畑田変電所(3)
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
大正十五年の開業当時は最新鋭のドイツ製変電器を備えていたらしい。
この時代、こういった機械物は大概がドイツ製など欧米のもの。
工業製品で国産が追いつくのはまだまだ先の事だったんでしょうね。
大正、昭和と戦争下をも乗り越え、稼動し続けたこの変電所は昭和55年に
その役割を終えました。
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
鉄道関係の建物という事で鉄道ファンにも知名度は高いようです
産業遺産好き、鉄道ファン、そして廃墟好きと小粒の物件ながら
各方面に大人気(?)
Nikon D200 + Nikkor AF35mm F2D
閉鎖以来、30年間変わらぬ姿でここに佇んでいると思われるのですが
きっとその間にも周りの環境は変貌したのでしょう。
今はこの変電所跡をグルリと取り囲むように住宅が立ち並んでいます。
住宅に囲まれてポツリと建っている光景はどこか異様。
しかしすぐそばに線路があり、電車が通っているのは今も昔も変わりません。
畑田変電所(2)
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
少し残念だったのは
以前web上で見た姿は激しく蔦が絡まり、
周辺の雰囲気を含め、かなり廃墟然としていたのだが
今回目にした姿は少し整備というか手入れされている様子だった
周りの雑草もキレイに除去されてたし。
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
Nikon D200 + Nikkor AF ED70-300mm F4-5.6D
まあ最初知ったのは数年前だったし
今回無事にお目にかかれただけでも幸運と思うべきか。
よほど有名な廃墟でない限り、
人知れぬ間に解体されているというのはよくある事である。
Nikon D200 + Sigma 10-20mm F3.5 EX DC HS
しかし洋館風な建物の持つ雰囲気は
まさしく数年前webで見たそれだった。
中も是非見てみたいものだったが
流石にそれは無理な様子。うぅ残念・・・
余談です。記事とは全然関係ないですが
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件。
船長釈放の一報を見た時、激しい脱力感に襲われました。
ちぐはぐな政府の対応に唖然・・・
もう、悔しくて悔しくて涙が出そうです。毅然とした態度を貫いて欲しかった。
自国に誇りが持てないなんてこんな悔しい事はありません。(´;ω;`)
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