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MOZ84の鋭意

やあ、皆さん。こんばんは。

ちょいと、今 俺は、形而上ブログのネタを考え中なのよ。

もちろん、絵だって描かなければならない。

だから、しばしお待ちをね。

まあ、明日も明日でブログはいじるのだけれどね。

MOZ84のコングラ2

さあて、色の付いた世界に戻ろうかね。

サンダルフォン印象
天使 サンダルフォン

ジャンヌ・ダルク印象
これは、ジャンヌ・ダルク

サンジェルマン印象
ほいで、これはサンジェルマン伯爵 この人はスピリチュアルな人達の間では、そこそこ有名な方らしいですぞ。

サミュエル印象
これは、天使 サミュエル

neoハニエル印象
こいつは、天使 ハニエル

MOZ84の虚影シリーズ

MOZ84のCGの作品なのだけれど、70年代? の前衛的な雰囲気の作品にしたのよ。
コンピューターを使ったのだけれど、CGらしからぬ作品に仕上げた。

パソコン上のデスクトップパブリッシングというような雰囲気から抜け出て、印刷物というものをちょっと、見直す意味合いもあった。

MOZ84はこの作風を「虚影シリーズ」って呼んでいるのよ。虚ろな影のMOZ84の灰色がかった世界を見てみてちょうだい!!

虚影3
横尾忠則 氏 みたいになっちゃった… これは、言うなれば「人間が人間を侮って、笑っている」その瞬間を取り出したもんなの。

虚影8
こいつは、俺の友人がモデルで、つっても木人形のほうじゃないよ。右側!! 右側!!
人形ってこわいよな。人形みたいな人間 も 人間みたいな人形も怖いと思わない?
でも、これに関する感想はおのおのにお任せするよ。

虚影7
なんか、サスペンスな感じがしない? 知り合いは「忙殺のサラリーマン」って言ってたなあ。まあ、確かに「何か」から「逃げよう」としているようには見えるな。 あなたは?

虚影6
福笑いか…?

虚影4
こいつは結構気に入っているのよ。なんか…だよねえ。そう思わない? ねえ、思って!!
俺って花を見ていると時々、怖い感覚に襲われる時があんのよ。なぜでしょうね?
その手の病院にいったら、病名だけ付けられて薬出されて終わりそうだから、絶対にいかないね。
俺は、深く掘り下げようともせずに、表面上だけ片付けたフリをする事が、大嫌いなんだ。それをしているのが、社会的立場の高い人間なら、なおさら…てな、こと言うと、「反社会的人格なんとか」って病名をつけられそうだな。

虚影10
こいつはエドガー・アラン・ポーの江戸川乱歩じゃないよ、「落とし穴と振り子」っていう話をモチーフにしたの。ちょいと、今ひとつだ…。物語の 冷たい恐怖感 気味の悪さ が軽減されてしまったような。

虚影9
昔に見た「あさきゆめみし」って漫画の原画集のビデオのオープニングが忘れられなくて、と、いうのも人によっては「雅」で「あざやか」なのかも知れないが、MOZ84にはトラウマになるくらいの不気味なオープニングだったのだ。その、不気味さをMOZ84は自分なりの世界観に転化して、再構築を試みたわけだ。
そしたら、なんか「横溝正史シリーズ」な感じになってしまった。「お母さん、スケキヨです。」

まあ、別な知り合いは「怖い絵」だと評していたが、俺自身も「まあ、決してファンシーな絵ではないな」と思う。大体が俺の心内に潜んでいる、恐怖とか不可思議なイメージを具現化したわけだからね。
まあ、いうなれば、俺のトラウマとか、恐怖心の産物ってことだ。

でもさあ、「不思議」って、少なからず「恐怖」を伴ってるもんじゃない?


MOZ84の春が来た!!

この北国、本州最北端は青森だが、そこのいっこ南に寄った 岩手

んで、そこの県庁所在地でありながら、MOZ84の居住地である盛岡市にも、桜の便りがついに来たのだ。

安心したまえ。今日はちゃんと 春の風物詩であるところの桜の写真をアップした!!

じっくりと胆のう じゃなくて、堪能していただきましょう!!

春4

これは、我が家の裏の駐車場の桜なのだ。家のすぐ裏に桜がある、なかなか見られた光景ではないだろう!!

女房と一緒に、再び春の訪れを探す。

春2

ほらほら、これは家の近所の駐車場の桜なのだ。MOZ84の家にだって、雨が等しく万人の上に降り注ぐように、まあ、砂漠の民は例外だが、春がやってきたのだ!!

春3

ほら、キターーーーーーーーーーッ!!!!!!!!
これはウチの裏庭の木蓮(モクレン)だ。

春1

この逆行の木蓮の花びらが、何とも春らしいね。この、まぶしいが、夏の明るさとは、ちと違う青空!!!

この、思わぬ春からのプレゼントに今日のMOZ84は、缶無料じゃ!!

MOZ84のニヒリズム

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盛岡の旗本退屈男 皆さんご存知のMOZ84です。といっても俺は公務員ではないから、旗本ではないのだが。

今日は、そうですね。

仏教的 レクリレーションゲームを考えたので、まあ、そいつを紹介させていただきますかね。

まず、人数に制限はありません。多ければ多いほど、盛り上がります。必ず、盛り上がります。盛り上がりますとも。

必要なもの 女性用のサングラス。横長の楕円で派手なフレームつきなら、なお、けっこう。
フリーサイズのパーカー

できれば、「大仏」のマスクがあれば、雰囲気はかなり出ます。かなり、ステキなひと時になります。

んで、ジャンケンでもして、「仏」と「僧侶」を決めます。「仏」は一人だけです。それ以外は「僧侶」となります。この時、「大仏マスク」があれば、「仏」となった人はそれをかぶること。

んで、「僧侶」は「仏」前に正座し、念仏を唱えます。

そのうち、「僧侶」の誰かが、「大仏だ!!」と叫びます。そうしたら、「仏」の人は「僧侶」の中から任意の人を捕まえてください。

「僧侶」の人達は、「仏」に捕まらぬよう、どこまでも逃げて下さい。所詮のこの世は弥勒菩薩の手の上ですから…どこまでも逃げても、逃げ場はないです…

「仏」は「僧侶」を捕まえたら、「仏教 ファイヤー!!」といって、捕まえた「僧侶」を軽く叩いてください。

捕まった「僧侶」はパーカーを着て、フードをかぶり、サングラスをかけて、ニルヴァーナのスメルズ・ライク・ティーン・スピリットのサビの部分を、カート・コバーンばりに歌ってください。 頭を軽く振りながらね。
分からない人はネットで検索したりして、予備知識を得ておいてください。

そして、それが済んだら、捕まった「僧侶」は「涅槃 解脱」ということで「仏」になります。

そして、再び、「涅槃」(ニルヴァーナ)にする「僧侶」を先の手順に従って、捕まえてください。

これが最も、「悟り」に近づけるゲームなのです。

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孤独なMOZ84の部屋。今日はここでこうしてコーヒーブレイクをしたのだ。MOZ84のニヒルさがにじみ出ている。

MOZ84のフルメタルジャケット

今、ポテトチップをむさぼりながら、書いているのだよ。

指先が油でテカテカしてる。キーボードもテカテカしてる。きっと、キーボードの保湿になるぞよ。

今日はねえ、スタンリー・キューブリック監督の映画について触れてみようかね。

まず、スタンリー・キューブリックの映画の特徴ってのは、その映画の深淵に存在するメッセージてのが、その時見た瞬間には、分からないってのが特徴だと思うのよ。

映画を見て、その後、何年と人生を生きるにつれ、「ああ、多分こういうことなのかな?」ってな具合に、段々と分かってくるような感じの映画だと思うわけだ。

んで、俺が今までにみたキューブリック作品といえば、

「時計仕掛けのオレンジ」
「2001年 宇宙の旅」
「博士の異常な愛情 私はいかにして心配するのをやめて、水爆を愛するようになったか」
「フルメタルジャケット」

ぐらいなもんだ。俺はまだ見てはいないが「ロリータ」ってのと「アイズ ワイド シャット」という映画もあるようだ。

まあ、見た映画のあらすじを紹介しておこうかね。

「時計仕掛けのオレンジ」

題名からして、ナゾめいているのだが、まあ、近未来の話。不良青年のアレックスは不可抗力で殺人を犯してしまう。そんで、仲間に裏切られて、刑務所に入るはめになったのだが、そこでとある「洗脳更正法」を受ける。つまりは、人工的に悪事を働くことができない人間にするのだけれど、その療法を受けた後にアレックスは出所。
すると、今までにアレックスが泣かせてきた人間たちが、今度は次々と復讐にやってきた。
まあ、後は映画でも見て…



「2001年 宇宙の旅」

まあ、有名なSF映画だね。月でモノリスと呼ばれる、非自然の物体のを人類が見つけ、そのモノリスはどうやら、木星に向かって「電波」か何かはよく分からないが、まあ何か交信するような波動を流していることを突き止め、木星へと向かう。道中、宇宙船のコンピューターが暴走し、次々と宇宙船の乗組員を殺害していく。
まあ、あとは映画でね…



「博士の異常な愛情 私はいかにして心配するのをやめて、水爆を愛するようになったか」

まあ、題名からしてのイカれ博士ぶりだが、博士は実はそんなには出てこない。だが、博士のキャラは結構、印象に残る程の強烈ぶりだよ。いちおう、この博士の名前は「ストレンジラブ博士」っていうんだけれど、日本語の誤訳が「博士の異常な愛情」なわけだ。
まあ、話の筋としては冷戦、真っ只中。アメリカのヒステリックな空軍の司令官が、部下達に「ソ連を核攻撃しろ」と命令する。それを知った、アメリカ大統領は、何としてでも命令の取り消しをさせようと、必死になる。
んで、ソ連には「皆殺し装置」という、ソ連が核攻撃を受けた場合、電子頭脳によって全自動で、世界中に放射性物質をばらまく装置があることが発覚!! いよいよ、もって大統領は窮地に立たされるわけだ。
まあ、あとは映画でね


「フルメタルジャケット」

まあ、今回はこの映画について MOZ84なりの介錯つかまつる。じゃなくて解釈をしてみようかと思う。

まずこの映画ってのは、ベトナム戦争が舞台となっていて、映画の構成が前編 後編のようになっている。
前編ってのは、「新兵の訓練編」で

主人公たちは 教官にもの凄く、しごかれる というか 苛められるわけだ。

まず、教官の言うの事が半端じゃなく非道そのもので 新兵たちの自尊心を徹底的に破壊していく。
実際、アメリカ軍の訓練ってのはこういう事が行われているようだ。

まず、今までの自分を徹底的に否定して「この世で一番の役立たずは、自分」みたいな感情を植えつけるのが目的らしい。
それから、徹底的にしごき上げて、教官が「今まさに、ここにお前という、最強のソルジャーが生まれた。何人もお前を殺すことはできないだろう」なんて言って、「イエス・サー、自分は合衆国のために、いつでもこの命を捧げる準備は出来ております!!」ってな兵士に 叩きあげていくわけだ。

だが、時はベトナム戦争の真っ最中で、とにかくすぐにでも、大量の兵隊達をベトナムに送り込みたいわけだ、新兵を訓練していられる時間も相当に限られている。

だから、短期間にあらゆることを濃縮して訓練するわけだ。

即席 兵隊を大量生産ってところだな。

そんで、どうしたって、どんな場合でも必ず、落ちこぼれってのはいるもんで、この映画にも例外なく出てくる。

彼のはあだ名は「微笑みデブ」。彼は、とにかく要領がすこぶる悪い。だから、教官のみならず、連帯で責任を負わされる、仲間たちからも疎まれていた。

だが、彼の才能は 射撃訓練の時に開花した。 かなりの射撃の名手なのである。さて、彼も一兵士として、今までの汚名を注いだかに見えたが、彼自身が相当に変貌し始めたのである。

最初は「微笑みデブ」って言われるくらいの、優しそうば顔をしていた彼は、教官からの叱責と侮辱、仲間内でのリンチによって、その表情が段々と険しくなっていく。

射撃の腕を認められたあとは、執拗に自分のライフルを可愛がりはじめる始末。「愛してるよ、シャーリーン」(だったかな?)と、まあ、ライフルに名前まで本気でつけ始めた。

そんで、一通りの訓練が終わると、配属される部隊の発表となった。それぞれの新兵の特性から、配属される部隊は違うのだ。

「微笑みデブ」は海兵隊に配属となった。エリート部隊である。

その日の夜、「微笑みデブ」は狂って、ライフルで教官を射殺し、自分もそのライフルで自殺してしまう。前編はここで終わる。

まあ、恐らく、これは 人間という原材料をもとに、即席兵士というものを大量生産する限界みたいなものが、メッセージとしてあるような気がする。

この「微笑みデブ」は最初こそダメダメすぎる新兵だったのだが、途中で射撃の名手となったわけだが、卓越した「技術」をその即席過程で得られたところで、それを得るのはあくまでも「心がある人間」であって、その「人間性」を崩壊させかねない「過度な新兵訓練」といった所か。

これって現在の日本にも同じようなことがあると思うのよ。最近、聞かない?「うつ病になったエリートサラリーマン」とかね。サラリーマンが「企業戦士 ガンダム」なら、この「微笑みデブ」も多くいたっていう結果じゃあないかな?

