2009/04/27

宮古島GT後半組

前半組と入れ替わりで後半組が到着。
メンバーは8名で船2艇の予定だったけど、風が強く1艇は小さいので出船は無理らしく、MORIZO艇だけになった。

初日は短い時間だったけど、太陽を久しぶりに見た。
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暴走親父が20キロ弱のGTをキャッチ。どこでも必ずといっていいくらい釣る男だ。
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下地島の西側を攻める。有名な地磯のポイント「通り池」がある。
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この日が一番天気に恵まれたが日中はほとんどバイトがなかった。

終了間際にまいどが13キロをキャッチ。
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夕方、那覇から遅れて入った栓抜きも合流して大宴会。
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2日目と3日目は釣り中止となり、島内観光。

住民の水汲み場だった「盛加がー」。平良市内にある大きな洞井。島には川がないので天水(雨水)と島のいたるところにある洞井が生活用水だった。
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宮古には2つの地下ダム(福里ダム、砂川ダム)がある。地中に作られたこのダムのおかげで長年の大きな悩みだった水不足が解消した。
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東平安名崎。
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池間大橋と宮古島最北端の池間島。
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宮古は連日悪天候に泣かされました。前後半で7日間チャーターして3日間中止、出れた4日間も近場の風裏中心でした。それでもGT5匹キャッチ、大物ラインブレイクありと国内としては悪くない結果でした。ポイントはほとんどが港から30分以内です。サンゴ礁が島の周りを幅広く覆っていてポイントは多く感じました。GTが育つ環境は他の島に比べて良いと思います。

羽田発着の直行便があり、10時30分ごろ宮古島到着、帰りは19時40分なので釣り時間が長くとれるのも利点です。
MORIZO船長は18歳からクルーとして働き、21歳から船長を任され、昨年から独立しました。
若いけど宮古の海をよく知っています。

MORIZOホームページ
http://www2.miyako-ma.jp/f-morizo/


次回は7月に訪れる予定です。
2009/04/23

宮古島のGT前半組

なんと宮古島は初挑戦です。石垣も与那国も波照間も西表も数え切れないほど行ったけど、宮古は通過しただけで釣りをしたことがなかった。

20日から行く予定が会計事務所にまるめこまれて(あまりにも不在が多いんで)22日からの参加になってしまった。

前半組の3名は20日に到着。その日は悪天候で中止、21,22日は出られたものの雨、強風で近場の風裏での釣りとなっていた。


MORIZO艇です。GT専用に作られた。


ドタバタ君が大きなアカナーを
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最年長オオサンショウウオさんはどこでも釣ります。
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今回最大のGT
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横浜のT君は外道連発でした。
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22日の午後から合流して郷土料理を食べに行った。

まずは宮古島の泡盛(菊之露)
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定番、島らっきょ
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グルクンの開き。唐揚げは何度も食べてるけど、開きは初めて食べた。合格!
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久しぶりの沖縄料理。懐かしい味に大満足。
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前半組、最終日。大型がヒットしたが・・・
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ドタバタ君の1匹に終わった。
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MORIZO船長は噂どおりの素晴らしい船長だった。条件さえそろえば必ず良い結果が出るだろう。

しかし後半組が到着する明日以降も天気予報は悪い・・・
2009/04/20

10年連続幸漁丸ツアー

今年で10年連続の幸漁丸ツアーです。年々宴会色が強くなって釣果がさびしくなってます。宴会で燃え尽きるのが原因ですが。

幸漁丸は九州のジギング船として歴史のある船である。多くのジガーがここで修行して育っていった。九州のジギングレベルは高い。そのリーダー的存在である。

幸漁丸釣果速報
http://yellow.ap.teacup.com/koryomaru/
幸漁丸HP
http://www.f-kumagai.co.jp/koryomaru/index.html


福岡に到着するなり行きつけのモツ鍋屋「赤門屋」で宴会



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深夜に平戸まで走って船中か車中に寝て、早朝五島沖に向かった。

ワラサが数本上がった後にブクローがヒラマサをキャッチ
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続いてデブスギと土井神がダブルヒット!

デブスギのヒラマサは9.8キロ。この日は6本キャッチして竿頭だった。ジグはほとんどキラージグ4の150グラム。
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土井神のヒラマサは9.2キロ。ジグはCB-ONEのC1ロング。
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今度はどばヤン、び~るだ~さん、さっぱりのトリプルヒット!

