遺構の行く末 -旧長崎刑務所-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
唯一残った事務所棟の周りの広大な敷地は
解体後2年以上経った今も更地のままです
久しぶりに再訪して、前回と変わらぬ状態だったのにはホッとしましたが
跡地にショッピングモールが出来るとか噂程度には耳にします
さて、どうなるんでしょうね・・・?
華やかなショッピングモールの片隅に
ひっそりとこの廃墟が残されたら・・・それはそれでシュールな光景
まぁ間違ってもこの建物まで壊さないでほしいものです
追記:あ、空の天気が違うのは日をあらためて連チャンで行ったからです^^;
残像の廃墟 -旧長崎刑務所-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
外壁は白く塗られていたようで
剥がれて下から煉瓦が覗いています
煉瓦の方が温かみがあっていいのにな
Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
解体前ってどんなんよ?って方
↓コチラをドゾ。ド迫力です(最近外部リンク多いな・・・)
<@nifty:デイリーポータルZ:衝撃の廃墟/旧長崎刑務所を訪ねる>
この一般公開があった事を知ったのは後日だいぶ経ってから。
まだ情報ルートが乏しかった故の悲劇でした...
私が廃墟撮影をするようになる前の話ならあきらめもつきますが
もうこの頃は撮影やっていたからねぇ。。。
非常に悔やまれます><
明日までね、刑務所跡。
再訪 -旧長崎刑務所-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
久々の旧長崎刑務所です
前回のエントリー見たら、上げたの今年のお正月だった^^;
覚えてない方、見られてない方の方が多いかも!?
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
かつて、明治の五大監獄と呼ばれた刑務所です。
(詳しくはよかったら前回記事を見てくださいね)
今は玄関口と事務所であったこの建物と外壁の一部が残るのみ
取り壊しになってなければ、日本でも有数の廃墟美を誇っていたハズです
というか取り壊される2007年までは間違いなくそうだったと思います
欧州にあるような修道院の廃墟に憧れる私としては、
この教会のような佇まいがタマラナイ!(建物の用途は全然違うけどね)
ちょっぴり続くデス
朝までの静寂
Ricoh GR Digital III
“廃”じゃありませんよ
昼間はすごく活気ある市場なんです
夜の12時過ぎ。この時間の通行人は猫一匹也
市場と言えば子供の頃、買い物に行く母親について行って
市場でソーセージを買ってもらうのが楽しみでしたw
テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
国重要文化財 -志免炭鉱縦坑櫓-
Nikon F3 + Cosina 24mm F2.8
Kodak Elite Chrome 100
今日は廃墟シルエットクイズですよー!\(^o^)/
・・・っていうくらい見事な黒つぶれ。orz...
ま、まぁこれはこれでシブイじゃん!って事で^^;
(ブログタイトルバックと写真カブってんぞ!)
さて..この福岡の誇る大型炭鉱跡遺構
しめタンこと志免炭鉱縦坑櫓(やぐら)がこの度ナント
国の重要文化財に選ばれたらしいとですたい Σ(゚Д゚;)アラマッ
<以下RKBニュースより引用>
福岡県志免町の炭鉱の跡地に残る、石炭運搬用の施設「旧志免鉱業所竪抗櫓」が、
国の重要文化財に指定されました。
志免町志免の「旧志免鉱業所竪坑櫓」は、鉄筋コンクリート製の地上8階、
地下1階建てで高さは47・6メートル。
この型の櫓が現存しているのは、全国で唯一であることや、
近代の鉄筋コンクリート建造物の中でも有数の高さを誇ることから、
文化庁は建設技術史上価値が高いとして、重要文化財に指定しました。
この櫓は1943年、旧海軍が運営していた国営志免鉱業所の施設として完成しました。
志免鉱業所は終戦後、旧国鉄が運営を引き継ぎましたが、
石油へのエネルギー転換に伴って1964年に閉山しました。
(過去にアップした、しめタンの勇姿はコチラ)
なんかもう、肩書きが付いてハクがでちゃったね
もう軽々しく「しめタン」なんて呼んだらいけないのかなぁ...
今度から志免竪坑櫓サマと呼称させていただいてもイイデスカ?
今後もその堂々たるお姿のお写真を撮らせていただきますので
宜しくお願い申し上げます。
・・・・やっぱ、しめタンでよかろーもん。(´・ω・)
朽ちゆく巨体(2) -大根島 廃船-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
防波堤と言われてはいるものの、
そもそもいつ誰が置いたのかはっきりしていないとの事。
なんともそのミステリアスさが(・∀・)イイ!!