まあ、つまりは「人間は過度な合理性には、非常に難しく出来ている」っていうことなんじゃないか、と思う。
「短期間で、殺人マシーンのような兵士に仕上げる」ってのも、ある種の「合理性」だよね。


さてさて、後編。
後編の始まりは主人公がベトナムの青年に、カメラを盗まれる所から始まる。主人公は、軍の広報新聞の記者兵として、ベトナムに来たのだ。

やっぱり、取材してナンボの記者兵であるからして、ベトナムの様々な戦場に赴いては、そこの兵士達を取材するわけだ。長きに渡って、苛烈な戦争を戦ってきた兵士である。一癖も二癖も悪い連中ばかりだ。

そんな主人公もヘルメットに「Born to kill」(生来必殺)という言葉と、ピースマークを落書きしている。
それを上官に「趣味の悪い冗談のつもりか?」と聞かれ、主人公は「これは、この戦争の矛盾性を表現しています。」と言った。

そして、映画の終盤は、主人公は新兵時代に訓練を共にした、友人が率いる部隊に同行する。
廃墟と化した市街地に行くと、仲間が次々と、どこからともなく飛んでくる銃弾の餌食となる。部隊は下手に反撃できず、その場に釘付けとなる。

うっかり、出て行くと、正確な狙撃テクで いとも簡単に射殺されてしまう。

しばらくの硬直状態の後、その敵を、確か後ろ側からやっつけることにしたのだと、思った。

その、狙撃兵が潜んでいるらしい建物に入る。中々、敵と遭遇しない。気を引き締めて、探索続行。

見つけたぞっ!!!!

主人公達に後ろを取られた敵は、振り向いた。こちらは、銃撃!!!

その敵は 中学生か高校生くらいの女の子だったのだ。

女の子がたった一人で、マニアックな視点から見れば、AK-47銃という、精密な狙撃には適さない銃で、正確なシューティング技術でもって、訓練されたアメリカの部隊を全滅すれすれに追い込んだのである。

最後にその女の子は「殺してくれ」とアメリカ兵に頼んで、アメリカ兵もそのようにした。

そして、その戦場から引き上げていった。ミッキーマウス マーチを歌いながら。

訓練されたアメリカ兵と それを壊滅すれすれに追い込んだ少女兵士。

これは、「いくら、高い水準の訓練をつんだ兵士も即席の戦意では、真の戦意に勝てる見込みはない。」というような意味が隠れているような気がする。

現実の結果としてアメリカという大国の軍は、ベトナムで敗北した。
高い水準の訓練を受け、武器も高性能なものを使って戦っていたはずである。普通に考えれば、アメリカが勝利を収めても、なんら不思議な点はないのだ。だが、負けた。

こうなると、「精神メンタル」の問題というふうに思えてくる。

アメリカ兵も「必死」であっただろうし、ベトナムのゲリラ達も「必死」だったには違いないのだが、互いに「必死」の種類が違うのではなかったのだろうか?

アメリカ兵は「生きて帰ること」に「必死」だったのに対し、ベトナムのゲリラは「アメリカ兵を根こそぎ、徹底的に追い出す」ことに「必死」だったのではないか?

現に当時のアメリカの兵隊の言葉で 「ジャングルで敵と遭遇しないか不安だ」というのがあった。確かに、MOZ84も同じ立場だったら、そう感じると思う。

つまりは、アメリカ兵は半ば「逃げること」に「必死」だったのだ。それも、そのはずなのだ。
何せ、当時のアメリカ兵は「徴兵」された兵士であり、中には志願したものもいただろうが、「義務だから仕方なく」軍隊に入った者が殆どだったのだ。

そんな、彼らにとってこのベトナムという地は「共産化」の恐れがあったにしろ、「どうだっていい、さっさと帰りたい」場所でしかなかったのだ。

それに対して、ベトナムのゲリラ。彼らの場合は、どんな理由があったにしろ「自分たちの国家、並びに郷土」が敵に脅かされているのである。「必死になって、追い出そう」という気にもなるだろう。

「逃げ腰ばかりのアメリカ兵」と「郷土を守ろうとするベトナムゲリラ」というこの構図。
言わずとも、その結果は知れたもんだ。

つまり、この「フルメタルジャケット」と言う映画は、「合理性を追求する人間の限界」と「即席に大量生産された、志の低い兵士が、死んでも戦おうとする人間の前には、無力に等しい」というメッセージがあるのではないだろうか?

ちなみに、ベトナムは「中越戦争」という中国がベトナムに攻めてきた戦争で、大国 中国に勝った歴史があるようだ。

アメリカがたまたま、負けたわけではないようだ。

MOZ84のウチのリモコン!!

今日は、朝起きて、テレビのリモコンを探したら、どこにもなかった。

おんや? おかしいぞ。 女房はいない。出かけたようだ。

まあ、テレビくらい見なくてもMOZ84は平気だ。

そういえば、昨日、女房に言いつけられていた 庭の手入れをやる予定だった。

枝きりバサミと剪定ばさみを物置から取り出す。

それにしても、妙だ。

ウチに生えてる 赤松… こいつは時期になると エライ太い毛虫が集ってきやがる。

今のうちに余計な枝を切り払っておこう。全く、ウチの奥ちゃんは毛虫の類いがもの凄く苦手で、

この虫が出たってことで「赤松を切り倒す」って騒ぐほどのヘルター・スケルターぶりだからな。

まあ、俺が「この赤松は俺の自慢なんだ。同年代で赤松もってるような奴はいないから、ひらに勘弁してくれ」って頼み込んで、命を助けてもらったのだが…

まあ、ウチの庭が毛虫と芋虫で占領されちまったら、きっとウチの奥ちゃんはミサイルでも手配してくる事だぞ。
「庭ごと殲滅する」ってな具合にね。

んで、適当にしてランチにしよう。
コンビニに行く。高いな。スーパーマーケットにしよう。

98円の即席ラーメンを2個 と 夕飯の買い物をする。 今日のディナーは ナポリタンとレタスのスープにする。

さて、家に取って返して、98円のラーメンと昨晩のディナーの残りで、ちゃかちゃかとランチにする。

さてと、ちょいとDVDでも見て、一休みとしゃれこむか
そうだった、リモコンが消息不明だった。

とりあえず、女房に電話してみるか…

呼び出し音の後「留守番電話サービスです」ときたもんだ。
「ウチのリモコンもって行っただろ!?」

留守番電話に吹き込んでおいた。
しかして、ナゾである。どこをさがしてもテレビのリモコンはない。奥ちゃんが持っていったとしか思えない。

休憩も早々に切り上げて、また庭仕事。
おお!! ゲジゲジ君と遭遇。また、今年もゴキブリ退治をよろしく頼むよ。……そうか、そうか、
去年 我が家のゴキブリ退治を受け持ったゲジゲジ君ではなかったようだ。
今年、初めて配属になった新人のゲジゲジ君だったようだ。期待のニューフェイスっといった所か

さて、腰も痛くなってきた所で、今日はやめだ。
しばらくして、奥ちゃんが帰ってきた。

「携帯と間違って、テレビのリモコン持って行っちゃった…」

「ああ、大方そうじゃないかと思っていた所だ。」
その時、俺は何かつじつまの合わない予感を感じた。

女房がリモコンを持っていって、携帯を忘れていったのなら、俺が電話をかけた時に、家の中で女房の携帯がなるはずである。

これは、おかしい話である。

俺は大急ぎで自分の携帯の履歴を見た。

な、な、なんたることだ!!!!
なんのはずみか… 俺は会社の課長の携帯に

「ウチのリモコンもって行っただろ!!」という被害妄想メッセージを留守ロクしてしまったのだ。
これは、もう取り返しの付けようの無いことを!!!!!!

みなさんも、目一杯 気をつけたほうがいい… 次は そこのあなたにこの災厄がふりかかるかもしれないのだから…

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コーヒーブレイク中のMOZ84。MOZ84はコーヒーブレイクをどんな時でも欠かさない。つまりは、心ゆとりなのだよ。今日は、女房にもらったのがコーヒーだと思ったら、実は漢方薬を煎じたやつで、意表をつかれた味に、MOZ84はびっくりしてしまったのだ。全く油断もスキもあったもんじゃない。MOZ84の日常は危険と隣り合わせなのだ。

MOZ84のコングラ

俺は、コンピューターで創作したものをCG とは言わない。コングラと呼ぶことにしている。
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これは、題名がサラスヴァティ。 まあ、日本で言う所の弁才天ですな。


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こいつは、メタトロン 天使の一人でメトロン星人の親戚ではな~い!!


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ほんでもって、こいつは、コスミック・ローズ 俺もなんでこんなの描いたのかよく分かってないんだが…

ちょいと、みると色が少し変わっちまってるな。もともとこいつは、印刷物だったから、カラーのシステムか何かの不一致だろう。まあ、俺にとっては、許容範囲ってことで、そのまま乗せました。あしからず。

MOZ84の所でどうだい?

諸君!! 見給え!!

我輩こと MOZ84は 我がブログのテンプレートを模様替えしてみたのだ!!

はっはっはっはっ!!!!!

MOZ84の 続々その手の

んで、彼女はジュースを飲んで、そんでカードゲームに興じるといったそんな感じだった。

まま、他にも色々とあるのだが、それは 別のお話に回しておこうかね。

そんで、結局MOZ84はその職場をやめた。色々と事情はあったのだけれど、給料の面ってのが一番の理由だった。

でも、芸術家MOZ84としては、そのカメラマン助手時期にはかなりの収穫があった。
モデルのポーズの取らせ方が一番の収穫だった。

やっぱり、女性像を描く場合、その流れを重視したポージングとでもいおうか、それが魅惑な表現へとつながっているわけだ。どこに力を入れさせて、体のどこの部分を固めれば、どのように見えてくるのか、これは俺の財産となった。

それと平行して、ただ単に雑用をこなすばかりではなくて、カメラの使い方も、この時 初めて習った。
やはり、生兵法でも知っていると知らないでは、かなり違うもんだし、写真機の使い方ってんだったら、日常にもおおいに活用できたしね。

ま、ほかのよもやま話は、次 ネタにつまった時にでもお話するよ。

MOZ84の 続その手の業界

そういう時は、MOZ84は、はぐらかすような話題を突然始めたりするもんだ。
そうだな、健康の話題なんかの無難ゾーンで、わき道にそらせるのだが、ダイエットの話は禁句だ。

と、いうのは、女の子の体型に関わるような「言葉」を使ってはいけないのだ。まま、「お綺麗ですね」とかは、許容範囲なんだが、「スラッとしてますねえ」とかそういう、「体の部分的、かつ具体性が明確そうな言葉」っていうのは使ってはいけないのだ。

女の子は複雑で、細かいこと気にするもんだし、下手こきゃそれが非礼のトラブルにもなりかねない。
もちろん「胸がどうだ」とか「お尻がどうだ」なんて批評するような言葉は厳禁。

じゃあ、何ならいいのかってえと、そうだな、「血流」とか「肝機能」の話ぐらいかね。

それでも、だめなようなら、世間話がいい。事と次第によっては、こっちのほうが「言葉の地雷」を踏まずに済む事もある。

「そういえば、タバコの税金があがるらしい。」
「繁華街にあたらしい服屋ができたらしい。」
「あそこの飲み屋が今、キャンペーン中で飲み放題がいくらだ」

まあ、場合によっては、「政治」の話なんかもあった。歳の割には「その事情通」な女の子も1人ぐらいはいた。

さてさて、俺のはぐらかし作戦が孔を奏した様子で、話題が俺のペースになってきた。インセンティブ じゃなくて、イニシアティブを掴んだのも束の間、敵もなかなか手強いもんだ。

「彼女いるの?」
これは、結構きつい。話の分岐点によってエンディングやイベントが出現するかもしれない話題だぞ!!

MOZ84、どうする? 「はい、います」 OR 「いや、なかなかモテなくて…」どうする!?

