウジとドバイの中間くらいです。


続いて町はずれへ

なんとダムです。雨降らないのになあ。
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水がちょこっとありました。
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ニック「水が溜まっているのを初めて見たよ」

しかしなんでダムなんか造ったんだろうね~

雨なんか年に10日も降らないのに。

石油でお金が余っているとしか考えられませんな。


急激な峠を登りきると小さな集落が見えてきた。
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超高級リゾート「Six Senses Resort」
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俺には平家の落人集落に見えたけど。

水中に渦巻きのように見えるのはアンチョビー(イワシ)です。
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泊まりもしないのに入れていただきました。
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ヨーロッパやアラブの大金持ちが泊まるところだそうです。
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高い部屋は1泊16000ドル(約130万円)!!!
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セレブな宿泊客かな?
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世界中釣り師がほら吹きなのは知ってたけど、セレブも同じでした(笑)

北海道から来たセレブな新婚さん?
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宿に戻ると炭火でディナー準備中
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チキンのホイル焼きでした。
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食事は美味しかったです。宿のスタッフも船のクルーもとても親切です。


そして翌日

早朝の港
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ホルムズ海峡へ向かって出発。
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巡航30ノット。海は連日穏やかでした。

ただし日中は暑くて地獄です。


その2へ