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
船を丸ごと沈めて防波堤とはダイナミックな話ですが
以前に紹介した事のある、駆逐艦を沈めて防波堤にした
軍艦防波堤というものがあるように
割と手っ取り早くポピュラーな手法だったのかもしれません
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Ricoh GR Digital III
ちょうど日が落ちる頃に時間を合わせて訪問したのですが
静かな海と巨大な船体をやさしく照らす夕日は非常に美しく、
廃墟美を堪能させてくれる時間がゆっくりと流れていきます...
インプレ
Ricoh GR Digital III
GRDIIIが我が家に来て1ヶ月以上経った
ひと通り使ってみた感想は....
Ricoh GR Digital III
こりゃよかバイ!ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
インプレってこんな感じかな?
とりあえず廃墟撮影にスナップにと
フル稼働してくれてるのは間違いないとです
テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
終幕、摩耶観 -摩耶観光ホテル-
調子こいて随分引っぱってしまったマヤカンも本日で終了です
長らくお付き合いいただいてありがとうございます。
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
しかし一度の訪問ではやはり、ホントに納得のいく写真って
数カットしか撮れませんね
言い訳に聞こえますか?
まぁ言い訳ですからw(開き直り)
今更ですが、あの場所、もうちょっと撮りようがあったよなぁ。とか
あ、あそこ撮ってないわ。とか、けっこうやり残した感はあったり...
果たして再訪するチャンスは今後あるのかなぁ?
とにもかくにも、初めの低テンションはどこへやら。
興奮させてもらいましたよ、マヤカンさん
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
普段、廃墟でポートレートめいたものは殆ど撮りませんが
気分が高潮してたのか、こんなモノ↓も撮ってみたりw(やっぱり観光気分?)
ポートレートというか記念写真ですな、これは^^;
廃墟スキーにその名を轟かせるようになって
かなりの月日が経つマヤカン。
しかしいつ取り壊されてもおかしくないのが廃墟の持つ運命・・・
ここマヤカンとて例外ではありません。
時折こうして廃墟撮影はやっているものの、
マヤカンは私には縁のないものかと思っていました。
が、在る内にこうやって目にし、撮影する事ができて
本当に幸せな時間を過ごす事ができました
できる事なら再会を願いたいものですが
こればかりは分かりませんよね。
いつの日かここを再訪する事があっても変わらぬ姿で在る事を祈ります
ありがとう。摩耶観 (`・ω・´)
朽ちたる光景 -摩耶観光ホテル-
マヤカン。まず浮かぶ光景は
今まで紹介してきたような窓から差し込む光、
丸いステンドグラスの窓、広いホール、シャンデリア。
いわゆる「美しい廃墟」としての姿。
しかし摩耶にもそれ以外に廃墟然とした姿がありました
Ricoh GR Digital III
Ricoh GR Digital III
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
これらの光景は好みが分かれそう!?かな
でもこれもまぎれもなくマヤカンの姿のひとつです
Ricoh GR Digital III
Ricoh GR Digital III
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Ricoh GR Digital III
私はこの光景を見た時
「あぁ、マヤカンもやっぱり廃墟なんだ」
と再認識しました。(いや、まぁ当たり前なんだけど)
マヤカンはたくさんの写真を見た事があるだけに
ちょっと観光気分もあったんでしょうね
美しいイメージばかりが先行している部分もあったし。
んでも、こういう姿も悪くないっすよ。摩耶さん^^
明日で摩耶観シリーズファイナル!?かもしれない
( ゚Д゚)ハッキリシロヨ!ゴルァ!!
廃墟、再考 -摩耶観光ホテル-
Ricoh GR Digital III
あらためて廃墟の魅力を考えてみた
魅せるために創られたワケでない空間が
なぜにこんなにも美しいと感じるのだろうね?