よし、こういう場合は「最近、別れちゃって…」でいこう。
「最近、別れちゃって…」

「ええ、どうしてえ?」
さあ、どうする?嘘も方便とはよくいったもんだが、「孤独のMOZ84、失意の夏 IN 2006」をでっち上げる必要にかられてきたぞ!!!!!!

というのは、当時のMOZ84は、高校卒業時を境に、長期間に渡る ビリー・アイドルのダンシング ウィズ マイセルフの状態で、(ここに80年代をほのめかせるのは、流石でしょう?)

まあ、かいつまんだ話をすれば、彼女いない歴が長かったってことさね。だもんだから、「別れ話」もへったくれもあったもんじゃない。
こういう、場合は「高校時代に付き合いのあった奴」の話をベース味に、「友人が彼女とトラブった」話を少々、
「俺の親父とお袋の夫婦喧嘩の原因」を隠し味に、そこに風味づけに「漫画の恋愛シーンの内容」を添えて、話すしかない。

俺の脳みそは0.5秒で、そう考えた。あまりにも間を置きすぎると、かえって現実味がなくなる。ぽんぽん、と口から出任せにしたほうが、話のリズムを崩さずに済むってもんだ。

「いやあ、ちょっと彼女と趣味が合わなくってねえ。」
「ええ、ふったの?」
「いや、ふられたのは俺のほう…」
「なんでえ?」
「まあ、彼女はねえ、ゴシック・ロリータちゃんでねえ。俺は別れたくなかったんだけれど…」
「同じ趣味だから付き合ったんじゃないの?」
「最初はねえ、そう思ったンだけれどねえ。」

ここで、MOZ84はさも、精の弱った中年男性のような表情を作り 顔に少々しわを寄せて

「俺ネエ、革ジャンとかが好きなのよ。ロックスが好きなんだよ。」
「ええ、でもゴスロリって、そういうの好きそうじゃない?」
「俺もねえ、そう思ってたんだけどねえ、俺はさあ、ヘビメタも聞くし、ビートルズとかそういう分野なんだけれど、彼女がねえ、ビジュアル系のファンでねえ。」
「それで、けんか?」
「いや、趣味の衝突ってことはなかったんだけれど、他の男に取られちゃってネエ。なんだか、ビジュアル系の素人バンドのボーカルにとられちゃったんだよお。」
「ええ、ひどーい。でも、君にも原因があったんじゃないのぉ?」
「まあ、そりゃあね。多分、あったと思うよ。いきなり、ビジュアル男と付き合いますってのも、おかしな話だしねえ。」

そうこう、しているうちにモデルも選手交代。
今しがた、話していた子の番だ。
「あの人、彼女と別れたんだって」交代した女の子に、そう言った。話題を引き継いで、俺にまだまだ、丁稚あげの苦労を強いるつもりか?

「こら、余計な事をいうんじゃないっ!!」といって、おどけてみせる。
彼女らは「きゃははは」と笑う。

カメラマンも「何? 別れたの?」と俺に聞いてくる始末。あんたまで、反応するんじゃない!!

ところが、撮影の済んだその子は、うってかわって、その話題を追求してくる様子もない。これは、助かった。
「お疲れ様です。まあ、お好きなのをどうぞ」といって飲み物を渡す。

続きは まただ。

MOZ84のその手の業界

書くべきか 生きるべきか 随分と悩んだのだが、まあ、ネタが思いつかないので、MOZ84が過去にいた業界について、あることないこと 話そうかね。

MOZ84は実はスタントマンだったのだ!!     嘘なのだ。

いや、実は成人男性向け雑誌の 誌面デザインをやっていたのだ。 これ、本当。

まあ、大概の俺の仕事は、まあ その手のお店の広告なんかを製作したり、まあ、裸のねーちゃんの写真にモザイクをかけたりするのが仕事だったのだけれど、

まず、その仕事についた理由からいこうかね。

MOZ84は実は 駆け出しのデザイナーとか芸術家の端くれ達が集まる、ある種のデザインチームをやっていたのだが、資金繰りに随分と困って、俺は身売りを決意したのよ。

まあ、就職ってこだあね。

そんで、その給料を活動資金に当てようと思ったわけさ。もちろん、他の連中もそれは同じ。活動の時に顔を合わせて、それ以外の時間はバイトなり、なんなり…初々しい、芸術家だねえ!!

そんで、まあ、どうせならデザインを武器に就職しようと思って、たまたま、空きがあったのがこの会社の席だった。

まあ、片田舎の小さい中小企業なんだけれどね…。まあ、そこで、さっき言った通りの蜜月のいかがわしい仕事をしていたわけだ。

そんで、まあ、しばらくした所で、カメラマンの助手も兼任するようになった。理由は気安い顔をしているからだってさ。

まあ、成人向け雑誌のカメラマンである。被写体となるのは、花でもなければ、鳥でもない。
裸のねーちゃんなのだ。

スタジオってのは一応あったが、殆どドラマチックな写真をとるには向かない場所でね。スタジオ撮影はもっぱら、広告用の写真ばかりだった。

だから、俺とそのカメラマンは指定の場所に出向くわけだ。やっぱり、背景ってのは重要なんだよ。

大体のところはラブ・ホテルだ。

まあ、その撮影現場につくと、カメラやら機材をその部屋に置く。

所が、俺の管理していたアイテムは、撮影道具ばかりじゃなかったのだよ。まず、人数分のジュースやお茶。大体がお茶だな。それとトランプ。ウノ。各種、雑誌を少々。

まあ、大体俺の管理するものはこれらが殆どだった。

まあ、そこに女の子が2、3人くる。
「よろしくお願いしますう。」
「ああ、どうもどうも。よろしくお願いします。」

こんな具合で始まるもんだ。
んで、まあ、女の子たちが服を脱いでスタンバイOKときたもんだ。

ここで持ってきて、硬い規則がある。
「股間を興奮させてはいけない。」
まあ、コツは 例え脱いだ女の子を前にしても、服を着ている時と同じような対応の仕方をしていればいい。
だが、触るのは厳禁だ。

んで、カメラをまともにいじったことがない、俺の仕事といえば、「モデルのモデルを務めること」「退屈させないこと」「のせること」「考えること」
の4つ。

まあ、この「モデルのモデルを務める」ってのは、女の子にやってほしいポーズを「言葉」と「自身の体」を使って教えること。

何分、「こうしてくれ」とか「ああしてくれ」って口ずらで説明しても、やはり、どこかツメが甘く成っちまうもんだし、本人達も自分をいつでも確認できるわけではないから、行動して見せるしかない。

本当であれば、「ここの腰あがりすぎです」って、自分の手で調整したい所だが、直接さわるのご法度なわけだ。
だから、その娘の今、現在しているポーズを忠実に俺がまねして、「ここの腰をこのぐらい下ろしてください」っていいなが、自分の腰を下ろしたりするしかないのだ。まま、大体これでことは足りるしね。

だが、セクシーポーズってのは意外と過酷なもんだよ。

体の流れをつくり、時にはねじるわけだ。本業のモデルなら、その辺は心得ている部分もあろうが、相手にするのがそればかりとは限らない。色んな意味での素人娘もいる。

そしたら、もう体操教室が始まる。「首をもっと上げて下さい。」「うう、この位ですか?」「はい。」
「あと、お尻。もっと上げて下さい。」「腰をもっとねじって下さい。はい、そのくらいでOKです。」
「腰痛いよ。」「すんまんせん。もう、あと2枚ですんで。」
「腕に力を入れて、胸をもっとムニュっと出してくだいさい。」「腕つったああ!!!」「はい、一回ストップ」

こんな感じなのだ。まあ、俺はセクシーポーズのインストラクターと言った所か。

まあ、撮影前にこんな感じで、ムサイ男のセクシーポーズを見て、女の子達が笑う。それで、現場の緊張も少し和らぐんで、これはこれで結構 お気楽ムードを作るのには、欠かせない。

俺はこれを真剣な顔でやっているもんだから、女の子達の大爆笑を買う。まあ、俺本人は笑わせているわけではないのだから、笑われている と言ったほうが適当だな。

やはり、柔軟性で魅せるものだからね。緊張ってのが本当によくない。やっぱり、女の子は緊張しているのだよ、自分は裸で 気を許していない男の前に立つってのはね…彼女たちだって人間に相違ないのだからね。

まあ、心を解きほぐすの本人たちの為ってのが、一番だわいね。

さて、一人ずつの写真撮影となると、残った2人。彼女らは、まま、退屈している。そこで、持ってきたトランプなんかで遊ぶわけだ。まあ、そのラブホの部屋にテレビゲームなんかがあれば、それもやる。大体が対戦ゲームだから、お相手をつかまつるのも仕事のうち。

しかし、今となってはかなり異様な光景だったなあ。裸の女の子達と一緒にカードゲームやってるってのは…

さあ、そこで俺が仕事上、一番触れられたくない話題を持ちかけてきたぞ。

「こんな女の子が沢山いるのに興奮しないの?」「はい、興奮します。」って言えるわけないだろう!!
「はははっ、でも、みんなおキレイですね。」

と、ごまかす。 続きはまただ。

MOZ84の80年代をいかに愛しているか

過去にばかり囚われているのは、必ずしも良くないことと知りつつも、俺は80年代の音楽を収集し続けるし、思いを馳せている。

と、いうのは、80年代のあの音楽たちには昨今にはない、何か別なエネルギーを感じる。

ここ、最近のMOZ84の絵は、神だとか、仏の世界だとか、精霊とかそんなものがテーマになっている部分が多いのだけれど、

元々、俺は 自分の描く絵には80年代の音楽が持つような、エネルギッシュなものを追求していたのよ。

まあ、その時に身についたクセで、俺の殆どは「わび」「さび」とは程遠い、どぎつい色彩感覚 なんだけれどね。人は俺を「神に見放された、色彩感覚」というのだが…

元々、中学校時代から 俺は描く絵は80年代的なものにしようと思っていたのよ。

正直、俺は80年代生まれなんだけれども、80年代が青春期ではなかったんだよね。でも、断片的に覚えているのは、何か そうだなあ。「黄色い情熱」とでも言おうかね。

そんな言葉しか思いつかなかったのだけれども、「これから、色んな物事を進めていくぞ」ってな、そんな雰囲気を感じるだ。

80年代ってのは、俺は「若いエネルギーの活性化」って感じがする。
まあ、時代柄ってのはあると思うよ。

あくまでも、俺の憶測で言わせてもらえば、80年代の音楽ってのは、アメリカの音楽が多い部分もあり、海外から配給される映画なんかも、ハリウッドが多いわけでしょう? 日本の大衆文化に浸透していたのは、アメリカ産が多かったと思うよ。

んで、アメリカといえば80年代になって、ようやっと「60年代~70年代中ごろまで」続いたベトナム戦争の敗北感から立ち直った所じゃないかな?

もう、過去の亡霊に囚われるのはやめて、未来の話をしようじゃないか!! ってな、機運になってね。

そう言う背景もあって、80年代の音楽に限らず、文化ってのは成り立っていたのではないかな? まあ、革新的な技術の出現ってのも、それをかなり活発にする材料ともなったと思うよ。ビデオとかね。

プロモーション映像を多用することにより音楽やら、ファッションやらに多大な影響を与え始めたのもこの時期からでね、

それに冷戦末期ってのもあって、西側陣営は「ソ連みたいな、空暗い国なんかよりも、俺達の国はこんなに自由で楽しい毎日だ」っていうのも感情に多少隠れていたんじゃないかな?

