トラックバック
保険選びは入口よりも出口重視で!!
- 2012-10-13(18:32) /
- FPのつぶやき
いきなり保険選びの入口、出口ではピンとこないかもしれませんが、
保険選びの「入口」とは、加入時のいろんな選択肢のこと。
たとえば、・どの保険会社で加入するのか?
・窓口(直社員、代理店、ネット、銀行窓販、通販など)はどこから?
・保険商品はどれにするのか?
・保障(補償)内容はどうするのか?
・保険料(価格比較)では?
などが入口にあたります。
そして「出口」とは、加入後のさまざまな手続きのアフターフォロー、質問や相談に対する
アドバイスなど諸々全般です。
金融の自由化以降、「入口」にあたる部分の改善は著しいものがあります。
(なぜなら入口に当たる部分は、直接営業成績に関わるからです)
商品の独自性や価格競争、窓口の多様化など皆様も実感してみえることでしょう。
しかしながら、「出口」のほうはどうでしょうか?
保険金支払いの短期化、一年ごとの保険点検、相談等窓口の確保など、改善されている点も
確かにありますが、実質はどうかといいますと、
保険金支払いについて、短期化しているのは確かですが、支払基準についての争いについては
あまり進展していないのではないでしょうか。
1年ごとの保険点検も名目的な感じでおこなっており、いい営業機会としてとらえている感じの
営業さんが多く見受けられます。
相談等窓口の確保についても、体制はあるものの、非常につながりにくかったり、対応が
マニュアル化されていたり委託先に任せてしまったりと顧客重視の体制になっているとは
思えません。
大手国内生損保のトップインタビューなどをみると、マスコミ向けの回答ばかりが目立ち、
体制がなかなか変わらないであろうことが伺えます。
あるお客様の火災保険(盗難)の保険金請求でこんなことをおっしゃられました。
「同じ保険代理店でこんなにも対応が違うものなんですか?」と。
詳しくお聞きすると、
そのお客様は、たまたま建物と家財の火災保険の加入窓口が別々の代理店で、建物は弊代理店、
家財は別代理店でした。
同時に保険金請求したとのことでしたが、その対応の仕方もスピードも全然違ったとの
ことでした。
弊代理店は、保険金請求に関しても完全に保険会社との間にはいり、
保険金請求書類の手配から記入の仕方までをアドバイスさせていただきます。
その他質問があれば、それに対しても確認のうえ、じかに回答させていただきます。
しかし、もう一方の別代理店は、連絡先を教えるのみでした。そして、その連絡先に連絡を
したのですが、マニュアル一辺倒の対応で感じが悪く、しかもわかりにくいとのことでした。
スピードに関しても、弊代理店ではすでに保険金支払いが完了したのに、別代理店では、
やっと保険金請求書類が届いたとのことでした。
「こんなに対応やスピードが違うんだったら、リップ ラボさん(弊代理店)、もっとそのことを
アピールしたほうがいいよ」と最後に言われました。
(保険申込時にこのことをアピールするのは、なかなか話し方が難しいのですが・・・)
この話は、「出口」の重要性を物語るものでした。
保険業界全般的に「出口」については、名目であることが多く、実質的にはあまり進展して
いないように思います。
なぜなら、保険金請求に関して先ほどの例は、弊代理店のほうが異例の部類なのです。
保険会社は各代理店(銀行窓販含め)の負担軽減や効率化などのためにフリーコールへの案内を
指導しております。
このことは、一見いいようにみえるのですが、実際はケースバイケースです。
『保険は、加入するだけではまったく何の役にも立ちません。
保険金が支払われてはじめて役に立つのです』
確かに「入口」も重要ですが、それ以上に「出口」はもっと重要なのです。
保険料の数万円の差どころではありません。
保険金が出る出ないとなれば、数十万~数百万円以上の差になるのですから。
最後に保険の「出口」の対応の違いは、多くは加入窓口および、担当者の姿勢、モラル、知識、
能力などによるところが大きいと思います。
保険会社と対等以上に話ができ、行動できなければ、対抗できないからです。
(保険会社と対抗することばかりではありませんが・・・)
今後もお客様のお役に立てるよう、日々研鑽に努めたいと思います。
保険選びの「入口」とは、加入時のいろんな選択肢のこと。
たとえば、・どの保険会社で加入するのか?