どばヤンのヒラマサは9キロオーバー
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俺が小さいのをようやくキャッチ
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仕入れ班長が9キロオーバーを。ジグはキラージグ4。
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1日目はヒラマサを18本キャッチ。ヒットジグはキラージグ4がダントツだった。ロッドはMCの583、574、625、633など。ラインはPE3から5号。リーダーはフロロの50から80ポンド。


この日は島ホテルで宴会。とてもアップできない画像はミクシイで(笑)
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2日目は天気最高でした。

トップで狙ったけど不発。やはり鳥が見えないと厳しい。ベイトもアジが中心らしいのでヒラマサは中層から下に反応が集中した。
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この日はからた君が朝から絶好調。ジグはDUELのCS。
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仕入れ班長のEVO633が大きく曲がった。
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8キロ前後のヒラマサをキャッチ。ジグはキラージグ1。
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この日はさっぱり君が絶好調で竿頭。ジグはマサムネの135グラム、ブルーイワシ。
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ヤセスギも後半立て続けにキャッチ!ジグはキラージグ1のブルー。これで全員キャッチだ。
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なんとイケスの中でヒラマサがカサゴを飲み込んでいた。凄い食欲!
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2日目も18匹キャッチで2日間トータル36匹だった。これだけ釣れたのは久しぶり。今年はヒラマサの魚影が濃いとの話。



3日目の夜は15年来の釣り仲間大宅さんが経営する大川のパンゲアで超豪華な宴会でした。
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乾杯!
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大宅さんの本業は建築家。趣味が高じてパンゲア(イタリアン)をオープンしたのは6年ほど前のこと。
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富重さんと白石さんも駆けつけた。ともに奄美のスーパーディープジギング開拓頃の釣り仲間。
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平戸は九州のヒラマサジギングの原点でもある。そして数々の伝説を築いてきた。キラージグはここで生まれた。それ以来ロングジグが主流になった。ヒラマサジギングの歴史を語る上で外房と並んで重要な海域である。

そして現在も最先端を行っているのだ。
2009/04/19

玄界灘のヒラマサ

最近ヒラマサをキャスティングで狙うアングラーが急増している。このゲームの先導役ともいえるサンライズに2日間乗ってきた。船長は田代誠一郎で若干29歳である。数年前までは奄美大島のフィッシングリゾート「ワールドマリン奄美」で働いていた。そのときのボスは福井健三郎で厳しい教育を受けていた。
キャスティングで狙うヒラマサの基本は奄美時代にできていたいたのだろう。船の流し方、風と潮の読み方、ポイントの見切りの早さは福井健三郎そのものである。狙う魚種は違うが、狙い方は非常に似ている。ヒラマサのキャスティングの歴史は浅いが、GTのキャスティングの歴史はそれに比べてずっと長いのである。

そしてこのゲームは全国の釣り船、釣り人に大きな刺激となった。

ジギングでは滅多に釣れない大型のヒラマサが次々とキャッチされた。外房ではシーズンオフと言われていた真冬でもキャッチされるようになった。

クロマグロのキャスティングは博打性が非常に高いが、ヒラマサはマグロに比べて高い確率で狙うことができる。GTは遠征のターゲットだが、ヒラマサは身近にいる。そしてパワー、スピード、スタミナに優れていてスポーツフィッシングを代表するターゲットでもある。

今回はメロン屋工房代表の永井君も同行した。彼はルアーのテストで頻繁に釣り場に出かけている。
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ポイントに到着するなり、永井君が9.6キロのヒラマサをキャスティングでキャッチした。ルアーはメロン屋工房のTW190。
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続いてジギングでキャッチ。ジグはスライダー180。
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関西から参加の風元君もジギングでキャッチ。
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俺もメロン屋工房のスライダー180に代えた途端にキャッチ。
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立て続けに6本キャッチした。あきらかにメロン屋ジグは他のジグに優っていた。
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ワラサもぽつぽつ。
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この日は条件的にはよくなかった(他船もよくなかった)がヒラマサ9本、ワラサ4本、ヨコワが1本釣れた。

1日目終了後は壱岐に泊まった。ジギングで釣れたヨコワが大好評だった。
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2日目はかなり冷え込んで魚の活性は最低レベルだった。