俺はなんとなくそう思うのよ。

俺はいつか自分の描くものに80年代的なエネルギーを盛り込みたいと、ずっと考えてきた。

MOZ84のネコ好きに教えたい音楽

ネコについてのカテゴリを追加することに相成りました。ネコ好きさん達はこちらからが便利でございます。

80年代の音楽で、トニー・バジル の ミッキー もしくは、ヘイミッキーって歌があるんだけれど、

これは、もともと 1979年あたりの レイシー っていうグループの ヘイ キティーってのが原曲らしい。

まあ、キティーってのは「仔猫ちゃん」なわけでね。

MOZ84は、我が愛猫を抱っこしながら、こいつを歌ってやるわけだ。これが、相当にネコに嫌がられてる節もあるが、ネコの気分次第によっては、黙って聞いていることがある。

ネコ好きの 諸君。 ぜひとも、ヘイ・ミッキー と合わせて ヘイ・キティーをチェックしてほしいね。

ヘイ・ミッキーは色んな歌手にも歌われております。

MOZ84アースデーにダークる

ちょっとねえ、昨日はねえ アース デー だったんですよ。

アースっていってもねえ、あの電気を地面に流す あのアースとは違うんですよ。
そこんとこ、よろしく ですよ。

ウチの女房がね、アース デーだからって、地面に大の字に、うつ伏せに寝そべってね。
「地球を抱き締めてる」って言ってたんですよ。

んじゃあ、俺が地面に穴を掘って、頭を埋めたら、地面に頭が埋まっているわけではなくて、地球に突き刺さっていることになるわけでね。

まあ、まるで相対性理論 観察者はいずこへ? ってな話になりそうでね。

まあ、アース デーですからね、ちょいと 真剣に考えてみましたよ。MOZ84もね。

まあ、地球といわず、生きとし 生ける まあ、我々人間と共に生きる ご同輩たちのことをね。

そしたら、昔にあった事を思い出して 段々と腹が立ってきてね。

昔 内装屋に勤めてたことがあったのよ。その時、新築の家の壁紙を張りに行ったんだけどね。
まあ、そこの施主 まあ、その家の注文者のジジイがねえ、

庭に猫が入って来たってんで、石を投げやがったのよ。たまたま、そこに俺が通りかかったもんだから、その石が猫じゃなくて、俺のスネにゴチンと当たったのよ。ちょっと、血も出てきてね。

いやあ、痛いのなんのって サイジョウ ヒデキよ。本当に…

でも、まあ、当たったのが俺のスネで 良かったといえば 良かったのだと思うよ。
猫に当たっていたらネエ。打ち所悪けりゃ、死んでもおかしくない位の石だったんだよ。つーか、そんなモン、どんな理由があったって、投げちゃいけないだろう ってレベルの石よ。実際、俺は怪我したしね。

「ごめん、猫がいたもんだから」ってそのジジイは笑ってやがった。まあ、俺としては猫の代わりに怪我したようなもんだからな。猫が無事ならそれでいいと思ってるが、だ。

犬であれ、猫であれ、それに向かって石を投げる。しかも、俺は怪我をしたんだから尋常じゃない力を込めて、投げたってことだろ、つまりは意識してなかったにしろ「殺す、もしくは重症を負わせる」勢いであったのには間違いない。

俺は自分の怪我よりも、むしろ 小動物を死傷させようとしたことにもの凄く腹が立った。

俺は、博愛主義者でもなければ 動物愛護主義って程でもないが、動物だって神経通ってるんだから、怪我の一つでもすれば 痛いだろうにな。

俺は怪我をしているわけだから、その猫の仇を取る意味でも 過失傷害で訴えてやろうか と思ったが、相手は注文主だからなあ。とりあえず、俺も笑って、収めてやったさ。

まあ、それとネットで見かけたんだが、「悪質なネコ取り」ってのを生業にしている輩がいるようでね。
話によれば、飼い猫だろうが野良猫だろうが、構わずにとっ捕まえて、どこかに売っちまうらしい。まあ、大体のところは動物実験だという噂は聞いている。

まあ、もっとつっこんだ話をすれば、飼い猫を専門に捕まえる連中もいるようだ。野良だと何かしら病気に感染している可能性があるから、実験のデータをとるのには、向かないようでね。

飼い猫なら、大体の所で健全なデータが取れるというわけだ。いったい、どこの会社の研究室だかね?
ネコを使ったデータを取りたいわけだから、ネコの身のまわりに関係のあるものを作っている会社かねえ?
まあ、他にも テレビを作っている会社とか? なんか、ネコの目ってのは、テレビの構造とよく似ているから、その手の人達がよく、解剖する なんて話も子供の時に聞いたなあ。

まあ、実際 飼い猫を狙って とっ捕まえていくような業者ってのは、まあ、その猫を買う人間がいると踏んでさしつかえないんじゃないか?

衛生のためってんなら、野良猫だって その対象になるはずだろうからな…

まあ、俺が腹たったのは猫の話だけじゃあない。

昔、そうだなあ、20代前半の頃の話

俺はひょんなことから、ウサギ専門の個人経営のペットショップで働いたことがあるんだ。なんだか、ドワーフ種だとか、なんとか とにかく繁殖やら育成が相当難しい種類らしくてね。

まあ、繁殖とかやってんだからブリーダーってところか…

まあ、俺は当時はホームページなんかを作れたんで、そこにホームページを作って欲しいと言われたのが、事の始まり。

当初は「命を大切にすることを啓発するホームペ-ジにしてくれ」と言われていた。まあ、俺のガラなんかじゃあないんだけれども、多少、金になるなら と引き受けた。

だが、作っている最中に 「一匹 二匹、飼い主を見つけてやりたいんだ。まあ、値段も入れておいて。」なんて言われた。まあ、ペット屋だからねえ。売るのは当然さあね。

はてさて、夜中に電話が鳴り出した。「ちょっと、来て欲しいんだが…」こんな、夜中に電話が来るとは、これはなにか のっぴきならない事情に違いないぞ!!

車を飛ばして、店についてみれば、「ちょっと、急用ができてねえ。エサやっといてくれる?」
何だよ、それを早く言えよ。まあ、さして断る理由もないし、エサぐらいは… と引き受けたのが、運の尽き…

それから、ずるずるとそのペットショップに引き込まれていった。

俺がそのウサギショップにいるようになると、その店主は、あまり顔を出さなくなった。俺は、若輩ものとは言え一介のデザイナーにすぎなかったのだが…

それでも、お客さんが来れば対応しなければならない(俺ってお人よしすぎたね…)
そんで、ウサギの面倒も当然みていた。

最初こそウサギなんて、俺は関心すら持たなかったのだが、やっぱり 一緒にいる時間も長いと向こうも俺に、ある程度なついてもくる。まあ、顔を出さなくなった店主には当然の如く、寄り付きもしない。

まあ、店主は意にも介していない様子だったがね。
んでも、自分が面倒を見るわけではいから、その大変さなんかは実感もしていない。俺がちょっと席を空けると、交配させまくった。

この種のウサギは、まあ、俺もそこまでの専門知識や扱い方を心得ていなかったせいもあったのだろう。
沢山 ポコポコ 産むもんだが、大半は死産か 生まれて数日 下手こけば数時間で死んじまうケース多くて、まともに育つのは一匹でもいればいい方だった。おまけに遺伝子が弱いせいなのか 奇形にもよく出くわしたもんだ。まあ、奇形に関しては殆ど死産だった。致死遺伝子ってことだろうな。

でも、下手な鉄砲も数撃ちゃ 当たったようで、一匹ずつ まあ、死にゆく仔ウサギが確率としては多いもんだから極めてスローペースにでも 店主にしてみれば 順調に増えていったようだ。

だが、俺は別な心配をしていたんだよ。ウサギを入れておくカゴの数が足りなくなってしまってねえ。
俺はとりあえず、カゴを補充するか それができないのなら、ウサギの数を当面 増やさないことを進言した。
だが、話のどこも聞いていない様子で、彼はどんどん交配させていった。

そんで、俺はウサギの個体数に見合ったカゴを用意してくれと、頼んだのだが、「コストを考えろ」と言われた。
なるほどな。カゴを買うには金がかかるが、仔ウサギを産ませるのはタダ って論理か…
コストっていうなら、エサ代をどうするつもりなんだ? 減らせってのか?エサを…

予感的中、「営業指示、ウサギのエサを減らせ」
正直なところ、ウサギに情が移っちまって、あまり可哀想な境遇に置きたくないもんで、自腹を切った点もあったが、これが店主を調子に乗せる事となってしまった。

まあ、これ以上は肩入れしても、自分を消耗させるだけだと思って、それとなく店からフェードアウトしたのだが、やはり、一度はなつかれたモンだから、数ヶ月してから店に行ってみた。

まあ、ホームページの製作料も貰ってなかったしね。

まあ、請求書作ってその店に行った。そうすっと、店にはウサギが見当たらない。なんか、ミニチュアダックスフンドだとか なんか小さい犬がわんさか

しっぽをふって、俺の足もとに来る。

なんだ? ウサギがポケモンか何かみたいに犬に進化でもしたのか?

なんか、男女のカップルのお客人がいる。そういえば、駐車場にスポーツカーが止まってたっけなあ。
まあ、店主は犬を抱き上げながら、その男女と商談中

そこに、俺のほかにウサギショップを手伝っていた 店主の愛人が「久しぶりだねえ。元気だった?」
「ん?まあ、そこそこにね。」

まあ、彼女の話によると今いる男女のお客は、まあセレブといった所か、わざわざ都心から、この片田舎まで、噂を聞きつけて来たようだ。遠路はるばるって所だあな…

まま、商談成立、現金払いの上、商品を持ち帰り。まあ、店主が抱いていた犬を買い上げたわけだ。まあ、きっとあの犬は、いい生活ができる事だぞ。なにせセレブときているもんだからな。

んで、店主に「金くれ」というも「もう少し待ってくれ」ときた。20万円耳そろえて払ってほしいもんだ。犬が今売れただろ?

店主は用事があるらしくって、出かけた。本当に用事だったんだか…

んで、俺はその愛人ねーチャンと店に残された。
「何、今度は犬をはじめたの?」
「うん、そうなのよ。」
「ウサギは?」
「いるけれどねえ、買い手がつかなくて」
そんで、ウサギのいるところに案内される。

案内されて、びっくり。 増えすぎたウサギはカゴに寿司詰め状態で、うずくまって、あまりにも窮屈なもんだから、身動きも取れず。

しかも、それが在庫置き場だってことを物語るかのように、カゴが何個も段々積み。そこは、酷いことに、小さい倉庫みたいなもんで、日の光があたらない。扉を閉めれば真っ暗なのだ。

何匹かカゴから出してみたら、腹が濡れてる。非常に臭い。カゴの中のションベンを掃除していないらしかった。
何日もほったらかしにされていたのは火を見るよりも明らかだった。自分のションベンに皮膚をやられたらしく、ウサギの足は毛が抜けて、まさにフライドチキン状態。

ショックだった。俺が数ヶ月 目を離したばっかりに…

だが、もっと深刻な、そこのウサギが「売れなくなった」最大の理由があった。

ウサギはみんな、伝染病に感染していた。

死産や生後、間もなくして死んだウサギの死体を適切に処理しなかったのが原因のようだ。店主が肥料になるからといって、ウサギの糞を店内の植物の土に入れていたのだが、その死体もその土に埋めていたようだ。

そこに運動のためにカゴから出されたウサギが、その土を触って、何かはよくわからないが、伝染病が蔓延したらしい。当然、獣医には診せていない。診せてれば、ここまで酷い事態にはなっていなかっただろうし、またあの「コストがかかる」から、診せる気も毛頭なかったのだろうね。

ウサギはなかなか売れなかったようで、知り合いの犬のブリーダーから犬を何匹か買って、今度は小型犬のブリーダーを始めたらしかった。

まるで、マンジュウのように可愛らしかったウサギ達が、次々と感染して、こんな日の当たらない倉庫に隔離されてしまった。隔離っていうより、収容所を見ている気分だった。

金にならないもんだから、虐げられていた。

俺には金がなかった。こいつらを救えない。そう思ったら、自分が酷く矮小な人間に思えてきた。まあ、数ヶ月見放した俺にも、背負うべき報いがあることは確かなのだが。

俺が見た時には、生まれたばかりで名前が無かったんで まあ、殆どのウサギに名前は付いていなかったが、一応、付けていたウサギ 3匹 灰色の「ゴママンジュウ」 ちょっと黄土色の「キナコ」白い「ダイフク」
俺が見た時点では「ダイフク」はすでに死んで、土の肥料とされていたが…
「ゴママンジュウ」も「キナコ」も もう長くはないことは容易に見てとれた。「キナコ」はどういうわけか、両目が失明していたみたいだし。

俺はいたたまれなくなって、店を出た(← 卑怯者!!!!)
その夜、店の店主と大喧嘩した。

そして、俺は二度とそこに行くことは、当然なかった。店主にしてみれば俺の製作料の20万円が助かったのだ。

そんなことがあって以来、俺はあまりペットショップには立ち寄らなくなった。
大手の企業なら、それなりに資金力もあるだろうから、俺がいたウサギショップほど極端なことには至らないだろうが(?)売れ残った奴らは、どういう行く末をたどるのか、俺は知らない。

俺は、沢山のウサギを見捨てちまったってことで、自分自身に動物の面倒をみる、というよりは飼う資格なんかないと思っていた所に、女房がネコを4匹ほど、誰かからもらってきた。

聞けば、その4匹のうち、2匹は虐待を受けていたようで。まあ、神の配材とでも言うのか? 俺にその罪滅ぼしのチャンスをくれたのかもしれない。

まあ、俺の話はこれだけ。だから、どうしろって事は人の首根っこ捕まえてまで言おうとは思わない。

だが、俺は今後、俺の目の前で 生きものの倫理って奴を 理不尽な理由で蹂躙しようとする奴を見つけたら、
きっと 下の写真みたいな顔になって…お相手するよ。 ま、あとはご想像にお任せってとこだあな。
でも、ほんと、こんな顔 実際に見たら、かなりなソプラノな悲鳴が聞こえるだろうな。