Ricoh GR Digital III
時間だけが生み出す事ができる造形
自然に崩れゆく壁、床、柱
風化とともに生まれる錆
誰かが植えたわけでもない自然の植物
そのひとつひとつが
無言のメッセージを持っているよう
Ricoh GR Digital III
「廃墟になぜ惹かれるか」
明確に答えが言えない
人それぞれ理由があるのは分かっているけど
自分の中だけでも答えがいくつもありそうだから
違う廃墟に訪れる度に
異なる感情が湧き上がっている気がするから
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
あらためて摩耶観で撮った写真を見直して
そんな事を考える。
そういう気持ちになるのも
やはり摩耶が特別な存在だと
心のどこかで感じているからかもしれない。
いやー今日も語ってしまいました。ponichiサン (∀`*)ゞ
もうちょい続くズラ
Monochrome Maya -摩耶観光ホテル-
引き続きマヤカンです
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
そんな目で見ないでくれ。こえーよ・・・・
アンタ目が血走ってるって。
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Ricoh GR Digital III
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
緑の美しい摩耶観ですが、あえてモノクロにしてみましたよ
でも、それでもやっぱり摩耶は美しかった。
光と影、明と暗、ぐりとぐら。撮っててここまで光を意識する廃墟もめずらしいです
館内は思った以上に暗く、明暗の差もはげしいため
撮影するのに楽な環境じゃないですが、逆に撮り応えもありました。
というか撮ってて楽しかった。ホント^^
まだだ、まだ終わらんよ
その身にある運命 -摩耶観光ホテル-
マヤちゃん入りまーす (・∀・)
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
マヤカンはご覧のとおり、見事な装飾がなされています
昭和初期の営業時は単なる宿泊施設としてでなく
リゾート色の強い、上流階級向けの高級ホテルだったようです
Ricoh GR Digital III
Ricoh GR Digital III
ウソかマコトか昔は昭和天皇が宿泊なされた事があるという説も・・・・
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Ricoh GR Digital III
1932年に営業開始と長い歴史を刻んでいるものの、
時代に翻弄され開業と休業を繰り返し、
ホテルとしての営業期間はけっして長くないマヤカン。
そのマヤカンの運命を辿ると
廃墟となるべくして生まれてきた・・・
そんな気さえしてきます。
続きますのだー
継承
Ricoh GR Digital III
もう12年使っている時計。
自分に息子が出来たら二十歳になった時に譲ろう
それまでは自分で使い続ける。
・・・・と考えて買ったのはいいが。
やべぇなぁ、この調子じゃ一生コレ使わなきゃならん。
明日息子が出来てもあと20年使わなきゃいけんのん?
あ、明日から摩耶再開します
テーマ : GR DIGITAL - ジャンル : 写真
光、そして廃墟(2) -摩耶観光ホテル-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
Nikon D200 + Nikkor AF50mm F1.4D
この日は天気に恵まれました
ちょっと汗ばむくらいの陽気。
(というか、登山中は汗ばむどころじゃなかったが><)
しかし建物の中はとても涼しく、スッと汗が引いていきました・・・・
このヒンヤリとする感覚、摩耶には特に雰囲気にあってましたね
なんだか教会の中に入ったような感覚とでもいいましょうか。
Ricoh GR Digital III
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
私はもともと、廃墟の中でもどちらかと言うと
鉱山・産業跡系、軍事遺構を好みます
ホテル系は苦手って程じゃないにしろ
あまり積極的に行こうと思う部類じゃないんですが、ここは別。
機会があれば行ってみたいと思っていたトコロでした
正解です。やっぱり来てよかった・・・・(やっぱり食わず嫌いはだめだね)
リピーターを惹きつけてやまない魅力を垣間見た気がします
まだまだ続きます^^
光、そして廃墟 -摩耶観光ホテル-
Nikon D200 + Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
「パキッ―」
瓦礫を踏みしめる度に
白い壁に囲まれたホールの静寂を切り裂く。
私は慎重に、且つ心に刻み込むように
その足を進め、一歩一歩被写体に近づいて行った。
あ、この導入のノリはもういいですかw
(けっこう気に入ってたりして...(∀`*)ゞテヘッ)
Nikon D40 + Nikkor Ai 50mm/F1.4S
Ricoh GR Digital III
まぁともかく美しさに言葉を失うのは久しぶり。
息を呑むという表現がピッタリです
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
このマヤカン、少し廃墟をかじった方なら
その名を聞かぬ人はいない程、ウルトラ有名物件ですが
初めて見るという人もいるかもしれませんので、いちおう説明を。
-摩耶観光ホテル-
1929年に摩耶鋼索鉄道の福利厚生施設として建設され、
1932年よりホテルとしての営業を開始した。
鉄筋コンクリート造で、軍艦を連想される外見から「軍艦ホテル」と呼ばれた。
しかし1944年に第二次世界大戦の激化により、
摩耶鋼索鉄道摩耶ケーブル線が不要不急線として運行が停止されたため、
ホテルの営業も翌1945年に休止となった。
休止中の空襲により大きな被害を受けたため復旧が遅れるが、
戦後の1961年に全面改装の上で再オープン。
内装は1959年春に大阪で解体された豪華客船「ふらんす丸」
より装飾品などを買収し改装された。
しかし台風等による被害で、1967年頃にホテルの営業を休止。
その後1974年頃より学生のゼミ合宿やサークル合宿専用の「摩耶学生センター」
として転用されたが、震災前の1994年に学生の合宿所としての使用も停止された。
参考資料:Wikipedia
( ´_ゝ`)ふーん
今回、先は長いぜベイベー