福岡の出版社「書肆侃侃房」発行の創刊号掲載 九州の雑誌から20年ぶり
日本文学振興会は第155回芥川・直木賞の候補作を発表した。芥川賞は5人、直木賞は6人がノミネートされた。選考会は7月19日、東京都内で開かれる。
芥川賞候補になった今村夏子さんの「あひる」は福岡市の出版社・書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)が発行した「たべるのがおそい」創刊号に掲載された。
単行本が候補になる直木賞と違い、芥川賞は文芸誌に掲載された作品から選ばれる。「文学界」(文芸春秋)などの大手5誌からノミネートされるのが通例で、九州の雑誌から同賞候補作になるのは故・福島次郎さんの「バスタオル」が載った「詩と真実」(熊本市、1996年2月号)以来、20年ぶり。
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