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「機嫌を直しなさい」と女房にコーヒーを貰って、笑顔を取り戻したMOZ84

タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか ソ連編

1989年 ソビエト社会主義共和国連邦 秘密地域

クリントンと栗きんとんは一字違い。気をつけて。

某日、私は時のソ連の最高指導者 ゴルバチョフ書記長に秘密裏にソ連に招かれることとなった。

というのは、ソ連はかねてより サイコキネシスや霊媒の軍事的運用方やいわゆるUFOレベルの航空機、あるいはそのレベルに達する各種兵器についての開発や研究を国を挙げて、そして機密に行っていたのである。

私はエイリアンの、まあ言ってみれば宇宙人の専門家としてその開発チームに参加することとなった。

私の他に連邦国から集められた卓越した頭脳と研究実績が豊富な学者、博士達がいた。私もその一員なのである。(ここ重要。)わっはっはっ。

チェコスロバキア出身の物理学者 ヤナチュク博士

ウクライナ出身の物理学者 スミノフ博士

ウクライナ出身の若き天才 金属の専門家 エミル

ラトビア出身の航空力学学者 ケレンスキー博士

カザフスタン出身の軍用機開発者 ヨハンセン博士

の私を含めた以下、六名である。私達はUFOに匹敵する戦闘機の開発のため、一度モスクワに集められ、その後秘密地域へと移動した。ソ連空軍の下士官に連れられ、この一大プロジェクトのリーダーであるカザフのヨハンセン博士を筆頭に我々は、軍用列車から降りた。

モスクワより離れた某地域の地下に用意された研究所、もちろん地上の施設ともつながっているのだが、そこに案内されていく。

ひととおり施設についての説明をソ連空軍の下士官から受けると、最後に調理師達を紹介された。

調理責任者のレジネフと若い助手のミハイルの二人であった。

責任者のレジネフ強面に似合わずニコニコと愛想がよかった。だが、ミハイルの表情は血気盛んな若者のそれとはかなり違っていた。眉間には深いしわが刻まれて、立っているのすら辛そうな印象を受けた。

空軍の下士官が全て説明を終えて、研究所を出て行くと、あの調理責任者の態度が打って変わった。

急に横柄になり「俺の出すメシにケチをつけやがったら、お前らを食中毒にしてみんな殺してやるからな。態度と口と、俺の機嫌には注意しな。」と凄んできた。

その場にいた六人の開発者全員が、その言葉とそのあからさまな態度の豹変ぶりには驚かされた。

しかし、我々はすぐに気を取り直して早速、研究を開始した。だが、この研究は三週間足らずで重篤な停滞の様相を呈してきたのである。

その原因は、やはり調理責任者のレジネフであった。

彼は始めの三日間は毎日出勤してきてはいたのだが、その後は二日置きに来るようになった。

昼頃に来て、と言っても何時に来るのかは極めてルーズなのだが、大鍋に大量のボルシチを作っては帰宅し、翌日は出勤してこないのである。

これが次第に二日にいっぺんの出勤から、三日にいっぺん、最終的には週に一回の出勤になったのである。

ボルシチも日を追うごとに、どんどんと悪化していった。

始めのあたりは、大鍋に作り置きしていたとはいえ、ちゃんと材料をいれて作っていたのではあるが、ある日を境にして、ボルシチの味がどんどんと薄くなりはじめたのである。

作るのが面倒になってきたレジネフは、まだ多少ボルシチが残っている大鍋に水を注ぎ込み、それをただ温めるだけになった。

それでは、あんまりだったのでヨハンセンは、レジネフが帰宅したあと、残された調理助手のミハイルにちゃんとしたものを作らせていた。

だが、それでもしばらくすると、再びボルシチの味が薄くなり始め、今度はボルシチ色に濁った、ただのお湯になっていったのである。

ヨハンセンはミハイルに聞くと、どうやらレジネフが食材が届くたびにそれを自分の持ってきたトラックに積み替えて、返品しにいっているのだそうだ。

彼がいうには「頼んだ食材と違うから」だそうだ。

ろくに出勤もしてこない彼がそんなマメなことを、しかも自前のトラックを用意してまでするのだろうか?

不信な点は多い。

そして結局、疑惑は的中した。彼は政府から支給されたこの食材を、自前のトラックに積み替えては、闇市で売りさばいていたのである。彼はこのためだけに出勤してくるようになった。

一方ミハイルもミハイルで難アリな青年であった。

常に辛そうなその表情はアルコール中毒によるものだった。ミハイルはかねてからレジネフより、毎日陰湿かつ陰険なイジメにあっていた。

そのせいで、アルコールが手放せなくなってしまった。そんな彼も、二ヶ月ほどで出勤してこなくなった。

彼の場合はレジネフのようなサボりではなく、もっと深刻な重度のアルコール中毒による入院であった。

入院といってもこの国では満足いく適切な治療など夢のまた夢の話であろうが。

食事を管理する調理師が不在となり、食料も横流しされまくった私達だけがこの地図にすら載っていない僻地に取り残される形となってしまった。

当然、栄養補給がろくにできない私達は飢えに苦しまされる一方で、研究どころの話じゃない。

MOZ84のヤチマタ

やっちまった。タコ型火星人ばかり載せちまった。でも、まあ明日からは平常運行にするから、これからもよろしくね。

明日は仕事じゃないから、毎週日曜恒例のMOZ84のランチはお休みさせてもらうよ。

タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか 東ドイツ編

1989年 東ドイツ 東ベルリン

 第二次世界大戦末期、アメリカを始めとする連合軍は「史上最大の作戦」ノルマンディー上陸作戦を経て、
ドイツ占領下のフランス解放を皮切りに、ドイツへと進軍していった。アメリカ、イギリス、そして独ソ不可侵条約を破ったソ連が、ベルリンに入城するやナチス・ドイツを統べる独裁者 アドルフ・ヒトラーは若い愛人と共に自決、その後二人の亡骸は側近達の手によって焼却されたと言われているが、今もなおその正否については不明である所が多い。

指導者不在となったドイツは連合軍によって割譲統治されることとなった。アメリカ、イギリス、フランスが西側を、ソ連が東側を。そして、アメリカとソ連は勝利の美酒を味わうことなく次なる大戦へと臨んだのである。東西冷戦時代の幕開けである。

かつてのドイツの首都 ベルリンは東ドイツ内に位置しながら、ベルリンの西側は西ドイツの管理下にあった。

つまり、西ベルリンは東ドイツ内にある西ドイツの飛び地という何ともややこしく、そして非常に厄介な地域となってしまった。

声高に自由主義、資本主義を謳う隣国の西ドイツでさえ頭の痛い存在であるのにもかかわらず、その西側の回し者のような西ベルリンは東ドイツにとって、まさに獅子身中の虫であった。

これを放っておくわけにはいかなかったソ連側は、西ベルリンをレンガやコンクリートで一周を包囲し、東ベルリン及び、東ドイツより西ベルリンに近づく者は容赦なく射殺した。これが「ベルリンの壁」である。

そんなベルリンに私はタコ型火星人の足跡をたどるべく足を踏み入れた。この年のベルリンでの出来事は非常に印象深かった。私はこの歴史的大事の瞬間にベルリンにいたことを一生涯忘れることはないであろう。

ベルリンに着いた私は、といってもまだ自由主義万歳のアメリカと社会主義革命万歳のソビエト連邦が互いに睨み合う冷戦末期である。

西ドイツから私のような一介の一般人が出入りなどほぼ出来ない時代である。いくらロシア系の血統である私であっても、国籍がアメリカの飼い犬になり下がった日本である。

気難しい番犬よりも交渉の余地のないモスクワが入国許可などそう簡単に出そうはずもない。

私は一度カザフスタンのツテを借りて、一度ソ連へ。そしてまたソ連のツテに賄賂を渡してという何とも一筋縄ではいかない面倒をいくつも踏んでソ連から東ドイツへと渡った。

ソ連から東ドイツ間は人員補充の一兵卒達と一緒に軍用列車の、中でも一際最悪な車両での移動となった。あの赤軍兵隊達の悪臭、不潔さといったら…。

澄み切った空の下、悪臭の赤軍兵達から解放された私は東ドイツは東ベルリンへと入った。しかし、数々の苦難の割りに残念ながらタコ型火星人研究の成果は何も得られず、私は即座に帰国を決意した。

帰国まで数日間時間を潰すため、一度ベルリンの壁を見物しておこうと東ベルリン市内をあちらこちらと訪ねて回ったが一向にそれらしきものは見えてこない。

歩きつかれたので、随分と背の高いコンクリート塀のまん前で一休みしていると、ソ連兵に声をかけられた。

それに対して私はロシア語で返事をすると、白熊とブルドックを足して2で割って平方根を割り出し、積分して反比例させ、第23項を求めたような顔をしたソ連兵はほがらかに笑顔になり、

「俺の警備室で休むといい」といってくれた。

彼はニコライという腰痛もちの古参兵だった。彼の仕事はこの壁の見張りで、このコンクリートの壁に人が近づかないよう監視する任務に就いていた。

「この壁は老朽化している。壊れてしまえばここぞとばかりに市民が押し寄せ、暴動が起きて大変なことになるだろうが、モスクワは壁の修繕のための予算は組まないだろう。もう、何十回と検討をお願いしているのだが…」とため息まじりに言っていた。

すると、急に警備室の電話が鳴り出した。どうやら、身重な娘さんが産気づいたらしかった。

一人娘なので心配だが、どうしたものかとニコライは悩んだが、結局ニコライが不在の間は私が代わりに警備をしているということで、ニコライは一旦帰宅した。

どうせ、ベルリンの壁も見つけられないことだし、時間をもてあましている私である。その時間を困った人間に少しでも分けられるのならそれで良し、そう思ったからである。

ニコライが警備室を飛び出して数時間後、巡回の時間となったので私は銃を携えて、壁沿いに歩いた。

その途中、故障したトラックと格闘している男数名と出会った。

話をすると、どうやらエンジンが完全に駄目になってしまっていたようだった。

トラックの荷台にはブルドーザーが乗っていた。私はブルドーザーを見るとあることを思いついた。

壁の修繕である。壁を修繕するには一度、解体するのが常識である。

私は彼らに、別のトラックがブルドーザーを引き取りに来るまでの間、この壁の解体を手伝ってくれないかと持ちかけた。

男達は呆気にとられた顔をしていたが、急にいぶかしんだ表情になりドイツ語でヒソヒソ言い始めた。

なかなか重い腰を上げようとしない連中のようだ。こうゆう時こそ実力が物を言う。

私は銃口を彼らに向けた。

口を動かすばかりで、行動をしようとしなかった彼らも、銃の前には文字通りのお手上げと見えて、血相を変えて作業を始めた。ブルドーザーのけたたましい音と共に老朽化した壁はいともたやすく崩壊した。

これを見て満足した私は、彼らに礼を言った。彼らはブルドーザーもトラックも置いて、一目散に逃げ出したようだった。まあいい、あとは建設業者を呼ぶだけである。意気揚々として警備室に戻った私は電話帳を探した。そんな気のきいたものなど警備室になんかあるわけもなかったのだが。

電話帳の類は一切見つからなかったので、何とか探し当てたモスクワの政府機関への電話番号にかけることにした。

きっとモスクワ政府が好意にしている業者なんかもあるだろう。

何回かの呼び鈴の末、相手が電話に出た。

壁を修繕したいので業者を要請したが

「何度も言っているが、その壁の安全性は規定通りであるからして、修繕の必要はない。」の一点張りである。

私はそれを聞くと素直に引き下がった。何と感じの悪い奴に電話をかけてしまったものだなあ、と空を見上げていると電話が鳴り出した。

「こちら、モスクワだ!!警備兵だな!?」電話の主はさっきの感じの悪い奴とは別だった。

「はい、そうです。」

「ベルリンの分断線が崩されたそうだが、何も報告がないぞ!!」

「はあ、こちらは異常なしですが」

「何だと!!突然ブルドーザーが壁を崩したと第5地点の警備兵が通報してきたぞ!!」

「ブルドーザーで老朽化した壁を解体しただけです。異常はありません。後で建設業者を呼んでくれとそちらにお願いしたんですが、何だか感じの悪い奴にその必要はないと言われまして…」