そんな中でイリュージョン君が一人気を吐いた。キャスティングで5発かけて2匹キャッチ!
ルアーはBC-γ60だった。
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2日間の釣りを終えて俺は前半組を博多で見送り、後半組と合流して平戸に向かった。

そしてサンライズには兵庫のモスキート君と三重のこうへい君が乗り、見事に良型のヒラマサをキャッチしていた。こうへい君はその中でも絶好調で10キロオーバーを連発したらしい。ジグはやはりメロン屋工房のスライダーだった。

サンライズ
http://www.geocities.jp/dbsyt296/
2009/04/13

ジギング天国スリーキング

スリーキングは4年連続だ。釣り天国ニュージーランドの中でも最高のポイントだ。船は昨年まではカスケードだったけど、今年からエンチャンターだ。理由はカスケードのオーナーが船を売ってしまったからだ。しかしここ数年、カスケードはクルーが次々と辞めて地元でも評判はがた落ちだった。初めて乗ったときのキャプテンはチャーリーで当時カスケードは大人気だった。チャーリーは奥さんが日本人で3年前の夏にわざわざ俺のお店まで遊びに来てくれた。しかし2ヵ月後に奥さんが妊娠するとさっさと辞めてしまった。理由は「奥さんの側にいたい」。日本なら奥さんが妊娠したら「もっと働かなければ!」となるのだけど、この国は違うらしい。

それでランフリーバンクスに行くときにいつもチャーターしているエンチャンターに切り替えた。このキャプテンは豪快だ。そしてスケベだ(笑)。しかし気配りのできる人だ。そして愉快だ。今ジギングならニュージーランドで一番釣らせているんじゃないだろうか。昨年12月も乗ったが45キロ(これはキャスティング)を筆頭に20キロオーバーのヒラマサを数え切れないほど釣った。

今回も日本ニュージーランド合流チームだ。実はオークランド在住の中国人3人からも合流したいと連絡があった。10人も乗れないので断ったけど、すごく残念そうだった。それじゃ悪いのでその代表がやっているオークランドの釣具屋で買い物したよ。


今回はエンチャンター号。期待度120パーセント!
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いきなりショーンが37キロをキャッチ!
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入れ食いが延々と続く。

そして本格的なジギング初挑戦のトモヤが25キロオーバーを!
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続いて太平洋初挑戦(瀬戸内海と日本海しか知らない)の蛙君(井の中の・・・)がなんと30キロ!
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いつも最低の結果ばかりのニュージーランド支部長が28キロ!
今回はヒラマサの30キロオーバーが釣れなかったら釣りを辞める宣言をしているのだから必死だ!
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これが世界中のジガー憧れのスリーキング岩礁。
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ちょっと深いところへ移動して大型のバスとキングを狙った。

するとまたショーンが実測55キロの巨大バスをキャッチ!
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日本チームも続く。トモヤと支部長が30キロオーバーをダブルキャッチ!
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蛙君も頑張った!
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寝てばかりの親父もこの日は頑張った!
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一番小さいバスを親父が捌く。遠征名物「茂木鍋」だ。もちろんメチャクチャ美味かった!
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支部長は頑張った。釣りがやりたくてニュージーランドに移住したのだから当然だ。毎日20匹以上釣った。しかし30キロオーバーは最終日までお預けだ。

そしてラスト数時間前にやっと30キロをキャッチ!
釣りを続けるとこができて大感激です(^^)
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結果はヒラマサ約400匹、バス17匹、他にハプーカ、マダイ、テロキー、シマアジ、キンメ(モドキ)、カツオでした。今回はトップは不発です。すべてジギングでした。トビウオがいなかったのが原因かな?

そしてニュージーランドジガーのテクニック、そして地元タックルの進化は目を見張るものがある。一番釣れるジグはすでに日本製ではない。ロッドも驚くほど進化している。うかうかしていると日本は何も勝てなくなる。ジギングに関しては日本は鎖国のような考えの人が多い。世界のトップクラスのジガーと釣りをすることも、意見を交換することも必要だと思うのだが。


スリーキングから港のマンゴヌイまで約12時間。そこから車でオークランドまで約5時間。長い道のりでした。

オークランドでグルーパーニュージーランド支部全員と合流して宴会です。
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