忘却の地 -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
まだ比較的、状態がいい様子の建物がありました。
寮のようでしたが、集会所のような存在でもあったようです。
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
中はどこか昭和の香りがする空間
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
懐かしいカタチの鏡台。最近では見かけませんね
昭和の女性がこの前で正座をして髪を結っているイメージです。
余談ですが、昔実家にこの手の鏡台が置いてあり
母親が鏡台と呼んでいたのを「兄弟」の意味だと思っていて
なぜこれが兄弟と呼ばれるのか不思議に思っていた時期がありましたw
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
昭和49年の新聞。何気に古いものだったりします。
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
なぜかどうしても撮ってしまう足踏みミシン
造形とロゴに時代を感じてしまう
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
敷地にはまだ数多くの廃屋がありましたが
とても回り切る時間はなく今回はここまで。
秩父の山奥に時を止めている廃村は確かに存在しました
ここに残されたモノ それは他の廃墟と同様に 記憶を繋ぐモノ
いずれ忘却の地となる運命なのか
それを拒むように 今この時も 自らのカタチを残しています。
生命紡いで -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
やさしい光が差し込む病室
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
そしてオペ室
荒廃が進んでいる 生々しさを感じる空間だが
人が暮らしているところには必要不可欠なもの
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
ここで命を繋いだ人もいるのだろう
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
生き抜いた証 -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
診療所に足を踏み入れてみた。
かなり荒れている上に崩壊も進んでいるよう。訪問している人数も少なくはないはずだ。
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
崩落した屋根からは雪が降り注いでいた。
これからの季節、建物の中にも雪が降り積もるのだろうか…
Nikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6GNikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
今から40年前の書物。
関係ない話だが今の電子書籍は40年後も読めるのだろうか?
紙は偉大である。
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
栄枯盛衰のあとに 誰からも忘れ去られる運命が残される。
しかし生き抜いた証 それは今も此処に在る
歴史の波に飲まれようとも いずれ最後の時が来ようとも
それらすべてを洗い流す事は できない。
光差す講堂 -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
かなり見覚えのある講堂に来ました。
有名な廃墟故にこれは当然の事。
しかしこの講堂は何故か私の印象にすごく残っていたところです、
Nikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
かなり日も高くなってきて
朝日もやっと差し込んできました。
早朝からの撮影で正直かなり体が冷え込んでいましたので
これは本当にありがたい。やっと光合成できる!
Nikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
じゃなくて、光を逃さず写真に収めなくては。
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
この緞帳(どんちょう)です。
これがwebでこのニッチツを見た時、私の記憶に深く残っていました。
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Nikon D700 + Tamron SP AF90mm F2.8 Di MACRO
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
こういうイメージが強く残っている場所を目にした時、
自分自身がその場に身を置いている事をあらためて実感しますね。
剥がれ落ちる刻 -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
様々な生活の痕が残っていました。
懐かしい光景が広がります。
Nikon D700 + Tokina AT-X 16-28mm F2.8 PRO FX
Nikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
Nikon D700 + Nikkor Ai 50mm F1.4D
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
この地で生活していた人達は
ここで過ごした刻を今も覚えているのでしょうか
崩壊していく町の姿とともに記憶も剥がれ落ちていき
刻まれた生活痕も少しづつ風化していく運命なのか。
山奥の町跡 -ニッチツ鉱山-
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
秩父の山奥にあるニッチツ鉱山
先月に紹介した小倉沢小中学校を擁した鉱山施設です。
1930年代に本格的に鉱業が始まった古い鉱山であり
今も一部は稼働しているようですが、全盛期は昭和40年代頃。
その最盛期は従業員は3,000人を超え一大鉱山として繁栄していたようですが
今はその面影を残す古い町の施設がひっそりと残されています。
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
Nikon D700 + Nikkor AF-S VR 24-120mm F3.5-5.6G
かなりの標高になるのでしょう、まだ本格的な冬はこれからという季節でしたが
辺りはかなり冷え込んでいました。
閑散とした景色がよけいに肌寒く感じる中、
この人里から遠く離れた鉱山の町へゆっくりと足を踏み入れました。
| ホーム |