「お前がやったのか!?」

「私はお願いしただけです。私は崩してませんよ。」

「この野郎!!今すぐ首を引っこ抜いて赤の広場にさらしてやる!!いや、さらすなんてもんじゃない粉々に粉砕してくれる!!いいか!?ベルリンの市民が西と東から大挙して分断線に向かってる!!一人も絶対に近づけるな!!いいか!?一歩でも近づこうとしたら撃ち殺せ!!わかったな!?じゃなきゃ俺がいますぐそっちに行ってお前を撃ち殺してやるからな!!いいか!?誰一人近づけるな わかったか!!!」

「はあ。まあ。やってみます。」

「お前の処分についてはその後だ!!このノータリンの売国奴が!!  ガチャン」
 
とって電話が切れた。感じの悪い奴の次はいきなり激怒の男であった。

分断線だの撃ち殺せだのと意味不明なことを随分と耳元でがなり立てられた私はタバコを吸いに警備室から出た。

日暮れと共にコンクリートの壁に市民が、いくぶん躊躇気味ではあったがちらぽらと集まり始めた。

最初に来たのは野次馬、野次馬といってもどこか怯えたような不安そうな目つきの野次馬という言葉が似つかわしくない連中が、こそこそと遠巻きに壁の様子を伺いに来た感じであったが、日が山の陰に入ろう時間ともなると
一気に勢い逞しい群集が詰め掛けた。

中には手にハンマーや何かの鈍器を携えた者も少なくない。

きっと、壁の修繕を手伝ってくれる気なのであろう。

やはり、ソ連の圧政下の市民にしてみても暴動なんてまっぴら御免こうむりたいものであろう。壁の修繕さえ済めば、彼らも安心して圧政下に耐え忍ぶことに専念出来るわけだ。

「おおい、ここだぞ。みんな、よく来てくれた!!」私は彼らに手を振った。

すると、群集の中から石がまるで流星群のように降ってきた。寸での所でその投石を避けた私は、ワケも分からずにただその場から逃げ去った。

今にして思えば、別に逃げるまでのことをする必要があったのかは謎であるが、ついその場から走り去ってしまった。まあ、過去をあれやこれや考えてみても仕方ないか。

結局、その警備室をから逃げた私はあの古参の警備兵ニコライに渡された銃を道端に捨て、ホテルに戻った。

翌日、私は東ドイツを後にした。

ここまでたどり着くのにかかった資金、労力全てが無駄になってしまったのだった。

元来、私は要領よく利益や成果を得るような類のことがひどく苦手なタイプなのである。

ともすれば、元を取ることすらままならない。そんな私を研究所時代の仲間達は、「奉仕の徒」だとか「足が出すぎて、もはや半ズボン」などと揶揄するが、こういう生き方もなかなか気苦労の絶えないものだということを彼らは理解していない。

いや、成果が挙がらないんなら何の定評も得られようはずなぞないのが、この現し世の法則なのだから仕方ないか。そうだから仕方ない。あれだから仕方ない。こういうものだから仕方ない。

仕方ない。仕方ない。仕方ない。仕方ない。仕方ない。仕方ない。そう、全ては仕方ないのだ。

帰国の最中、私はベルリンの壁の崩壊を空港近くのレストランで知ることとなった。

どうやら私の探し求めていたベルリンの壁は、なんともはや、私が留守番を頼まれていた警備室の付近にあったのである。

もう少しで手の届きそうな所にあって、それを逃してしまうのも私の性質の一つである。

もう少し粘って探せば、きっと壁を見ることが出来たであろうに。

しかも、である。その今に至っては歴史の一幕といっても過言ではなかった大事件をこの目で見ることが出来たのはずである。なんと、惜しいことをしてしまった。

がっくりと肩をおとしながら、私はレストランのテレビを眺めていると、一部始終を目撃していた市民がインタビューをされていた。

「ああ、魂消たぜ。俺っちの住んでるアパート。すぐそこの。見えるだろ。あそこの三階なんだけどよ。たまたまよう、窓からあの壁眺めてたんだよう。壁のすぐそばでトラックがエン故しちゃってたみたいでさあ。なんか運ちゃん達がごちゃごちゃエンジンいじってたらよう。あの、クソ忌々しいソ連の警備兵が来やっがてさあ。また、なんかイチャモンつけて逮捕でもすんのかなあって、見てたらよう。警備兵が運ちゃんに鉄砲向けたわけさ。ああ、気の毒にあいつら射殺されんだなあって、思ってたらよう。いきなり積んであったバックフォー動かしてよう。壁、壊しちゃったんだよう。警備兵なんて、あれよ。あれ。オーライ、オーライってブルドーザー誘導しちゃってんの。ありゃあ、魂消たねえ。ほんと。」

なんと、壁を崩壊させたのは一介の警備兵のようであった。

私はため息まじりにスープをすすると、その警備兵とやらが燦然と輝いて見えるように思えた。

きっと彼は歴史に「圧政の救世主」「正義の反逆者」と呼ばれ、未来永劫その名を刻むこととなるであろう。それに比べてこの私。歴史を動かすどころか、その瞬間に居合わせることすら出来なかったのである。

東ドイツの旅は落胆のうちに終わってしまった。

タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか ベトナム編6

1968年 ベトナム メコン河

8月の予定
8/7 15:00 歯医者に行くこと
 8/10 12:00 オノマトペ研究・連絡会 東北ブロック 定例昼食会(スチュワート博士の隣には座らぬこと)
 8/11 10:00より 日本印度化プロジェクト 会議

メコン河を上流に遡っていく哨戒艇の上で、私は空に轟く雷鳴のような爆音に叩き起こされた。空は晴天そのもので、雷を起こしそうな雲など一つも見当たらなかった。青天の霹靂とはまさにこのことであろう。
雷雲はおろか雨雲一つない空を見上げていた私に、この哨戒艇の責任者である「部長」が私に「アークライトさ。」といった。「アークライト?」私は聞き返した。
「爆撃の音さ。B-52爆撃機のあだ名はアークライトってんだ。」
そろそろベトナムのことについて書いているのには飽きてきた。これから先の話は、またの機会にする。

タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか ベトナム編5

さて、私は単刀直入にタコ型火星人についてクルーザー青年に聞いた。

「君はタコ型火星人について、何か知ってると聞いたが」

「タコ型火星人について俺が何か知っている、そうさ。俺は知っている。俺はそんな男だよ。なあ、スコーピオン?そうだよなあ?」

レッド・スコーピオンは「ちょっと、しばらく話しかけねえでもらえるかい?」

「俺が最近、あの火星野郎にあったのはここでマリファナをやっていた時だった。いつものリラックスタイムだ。俺はリラックスタイムはマリファナをキメてくつろいでる。俺はそんな男だよ。なあ、スコーピオン。俺はリラックスタイムはマリファナをキメてくつろいでる。そんな男だよなあ?」

レッド・スコーピオンは「………。」

「ずっと前にあったのは、ブロンクスの路地裏だった。あの日は…雨が降っていた事しか覚えてねえんだ。俺はあの日、雨が降っていた事しか覚えてねえ。俺はそんな男だよ。でも、それからしばらくしてから、またあの火星野郎にあったよ。初めてナムに来て、初めてのジャングルでの待ち伏せ作戦の時だった。夜霧に紛れて、あのタコ野郎は俺のすぐそばにいたさ。丸い頭で足が沢山あったけなあ。」

私は彼に「では、ジャングルに行けば会えるのかね?」と聞いた。

「あんたは救いようのないほどに、哀れなほどに、気の毒なほどに物好きだねえ。ジャングルには危険がいっぱいだよお。ここは、タイガーランドのベトナムなんだぜえ。トラはいるわ、ヒョウはいるわ、毒蛇、ニシキヘビ、兵隊アリ、マラリア蚊、ヴェトコンにゲリラ、コレラに赤痢、噂によれば、ソ連兵に中国兵、一度入ったが終わり、進むも退がるも地獄道のジャングルなんだぜ。まあ、町に出た所で、爆弾を隠し持ってるガキ共や梅毒だとか淋病撒き散らしてる売女だとか、どこにいたって油断ならねえがな。」

「とにかく、ジャングルに行けばタコ型火星人に会えるのかね。」

クルーザー氏はパイプをくわえながら、すっかり大麻が頭に回ってしまったような焦点の定まらない目つきで、私を下に上にと眺めると。

「ああ、そういえばこんなもんがあったなあ。」と何かを思い出した様子で、ベッドに下に手を伸ばした。

「ちょっと、待ってな。これだよ。」何やらガサゴソと取り出した。

「まだ、残ってたんだなあ。」そう言う彼の手に握られていたのは銀色の円柱形の物体だった。

「これが、何だか分かるかい?」私はこの問いに「いや」と答えた。

「ハムの缶詰だよ。」そう言うと、彼は缶切りでそれを開け、フォークを無造作につっこんで、中身を食べ始めた。

「俺がこのハムを食ってまで、あんたに伝えたいこと。それは、何だと思う?」

「さて、何だろう?」

「このハムの味は、ステイツじゃあ最低の味だ。犬も食わんとはまさこの事さ。だが、ナムじゃあ、こいつは高級レストランの極上ステーキなんだよ。つまり、分かるか?」

「分からんね」意味不明であった。略して意味不。

「場所が変われば、物の価値が変わる。砂漠じゃあ、魚は珍しいよ。海の上じゃあ、野菜は珍しいよ。つまり、ことわざで言えば、一石二鳥 二束三文って事さ。」その言葉を言い終えると、彼はしばらく無言で考え込んだ。

「一石二鳥 二束三文ってのは違うなあ。風が吹いて桶屋が儲かる、いやこれもしっくり来ないなあ。漁夫の利…違う、石橋を叩いて壊す…翼よ、あれがパリの灯だ。これも、違うなあ。何といったかな…まあ、いいさ。とにかくこのハムの缶詰はステイツでは食えたもんじゃないが、ナムではフレンチのメインディッシュだってことさ。」

「んで、火星人とそのハムとどんな関わりが?」

「あんたも分からない人だねえ。野暮も野暮ってもんだぜ。ステイツじゃあ食い物にもならねえ缶詰が、ナムじゃあこいつが高級料理になっちまうこの魔法。こんなことできるのは、フジヤマ ヒロシ大佐しかいねえだろうが。だが、フジヤマ大佐も一介の人間だ。単なる人間一人にこんな芸当ができるって、あんた本気でそう思ってるのかい?物事はジャケットを服屋で買う時みてえに表を見たら、裏の作りの良さも見なけりゃなあ。見れば、仕立て屋の心粋ってもんが分かるハズだぜ。いい物には魂がこもってるんだよ。よく言うだろ?相手の立場になって考えろって。謎に直面しちまったら、自分が謎になって考えりゃいいのさ。そうすると不思議なもんでよ、謎はどんどん深まっていくばかりだぜえ。」

「つまりは、そのフジヤマ大佐が何か知ってるってことなのか?」

彼はパイプを一つ吸い、また滝のような煙を吐き出すと、目を細めて「あんたの顔、ようやく漢(おとこ)の貌(かお)になってきたぜえ。フジヤマ ヒロシ大佐…奴が客、仕立て屋はあのタコ野郎共だあ。なあ、スコーピオン。おまえさんもそう思うだろ。」と言った。

レッド・スコーピオンは「はあー…」とやる瀬なさそうにため息をついた。

「フジヤマ大佐はどこに?」

「奴は…フジヤマ大佐はこのキャンプの横を流れてる河があんだろ。そこを上流に向かって上に上にと進んで行くんだ。そして二つ目のキャンプに奴はいるぜえ。見りゃあすぐに分かるキャンプだ。そこのキャンプの兵隊はみんな青い軍服に青いスカーフを首に巻いてらあな。フジヤマのオヤジはそれに青いベレー帽をかぶってやがんだ。奴らの部隊はよお、特別任務を与えられてんだよ。今までネス湖のネッシーやら、タイの野人やら、アマゾンの大蛇やら、とにかく未確認生物探検のエキスパートやらでよお、今まで何一つ捕まえたことがねえクレイジーガイだぜえ。あんたと案外気が合うんじゃねえかな。道中は気を引き締めて行くこったな。奴を訪ねにいったり、奴といると必ずハプニングが起こりまくる。でけえ岩が転がってきたり、毒蛇の大群に囲まれたり、まあ気を付けるこったなあ。」

私はその話を聞くとテントを後にした。私はジモ・ヘンドリクス伍長に河を上る手段を相談した。彼はにこやかに「大丈夫さ、ちょうどご都合主義的に、今ブラウンウォーター・ネイビー(河川海軍)の哨戒艇が停泊していたぜ。ちょうど河を上るみたいだから、そいつに乗っけてもらおう。」といって、私をつれてキャンプの波止場へとかけていった。

