うながっぱ

「最高気温の街」で大忙し

「うながっぱうちわ」の無料プレゼントデーで子供たちに囲まれるうながっぱ=岐阜県多治見駅北の虎渓用水広場で4日、小林哲夫撮影
「うながっぱうちわ」の無料プレゼントデーで子供たちに囲まれるうながっぱ=岐阜県多治見駅北の虎渓用水広場で4日、小林哲夫撮影

 岐阜県多治見市が当時の日本最高気温40.9度を記録した2007年8月16日に誕生した市のマスコットキャラクター「うながっぱ」が、厳しい暑さの中で大活躍している。土岐川の河川敷でのイベントに登場したり、多治見駅北の虎渓用水広場で「うながっぱうちわ」を配布したりと大忙し。今年は誕生から10年目となるが、キャラクターグッズは100種類を超える人気ぶりで、市のPR大使役を一手に引き受けている。うながっぱに注がれる市民の視線は熱い。【小林哲夫】

 「うながっぱ」は06年に「ながせ商店街活性化検討委員会」が、商店街のシンボルのカッパと名物のウナギを組み合わせたキャラクターとして考案。委員会の依頼を受けた同市旭ケ丘で陶器会社を営む竹内幸太郎さん(67)が、交流のあった「アンパンマン」で知られる漫画家、やなせたかしさん(13年10月、94歳で死去)にデザイン制作を打診した。快諾したやなせさんは1週間で仕上げ、最高気温を記録した日にお披露目された…

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