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ウクライナ侵攻

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から2年。長期化する戦闘、大きく変化した国際社会の行方は……。

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韓国情報機関、北朝鮮兵2人がウクライナ軍の捕虜になったと確認

ウクライナ保安局が公開した北朝鮮兵捕虜の様子=保安局ホームページの動画から 拡大
ウクライナ保安局が公開した北朝鮮兵捕虜の様子=保安局ホームページの動画から

 韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は12日、ウクライナ軍が北朝鮮の兵士2人を捕虜にした事実を「確認した」と述べた。聯合ニュースが伝えた。ウクライナ保安局は11日、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で、露軍に加わっていた北朝鮮兵2人を捕虜にしたと発表していた。

 国情院は、北朝鮮兵2人は負傷しているものの、命には別条がないと説明した。兵士は「戦闘中にかなりの兵力の喪失があった」と明かしたという。また4~5日間、飲食ができなかったとも述べた。国情院は「北朝鮮兵の捕虜に関して、引き続きウクライナ情報当局と緊密な協力をする」と述べた。

 ウクライナ軍は、捕虜2人を首都キーウ(キエフ)へ移送し、派兵の経緯などを聴取している。1人は「訓練のために来た」と説明しているという。2人は英語、ロシア語、ウクライナ語のいずれも話さないため、韓国当局が通訳で協力している。

 ウクライナ保安局が公開した動画では、包帯を巻いた兵士がベッドに横たわる姿や、飲み物をストローで飲んだり、質問に答えたりする様子が撮影されている。【ソウル福岡静哉】

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