そして、ジモ伍長が船の責任者である黒人と交渉すると、彼は二つ返事で了承してくれた。私達は早々に船に乗り、祭りの後の静かなキャンプを離れていった。

もう、クルーザー青年の事など、どうでもよい。彼のご両親には手紙を書いて終わりにする。どうせ、戦争が終わったところであの様子では、まともにアメリカなんかで生きられようハズもない。いっそこのベトナムに花と散り、土になってしまったほうが百倍も幸せだというものだろう。

船には私達と仲間内から「部長」と呼ばれている黒人の責任者の他に、元ソーシエ(ソース専門のコック)見習いだった「ソース職人」、プロ・サーファーでありながら徴兵された「槍太郎」、18歳の少年兵の「お掃除男児」、明日をも知れぬロックン・ロール野郎達3人の兵士が乗っていた。

私は、クルーザー青年の両親に宛てた手紙を書き始めた。

拝啓 トム・クルーザー氏のご両親がたへ
 単刀直入に申し上げます。ご子息は死にました。この目で確実に見たから間違いありません。

 彼はこのベトナムの地で悪行の限りを尽くしておりました。関係のない農民を虐殺し、その首をヘリコプターに山と積んでは得意気になって帰ってきたうえ、野営地では大麻と薬物に耽溺しておりました。

人間のクズになってしまったのです。

彼の行ってきた非人道的な行いはそればかりではありません。水田に地雷を投げ込んでは、そこを農民達に走らせて、誰が地雷を踏むかを賭けていました。

村を焼け出された村人を河岸に並べては、機関銃で次々となぎ倒していったり。もう筆舌に尽くしようがない悪辣な所業を次々と私の目の前で行ってきました。

彼はもう、あなた方の知っている彼ではなく、悪魔に魂を売り渡し、この世の悪を行うことに終始勤しむ畜生道に堕ちた悪鬼になり下がったクズなのです。

しかし、そんな彼にも天罰が下ったようです。ジャングルにパトロールに行くと彼が言うので、私が同行した時のことです。パトロールというのは言い訳で、彼はジャングルを行く通りすがりの農民達をまるでハンティングをするつもりになって射殺しに行ったのです。

もちろん私は止めました。しかし、駄目でした。数時間歩くと、彼はかなり前に自分が仕掛けた対人地雷をうっかり踏んでしまいました。

彼はその場で、まるで霧吹きのように粉々になりました。悪党の末路ほど惨めなものはありません。彼もまた、同じだったのです。

ですが、貴方がたはきっと、豹変した彼の見るに耐えない姿を見ずに済んで、幸福かもしれません。もう
彼は貴方がたの知っている、優しく慈悲深いご子息ではないのですから。 敬具


まあ、多少のフィクションもあろうがこれを読めば、ご両親も踏ん切りがつくことであろう。この手紙はアメリカに戻った際に送ることにした。

タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか ベトナム編4

私はどうも、そのシェイクに手をつける気がしなかった。原料がまじりっけのない牛乳なのか、はたまた、粉末ミルクなのか知れたものじゃなかったからだ。

クルーザー青年は長い木製のパイプを深く吸うと、滝のように分厚い煙を静かに「ばあぁぁぁぁー」と声をもらしながら、吐き出した。恐らく大麻であろう。

「けしからんね。クルーザー君。君の親御さん達は心配して心を八悶九断にされているというのに、君はここで集団殺人にいそしみ、果ては大麻にまで手を出しているとは。」私は彼を叱責した。

「ユーシェンコフさんよ。あんた、何か勘違いしているぜ。これは、マリファナだ。」

「君のお父上とお母上と、君をアメリカに連れてくる約束をしている。さあ、行こう。そして、私にはタコ型火星人について、洗いざらいぶちまけてもらう。」

「ママ達がそんなことを?」

「ママっ…」弓矢の手入れに集中していたはずの兵士ジョー ママにお手上げこと、ジョー・ランベーがはっとしたようにつぶやいた。そして、床にたおれこみバタバタと暴れだした。呼吸を荒げて。

赤いサソリが「またかよ…」といいながら、ランベーを押さえ込んだ。そして、彼の耳元で「大丈夫だ、ママはアメリカだ。もう、来ないから。な? 安心しろ。もう、来ないから。」とつぶやき、彼をなだめすかした。何とか落ち着きを取り戻したランベーをベッドに座らせると、赤いサソリは我々を向いた。

「クルーザー、頼むぜ。あれだけ、話題には気をつけてくれっていたじゃねえか…」ため息まじりにクルーザー青年に言うと、今度は私のほうを向いた。

「あんたぁ、知らなくて当然だが、ジョーは精神疾患にかかってんだよ。奴には自分の母親のトラウマがあって、母親だとか、ママとか…」

「ママっ…!!」ランベーが怯えた猿ような顔を上げた。そして、床に倒れ込み、頭を抱えて、

「ママだ!!テントの外にママがいるぅ。うああ、ジャングルはママだらけだあ。ママが掃除機もってトーチカに隠れてるウ!!スコーピオン、たすけてくでえ!!」

「ああっ!!ジョー。悪かった、俺が悪かった!!大丈夫だ。お前のママはアメリカだ。今、アトランタを観光中だよ。大丈夫だ。もうナムには来ないからな。来ても、お前はいねえって、俺がはっきり言ってやるかならな。」

ランベーが再び落ち着きを取り戻すと、赤いサソリは私に向き直った。
「見ての通りだ。奴はこういう言葉を聞いちまうと、辛い記憶をフラッシュバックしちまうんだ。あんたも、くれぐれも言葉にゃ気をつけてくれよ。」

レッド・スコーピオンは一呼吸置くと、ベッドに腰掛けなおした。

「さて、タコ型火星人について、話を聞きたい。」

「あんたもなかなか物好きだねえ。いいともさ。聞きてえなら、話してやるよ。俺は誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴にゃ話して聞かせるさ。俺はそういう男だよ。なあ、スコーピオン。
俺は、誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴にゃ話して聞かせる。そんな男だよなあ?」

レッド・スコーピオンはこっちをチラとも見ずに「ああ、おめえさんの言う通りだ。」と言った。

「ほらな。聞いたかい?俺は誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴にゃ話して聞かせる。これが、逆に誰かが聞きてえなら答えてやるが、聞きたくねえって奴にゃ話して聞かせねえ。あんたは俺に何か聞きてみてえだから、話して聞かしてやる。俺はさっきも言った通り、俺は誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴にゃ話して聞かせる。そんな男さ。あんたは俺に何かを聞いたから答えてやるし、あんた聞きてえって奴だから話して聞かせる。これは、俺が誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴にゃ話して聞かせる男だからだぜ。もし、あんたが俺に何も聞きたいことがないなら、俺は誰かが聞きてえなら答えてやるが、聞きたくねえって奴にゃ話して聞かせねえ男だから、俺はあんたには何も話さないだろうぜ。そうだよな、スコーピオン。」

「だから、そうだって言ったぜ。」レッド・スコーピオンは頭をかきながら答えた。

「そうさ。俺は誰からも聞かれねえことには答えはしないが、聞きてえって奴…」

私はたまらず「もう、分かった。このままではらちが明かない。」

「、ままっ…?!」ランベーが顔を上げた。レッド・スコーピオンはのっぴきならない表情で振り向いた。

「ママがいる。暗闇にママがいっぱいいる。キャンプの外にママがいっぱいいる。ジャングルはママでいっぱいだあ。ママがテントの外を歩き回ってる。ママがシチュー鍋もってキャンプ中を歩いてる。クルーザー、スコーピオン、たすけてくでえ!!」

「おい、お前ら!!いい加減にしろ!!おい、ジョー。大丈夫だからな。ママはもういないからな。ママがいるなんて、そんなことはないからな。安心しろ。大丈夫、大丈夫だからな。」

ランベーはスコーピオンの腕の中でガタガタと体を震わせていた。

クルーザー青年はまたパイプを吸うと、「俺は誰もいい加減にしてほしくないならふざけっぱなしだが、いい加減にしてほしいって奴がいるなら黙って従ってやる。誰もいい加減にしてほしくないならふざけっぱなしだが、いい加減にしてほしいって奴がいるなら黙って従う。俺はそんな男だよ。誰かが俺にいい加減にしてほしいなら、俺はいい加減にしてやるよ。なぜって俺は誰もいい加減にしてほしくないならふざけっぱなしだが、いい加減にしてほしいって奴がいるなら黙って従う男だからだぁな。誰もいい加減にしてほしくないならふざけっぱなしだが、いい加減にしてほしいって奴がいるなら黙って従う。俺はそんな男だよな。なあ、スコーピオン。」

「あんたら、漫才でもしてえなら、テントの外でやってくれねえか?」レッド・スコーピオンはランベーを抱きかかえながら、私達をにらんだ。

MOZ84の気になる

実はですねえ。気になってるよ。とりあえず、このブログに掲載している自作の物語

「タコ型火星人はタコ羊の夢を見るか」ってみんな、どう思ってるのかってねえ。

いや、ちょっと悩んでたのよ。これ以上 のせるのはサーバーをイタズラに重くするのかな?

てね。いや、実はそこまで深刻には考えていないよ。

ちょいと、まあ 反応をみながら 続行といこうかねえ。

なんでもいいんで、感想なんかありましたら、お願いしますよ。諸君!!!

MOZ84と陸上自衛隊の偵察車の群れ

やあ、どうも。工事現場の平和の使者 警備員のMOZ84です。

今日はねえ。お休みでした。月曜日までお休みです。とりあえずね。

警備員というのは、まあ交通誘導員はねえ、この時期はヒマなのよ。どうしてっててねえ

公共工事が殆どないからなのよ。6月ごろには予算が決まって工事が多くなるからねえ、4月 5月は
ヒマなのよ。

んで、今日はネエ。

うちで飼っている マイ キティの去勢手術の術後処置に動物病院までいったのよ。

まあ、道すがらねえ。自衛隊の ごつい偵察車とでもいいますかねえ。対向車線に大挙して群れをなしていたのよ。

実は昨日は、現場でお仕事でねえ。かなりの数の偵察車を誘導したのよ。演習か何かかねえ?

そしたらねえ、俺の相方がねえ。「陸自もヒマだなあ」なんて言ってたのよ。

まあ、去年は随分と大儀だったもんねえ。震災でネエ。

でもさ、よくよく考えてみると「陸上自衛隊はヒマなほうがいい」と思うのよ。

「陸上自衛隊が忙しい」ってのは、それだけ日本のどこかでエライ事が起こってることだろ?

話に聞けば「最後の砦」なわけじゃん。じゃん。じゃん。

んじゃあさ、陸上自衛隊に出動要請が来ていないってことは、一切がつつがなくってことだと思うんだよね。

まあ、つまりはさ 陸上自衛隊ってのは 不動明王みたいなもんだよね。

不動明王ってのは、いつも座ってるんだって。んで、人間の生きるこの世界に、もの凄く大変なことが起こった時に、それを救うために そこで初めて 立つ わけだ。

結局、不動明王には座っててもらったほうが、いいわけだ。それだけ、大事に至っていないってことだろうからなあ。

陸上自衛隊がヒマなら、それだけ世の中が まま 安泰ってことなのかねえ。

MOZ84のディーン

みなさん、ジェームス・ディーンって覚えてます?

あの人、交通事故で死んでしまったんですよねえ。

んで、あのいわくつきの ポルシェのスパイダーの話 知っています?

