10年ぶりのモンテベロー①
アウトリーフは大きな波が次々と立っていた。
モンテベローは西オーストラリア州の北部にある小さな諸島である。ここで英国が1952年から合計3回の核実験を行った。英国はビクトリア砂漠などでも核実験を続け1957年までにオーストラリア国内で12回も行った。先住民族のアボリジニの生活を無視した実験だったらしい。
原水爆禁止2001年世界大会国際会議での報告
http://www.antiatom.org/GSKY/jp/NDPM/WC/01wc/Intl/j01AU-White.html
軍人と民間人がモルモットのように人体実験に使用されたと長く伝えられている。
事実なら恐ろしい出来事である。
そして2年前にオーストラリア人が突然俺の店に現れ、翌年のノマード遠征で再会して、とんとん拍子に勧誘されて10年ぶりにモンテに行くことになった。
10年前(2001年7月)に行ったモンテベロー
http://www.uminchu-mogi.com/MontebelloIslands.html
みんな若い(笑)
確か2000年ごろから一般人の立ち入りができるようになり、その第1号として行ったような記憶がある。ただしそれを教えてくれた豪州在住日本人コーディネーターの話はあまりにも大げさで実際は大きく違っていた。いまでもどこまでが本当なのか俺にはわからない(笑)
そのときコーディネーターから届いた凄いお話
この群島は、1955年前後に英国の核実験場所だったので、つい最近まで立ち入りが禁止(いまでも一部は禁止)の無人島群ですので魚影がすこぶる濃い場所であり、現在でも数隻のチャーターしかアクセス出来ない隔離された場所です。もちろんオーストラリアでも知っている人がごくわずかですし、欧米や日本人の アングラーは誰も入っていないはずです。
昨年: パースの船長仲間がこの群島に立ち入って、釣りものの調査をした結果。
GT..無尽蔵(最低でも30キロ、大きいのは50~60キロ。
GT以外のトレバリー類(ゴールデン、スポット)でも40キロをマークした。
ツナ.50~60キロ以上、100キロクラスの姿を見たとのことです。
ツナはキハダ、ビックアイが主体で、トローリングでの成果です。
尚、ドックテイースは調査していないとのこと。
セイルフィッシュ..EXMOUTHとBROOM間は世界的に有名なセイルのポイントです。
その他.サワラ、バラクーダー、フエフキ類は停泊地でいくらでもとの事。
これを釣り仲間16人にメールを送ったら14人が参加という返事だった。それにしてもGTは小さくて30キロ、ゴールデン(コガネアジ)、ゴールドスポット(ホシカイワリ)などのトレバリーも40キロがいたというのは凄すぎ。
そして結果は
GTは入れ食いだったが最大が27キロ、ゴールデン、スポットもいっぱい釣れたが最大で10キロ、ツナはロングテールの10キロくらいが最大だった。
最終日にキャプテンに聞いた。
俺「GTは小さくて30キロと聞いたてけど」
キャプテン「そんな話は嘘だ。今回君たちが釣ったのが一番大きい」
まあ今では笑い話です。
今回は行く前にオーストラリア人から悪い情報ばかり聞かされていた。
「モンテは根魚ばかり」「行くだけ時間の無駄」などなど。
かなり強引に誘われたからね。やはりそういうわけだったのか・・・
そんなわけで俺からの同行者への一言
「今回は釣れないよ」
まあオーストラリアに着いてから言われても困るよな(爆)
日本からパースまではバンコク経由のタイ航空。パースからカラッサまではカンタス航空で。
カラッサ到着。
俺を強引に誘ったオーストラリア人です。右は息子。
このあたりは塩田で有名なところだとか。
スーパーで食材を大量購入。
バーベキュー。オーストラリア人、ニュージーランド人、そして日本人。今回は3か国合同である。
翌朝。これはモンテまで同行するフィッシングボート。
港に待機中のブルーライトニング号。
ドラム缶、食糧、ビール、ソフトドリンク、発電機、テント、寝袋、クーラーボックスなどで満杯です。
小型ボート2艇はロープで引っ張って行った。他に3艇が自走して向かった。
この海域はクジラが多い。水深10メートルもないところで母子で泳いでいた。
半日かけてキャンプ設営。
発電機で明かりを
1日目のディナー
釣り初日の朝
一番艇が出て行った。
湾内は穏やかだが、アウトリーフに出ると大きな波が次々と現れた。
サーファーが大喜びしそうだね。
そしてキャスティング開始。
次々とGTをキャッチ。まずはオオサンショウウオ。
続いてH君
さらにビルダーも続いた。
次々と釣れるけど、10年前と同じでやはり小さい。でも直前情報と違って数はコンスタントに釣れた。
俺「けっこう釣れるじゃん」
まあみんなもホッとしたような顔だった。
俺「ガンマの25がいいかもね(笑)」
波の写真とカメ、クジラの写真が撮れたので、俺は午前中だけ参加して、午後は昼寝と決めた。
ところが
午後は違った。
ビルダーにでっかいGTがヒット(撮影はクルー)
ズドーン!
なんと45キロ!(推定)
モンテ記録だそうだ。
ちなみにクルーは50キロアップと言ってました。
タックル
ロッド:カーペンターMH80H
リール:ステラ18000HG
ライン:PE8号
リーダー:170lb
先糸:フロロ60号
ルアー:GT-ガンマ160H
1日目終了
明日以降がメチャ楽しみになったきたぞ!