・窓口(直社員、代理店、ネット、銀行窓販、通販など)はどこから?
・保険商品はどれにするのか?
・保障(補償)内容はどうするのか?
・保険料(価格比較)では?
などが入口にあたります。
そして「出口」とは、加入後のさまざまな手続きのアフターフォロー、質問や相談に対する
アドバイスなど諸々全般です。
金融の自由化以降、「入口」にあたる部分の改善は著しいものがあります。
(なぜなら入口に当たる部分は、直接営業成績に関わるからです)
商品の独自性や価格競争、窓口の多様化など皆様も実感してみえることでしょう。
しかしながら、「出口」のほうはどうでしょうか?
保険金支払いの短期化、一年ごとの保険点検、相談等窓口の確保など、改善されている点も
確かにありますが、実質はどうかといいますと、
保険金支払いについて、短期化しているのは確かですが、支払基準についての争いについては
あまり進展していないのではないでしょうか。
1年ごとの保険点検も名目的な感じでおこなっており、いい営業機会としてとらえている感じの
営業さんが多く見受けられます。
相談等窓口の確保についても、体制はあるものの、非常につながりにくかったり、対応が
マニュアル化されていたり委託先に任せてしまったりと顧客重視の体制になっているとは
思えません。
大手国内生損保のトップインタビューなどをみると、マスコミ向けの回答ばかりが目立ち、
体制がなかなか変わらないであろうことが伺えます。
あるお客様の火災保険(盗難)の保険金請求でこんなことをおっしゃられました。
「同じ保険代理店でこんなにも対応が違うものなんですか?」と。
詳しくお聞きすると、
そのお客様は、たまたま建物と家財の火災保険の加入窓口が別々の代理店で、建物は弊代理店、
家財は別代理店でした。
同時に保険金請求したとのことでしたが、その対応の仕方もスピードも全然違ったとの
ことでした。
弊代理店は、保険金請求に関しても完全に保険会社との間にはいり、
保険金請求書類の手配から記入の仕方までをアドバイスさせていただきます。
その他質問があれば、それに対しても確認のうえ、じかに回答させていただきます。
しかし、もう一方の別代理店は、連絡先を教えるのみでした。そして、その連絡先に連絡を
したのですが、マニュアル一辺倒の対応で感じが悪く、しかもわかりにくいとのことでした。
スピードに関しても、弊代理店ではすでに保険金支払いが完了したのに、別代理店では、
やっと保険金請求書類が届いたとのことでした。
「こんなに対応やスピードが違うんだったら、リップ ラボさん(弊代理店)、もっとそのことを
アピールしたほうがいいよ」と最後に言われました。
(保険申込時にこのことをアピールするのは、なかなか話し方が難しいのですが・・・)
この話は、「出口」の重要性を物語るものでした。
保険業界全般的に「出口」については、名目であることが多く、実質的にはあまり進展して
いないように思います。
なぜなら、保険金請求に関して先ほどの例は、弊代理店のほうが異例の部類なのです。
保険会社は各代理店(銀行窓販含め)の負担軽減や効率化などのためにフリーコールへの案内を
指導しております。
このことは、一見いいようにみえるのですが、実際はケースバイケースです。
『保険は、加入するだけではまったく何の役にも立ちません。
保険金が支払われてはじめて役に立つのです』
確かに「入口」も重要ですが、それ以上に「出口」はもっと重要なのです。
保険料の数万円の差どころではありません。
保険金が出る出ないとなれば、数十万~数百万円以上の差になるのですから。
最後に保険の「出口」の対応の違いは、多くは加入窓口および、担当者の姿勢、モラル、知識、
能力などによるところが大きいと思います。
保険会社と対等以上に話ができ、行動できなければ、対抗できないからです。
(保険会社と対抗することばかりではありませんが・・・)
今後もお客様のお役に立てるよう、日々研鑽に努めたいと思います。
- 関連記事
-
- 養育費と教育費について (2012/10/25)
- 老後資金準備の注意点 (2012/10/22)
- 保険選びは入口よりも出口重視で!! (2012/10/13)
- 外貨投資をどう考えるか? (2012/10/11)
- 注意!!各資金準備不足のつけは老後資金に影響がいく!? (2012/09/25)
コメントの投稿