なんかねえ、そのジェームスが乗っていたポルシェっていうのは、今どこにあるのか分からないらしいですねえ。

というのはね、なんかドライバーもいないのに、勝手に走っているらしいですよ。

見つけてもね、知らないうちにどっかに消えてなくなるンですってよ。

MOZ84の80年代音楽

やあ、みなさん。どうも。今日はですねえ。明日、仕事が休みなんでね。
ちょいと、がんばりますよ。

今日はね、昔の音楽を話題にして、アラフォー世代をこの我がブログに抱きこもうという作戦でしてね。

どんな時も打算うずまく、MOZ84の世界へ、ようこそ ってな、ところですな。

まあ、俺の話から始めますかね。

俺がまともに音楽を聞いたのは、そうですなあ、確か小学校2年生でしたね。
まあ、生まれて初めて、ファンになったのは「クィーン」でしたね。
ボヘミアンなラプソディーで私の音楽人生が始まったのですな。

その当時から好きな歌はですね。「愛という名の欲望」と「輝ける7つの海」「タイ・ユア・マザー・ダウン」でしたね。しかし、この間ネットの動画で フレディ・マーキュリーがピンク色の服で女装しているPVを見ましてね。本人はウケ狙いのつもりだったのでしょうけれどね、「お前が女装すると、冗談ではすまされないんだよ!!」ってつっこみをいれてしまいましたよ。ふんとに、もう。

んで、小学校3年生になったとたんに狂ったように聞いていたのが、「アラベスク」でした。可愛い声でねえ。
お袋が持っていたレコードのジャケット見たとたんに思いましたよ。「俺はこの女の人を。絶対に嫁にする」って。この世に天使というものがいるのなら、きっとこういう声をしているのだと、今でも固く信じております。
「恋のメリーゴーランド」と「キャバレーロに夢中」が好きでしたね。
俺にとって、天使の歌声ってのは「アラベスク」か「オリビア・ニュートン・ジョン」ですね。
「ジョリーン」っていう歌がありましたよね? 昔俺のオヤジが「ジョリーンの歌はな、床屋の歌なんだぞ。ヒゲを剃るジョリンっていう音からできた歌らしいぞ」って、いうヨタ話を吹き込まれましてね。20歳そこそこまで、本気で信じてましたよ。

んで、中学時代は「ビリー・ジョエル」を「アップタウン・ガール」が好きでした。それと「カルチャー・クラブ」と「デュラン・デュラン」は「美しき獲物たち」、「ジャパン」は「アブドミラル・セックス」だったかな?
ああ、それと「シンディー・ローパー」と「プリンス」なんかを聞いておりましたなあ。ちなみに、「When your mine」っていう歌は、もともとはプリンスの歌だったらしいですな。それを彼がシンディーに提供したという話を聞きました。

あと、何聞いてたかなあ。「スコーピオンズ」の「ヴァージン・キラー」と「ビリー・アイドル」を聞いてましたなあ。

高校にあがると「ブロンディ」の「銀河のアトミック」を聞いてました。あと、「トニー・バジル」の「ヘイ・ミッキー」なんかも好きですな。

あと、アメリカの「X(エックス)」。それと「ボニーM」の「怪僧ラスプーチン」と「ハッピー・ソング」、「ザ・ナック」といえば「マイ・シャローナ」。「ジグソー」の「スカイ・ハイ」まあ、これを聴くと今にもミルマスカラスが飛んできそうでね

「ランナウェイズ」の「チェリー・ボム」も好きですね。日本の歌は、「筋肉少女帯」ぐらしか聞いて無くてね…

「ローリング・ストーンズ」なんかも聞きますですね。「黒くぬれ」と「ギミ・シェルター」がなんかがいいですね。「ドアーズ」は「ジ エンド」が俺の趣味ですね。

まあ、今思い出せたのは、これぐらいですかね? ああ、あと「ジャクソン・シスターズ」の「ロック・ステディ」もありましたねえ。

まあ、昔の曲に関しては、これからも触れていこうかねえ。

MOZ84は二度死ぬ

物騒なタイトルだけれどね。俺、実は22歳の時 溺れて死に掛けたことがあんのよ…
22歳にもなって、溺れるとはネエ…

まあさ、話としては先輩に誘われて、サーフィンなんぞを下手の横好きでやっていた時なのよ。

サーフボードごと沖のほうに持っていかれちまったのよ。俺が…波にね。

んで、そこに大波が来て、水中に叩き込まれたのよ。これがねえ、水面までは随分と距離があってね。

手足をばたつかせても、なかなか水面にたどり着かない。これは、心底焦ったよ。

んで、随分と悪あがきしたもんだから、だんだんと疲れてきたのよ。水中でね。

いくら水を掻いても掻いても、水面もまで上がってこれない。この時に、不思議なモンでネエ、「ん?ちょっと、まてよ…」って思ったンだわ。

んで、「もう、悪あがきはよそう…。いままでロクな人生じゃなかったわけだし。暴れた所で、助かる保証はないし、なによりもう、疲れたじゃないか。いっそ、暴れるのはやめて、苦しいのをほんの少し我慢すれば、死んでいけるよなあ。」

って、思ったのよ。そんで、手足を動かすのをやめたのだわさ。また、強い波がきて、ゆらゆら水に揺られながら、逆さになって俺は沈んでいったのよ。

そこで、また「ん?まてよ…」って再び、思った。

「俺って、今までに精一杯、努力なんかしたことあったかな?」って、思ってねえ。続けざま「俺は、今までどんなことにも力を尽くしたことなんてなかった。死ぬ前に、俺は自分に全身全霊で事にあたった証の一つでも立てなかったら、きっと、死んだって浮かばれないぞ!!」

そう感じたら「それをやるなら、今だ!!!!」って、今一度、力を振り絞って、水を掻いたのよ。

命をかけて(実際、かかってるんだけど…)水面に向かって泳いだ。まあ、何とか助かった。

いやねえ、この時の俺って「死んで後悔する」ことよりも「何一つ、努力せずに人生を終える」ことのほうが、よっぽど怖かったんだよ。まあ、溺れ死ぬのも怖いには違いないけれどね…

その時まで、まま、努力しても思い通りの収穫がなかったのだけれども、この時ねえ、22歳にして「努力とその報酬」を実感した瞬間でねえ。

まあ、別にそんなことはさして今回は重要じゃなくてね。意外と死に直面した人間の時間ってゆっくりと流れていくし、頭の中でまるで10分くらい考えたような錯覚が起きるもんなんだなあって、その後発見してね。

まあ、もっとも水中で10分も考え事してたら、とっくに死んでるわけだから、「そう感じただけ」ってのは容易に分かったんだけれどね。

でもねえ、力尽きて死んでいく人ってのは、遠のく意識の中で、けっこう冷静に死んでいくのかもしれないって、その後考えるようになった。実際、自分がそのスレスレにいって、やっぱり人生に未練があったからこそ、こうして今生きているのだけれどね…

んで、俺はあの時、本当はある意味で、一度死んだと思っているのよ。「諦めのよい自分」とでも言おうかね、それが死んで、代わりに「往生際の悪い自分」の人生が海の中で始まったと思っているのよ。

先輩がねえ、サーフィンは宗教だ、って言っていたけれど、この体験から何となく分かるような気がする。今は全然やっていないのだけれどね、理由は面倒くさくなったから。いつまでたっても、上手く波に乗れないからサーフボードはもう売っちゃったのよ。

あと、悲鳴って結構、その人の人となりが現れないかい? 俺、昔、スキーでちょっとした高い崖から落ちた時は
「チクショー!!!!」って言いながら落ちていった、と周囲の人間が言っていた。俺ってきっと、そんな性質なんだろうなあ。

MOZ84の写真

やあ、どうも。高校時代 筋肉少女帯のファンだったMOZ84です。大槻ケンヂ よく彼の格好を真似てました。
まあ、そんなことはどうでもいいか。

今日はね 久々にブログに写真なんぞアップしてみようと、思いつきましてね。まあ、見てってちゃぶだいよ。

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これ、意外とUFOじゃないんですよ。驚きました?これはですね。信号機なんですよ。青信号。と黄色の信号。
ちなみに、青信号は「進め」ではありませんからね。「進んでも良い」ですからね。あくまでも。悪魔デーモン。

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これはね、雪なんですよ!! 知ってました? 雪って。 こういう空から降ってくるものには「エンジェル・ヘア」とか「ゴッサマー」だとかいわれる不思議なものもあるようですよ。まあ、ケサランパサランみたいなものでしょうけどね。不思議な物でね。本当に…見たことはないけれど、本当に「天使の髪」みたいな物体で、手で触ると消えちまうんだって。日本では大正時代に観測されたようですがね。だれか、知ってる人がいたら教えて!!

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さも、絶望的な夕日でしょう? こういうのも好きなんですよ。夕日だけが明るく、蔭りは全てシルエットでね。
やっぱり人間ってさあ、そう明るい話題ばかりじゃないでしょ?

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火星の夕日ってのは青いらしいぜ。大気の関係らしいけれどね。まあ、火星に行ったことがある知り合いはいないから、確かめようはないんだけどさあ。んで、カメラの感度なんかをいじって、青い夕日を写してみたわけさ。

MOZ84の宇宙の観音菩薩

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注文された絵でしてね。なにかにつけアップしておこうと思いましてね。じゃないと、俺が絵描きの端くれだってことを忘れ去られてしまうのではないかと思いましてね。

観音さまって割りには、白と黒の世界になってしまいましたね。仏教的な色合いってえと、金色なんかが「無料巧妙」じゃなくて、「無量光明」な感じがあるかと思いますがね、そういうイメージから、一つ抜け出したものが描きたくて。

一応、念のためね。エアブラシは使ってないよ。むしろ、機械とそれを使うための部屋がほしいくらいでね。
一切を筆で描きましたとも

MOZ84の観音様

いや、みなさん。こんばんはネ。

いやあ おつかれちゃん。

今日は、警備の仕事が終わった後は、昨日からやっていた、絵を完成させました。

おかげさまでねえ。終わりましたよ。 注文が来ていたのよ。

宇宙の観音様の絵をね。

でも、なんかいつも思うのだけれどね、大概、俺の描く「宇宙と仏教偶像」はどこかしら、ロード・マイトレーヤっぽくなるんだなあ。

肝心の絵はですね、検討の後、可能ならばブログにアップしてみようかと思っています。

まあ、アップされてたら、見てください。折角ですので…

MOZ84の愛の気配

いやあ、今日も休日だというのに、仕事をしてしまったよ。昨日の夕方連絡が来てねえ。
「すまないが、明日でてくれないか?」

折角の土曜日のバカンスの最中だったってのに…デキル男はこれだから辛いぜ。


本当は、他の連中が出たくないってきたもんだから、一番下っ端の俺が出ただけなんだが…

俺には、随分と昔から「愛の気配」を敏感にキャッチするアンテナみたいなものが、備わっているようでね。
まあ、 そいつがピンと反応するのはどういうものかって、いうとだな。

「愛の毛生えアンテナ」じゃなくて、「愛の気配アンテナ」に気づいたのは、そうだな13歳くらいのことかなあ。

学校の帰りに、中古のゲームショップにいって、格安の中古ゲームを何本か買って、タリラリラ~ン♪と家路についていた時だった。まあ、気分的にはかなりの 「♪」 だった。

さて、家の手前にさしかかった所で、家のすぐ向かえに公園があるのだが、そこんとこに生えてる生垣が妙に気になった。

別段、いつもと変わらず、不信な点もない。だが、何といおうか、ツンツン頭を生垣に小突かれているような、そんな感覚にとらわれた。

どうも、この「気」は生垣の向こう側だぞ。そう思って、生垣のかげをそっと覗くと!!!!!
うあっと!! 若い男女が、そういう意味でくっついてやがった。こんなところでかよっ!!

その後、結構こういう「愛の気配」に対して敏感になってしまった。それと、平行して「死の気配」も少なからず感じるようになった。

まあ、今日は「愛の気配」について。

専門学校のときもそうだった。コンピューターがずらりと並べられた、電算室っていう部屋があったのだが、なんか妙だった。そうとも、あの「気」がここには立ち込めている!!

いや、まさかねえ。俺の考え過ぎだって。なんて考えていたら、案の定!! 実は、MOZ84のクラスメートのとある男女がホテル代わりにしていたというわけだ。まあ、ナニしてこうして、やっていたわけだなあ。

実は本日も、我が勤務場所で、俺の「愛の気配アンテナ」が発動したのだ。だが、ちょっと今日のは前例のない、新しいパターンだった。

今日、MOZ84が警備員として、安全と平和を守ったのは、とある電機量販店。

そこの駐車場で、お客さんの車両の駐車台数をカウントするのが、主な業務だったのだが、

ちょいと、休憩ってことで自分の車に向かって歩いていったわけだ。まあ、ただ歩いて行くのもナンだから、ゴミ袋と火箸を持って、駐車場のゴミ拾いをしながら歩いてた。

その時であった!! 地面とにらめっこしながら、歩いていたら急に立ち止まりたくなった。そんで、立ち止まる。妙に左側が気になった。

ゆっくりと左を向くと、黒い乗用車が

んで、その中では… なんともはや、また若いカップルが まあ、こんな所で… まあ、チュー チューしまくってる上に半裸で… って、まだ午後3時だ!!

しかも、他に車もあんだぜえ!?

そのまま、従業員駐車場に行く。すると、そこには、搬入用のトラックから荷物の積み下ろしをしている、若いアンチャン達がいる。

俺は彼らに教えてやった。そしたら、彼ら即座に現場へと飛んでいった。仕事そっちのけで…

反応パターンが変わってしまっても、まだ俺の「愛の気配アンテナ」は、まだまだ錆付いちゃいない。別に、こんなことが分かった所で給料が上がるわけじゃあないのだが、



そんな日でもMOZ84は食事をおろそかにはしない。今日のランチは手早く食べられるタコスだ。食は肉体のみならず、精神をも育む 人生の大大事といっても過言ではあるまい。

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Author:moz84
Screamerと牛頭鬼八です。岩手県に生まれ、とりあえず生きてます。

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