2へ続く
モンテベローは西オーストラリア州の北部にある小さな諸島である。ここで英国が1952年から合計3回の核実験を行った。英国はビクトリア砂漠などでも核実験を続け1957年までにオーストラリア国内で12回も行った。先住民族のアボリジニの生活を無視した実験だったらしい。
原水爆禁止2001年世界大会国際会議での報告
http://www.antiatom.org/GSKY/jp/NDPM/WC/01wc/Intl/j01AU-White.html
軍人と民間人がモルモットのように人体実験に使用されたと長く伝えられている。
事実なら恐ろしい出来事である。
そして2年前にオーストラリア人が突然俺の店に現れ、翌年のノマード遠征で再会して、とんとん拍子に勧誘されて10年ぶりにモンテに行くことになった。
10年前(2001年7月)に行ったモンテベロー
http://www.uminchu-mogi.com/MontebelloIslands.html
みんな若い(笑)
確か2000年ごろから一般人の立ち入りができるようになり、その第1号として行ったような記憶がある。ただしそれを教えてくれた豪州在住日本人コーディネーターの話はあまりにも大げさで実際は大きく違っていた。いまでもどこまでが本当なのか俺にはわからない(笑)
そのときコーディネーターから届いた凄いお話
この群島は、1955年前後に英国の核実験場所だったので、つい最近まで立ち入りが禁止(いまでも一部は禁止)の無人島群ですので魚影がすこぶる濃い場所であり、現在でも数隻のチャーターしかアクセス出来ない隔離された場所です。もちろんオーストラリアでも知っている人がごくわずかですし、欧米や日本人の アングラーは誰も入っていないはずです。
昨年: パースの船長仲間がこの群島に立ち入って、釣りものの調査をした結果。
GT..無尽蔵(最低でも30キロ、大きいのは50~60キロ。
GT以外のトレバリー類(ゴールデン、スポット)でも40キロをマークした。
ツナ.50~60キロ以上、100キロクラスの姿を見たとのことです。
ツナはキハダ、ビックアイが主体で、トローリングでの成果です。
尚、ドックテイースは調査していないとのこと。
セイルフィッシュ..EXMOUTHとBROOM間は世界的に有名なセイルのポイントです。
その他.サワラ、バラクーダー、フエフキ類は停泊地でいくらでもとの事。
これを釣り仲間16人にメールを送ったら14人が参加という返事だった。それにしてもGTは小さくて30キロ、ゴールデン(コガネアジ)、ゴールドスポット(ホシカイワリ)などのトレバリーも40キロがいたというのは凄すぎ。
そして結果は
GTは入れ食いだったが最大が27キロ、ゴールデン、スポットもいっぱい釣れたが最大で10キロ、ツナはロングテールの10キロくらいが最大だった。
最終日にキャプテンに聞いた。
俺「GTは小さくて30キロと聞いたてけど」
キャプテン「そんな話は嘘だ。今回君たちが釣ったのが一番大きい」
まあ今では笑い話です。
今回は行く前にオーストラリア人から悪い情報ばかり聞かされていた。
「モンテは根魚ばかり」「行くだけ時間の無駄」などなど。
かなり強引に誘われたからね。やはりそういうわけだったのか・・・
そんなわけで俺からの同行者への一言
「今回は釣れないよ」
まあオーストラリアに着いてから言われても困るよな(爆)
日本からパースまではバンコク経由のタイ航空。パースからカラッサまではカンタス航空で。
カラッサ到着。
俺を強引に誘ったオーストラリア人です。右は息子。
このあたりは塩田で有名なところだとか。
スーパーで食材を大量購入。
バーベキュー。オーストラリア人、ニュージーランド人、そして日本人。今回は3か国合同である。
翌朝。これはモンテまで同行するフィッシングボート。
港に待機中のブルーライトニング号。
ドラム缶、食糧、ビール、ソフトドリンク、発電機、テント、寝袋、クーラーボックスなどで満杯です。
小型ボート2艇はロープで引っ張って行った。他に3艇が自走して向かった。
この海域はクジラが多い。水深10メートルもないところで母子で泳いでいた。
半日かけてキャンプ設営。
発電機で明かりを
1日目のディナー
釣り初日の朝
一番艇が出て行った。
湾内は穏やかだが、アウトリーフに出ると大きな波が次々と現れた。
サーファーが大喜びしそうだね。
そしてキャスティング開始。
次々とGTをキャッチ。まずはオオサンショウウオ。
続いてH君
さらにビルダーも続いた。
次々と釣れるけど、10年前と同じでやはり小さい。でも直前情報と違って数はコンスタントに釣れた。
俺「けっこう釣れるじゃん」
まあみんなもホッとしたような顔だった。
俺「ガンマの25がいいかもね(笑)」
波の写真とカメ、クジラの写真が撮れたので、俺は午前中だけ参加して、午後は昼寝と決めた。
ところが
午後は違った。
ビルダーにでっかいGTがヒット(撮影はクルー)
ズドーン!
なんと45キロ!(推定)
モンテ記録だそうだ。
ちなみにクルーは50キロアップと言ってました。
タックル
ロッド:カーペンターMH80H
リール:ステラ18000HG
ライン:PE8号
リーダー:170lb
先糸:フロロ60号
ルアー:GT-ガンマ160H
1日目終了
明日以降がメチャ楽しみになったきたぞ!
2へ続く