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「天才の感覚は分からない」元オリ、広島の山足コーチが歩む道

JABA静岡大会でベンチから試合を見守るエイジェックの山足達也コーチ=浜松市の浜松球場で2026年4月6日、下河辺果歩撮影
JABA静岡大会でベンチから試合を見守るエイジェックの山足達也コーチ=浜松市の浜松球場で2026年4月6日、下河辺果歩撮影

 生まれて初めて西日本を離れ、関東に住まいを移しても、柔らかい関西弁のイントネーションは健在だった。プロ野球のオリックス、広島で内野手として計8年プレーした山足達也コーチ(32)は今年2月、栃木県を拠点に活動する社会人野球のエイジェックで指導者の道を歩み始めた。プロ野球選手のセカンドキャリアとしては想像できる範囲かもしれないが、山足コーチには彼にしかない理想の指導者像があった。

 4月上旬のJABA静岡大会。試合中、ベンチでノートにメモを取りながら、選手と細かにコミュニケーションを取る山足コーチの姿があった。「自分が選手やったらどういう声をかけられたら楽になるかを常に考えながらやっています」。チームは3連勝で予選リーグを突破。準決勝で敗れたが、就任2カ月あまりの山足コーチにとっても実りのある大会になった。

 2025年10月に広島から戦力外通告を受けた。11月12日にトライアウトに参加したが現役への未練はなかった。「戦力外と言われた時点で、選手としてはやりきっていました。トライアウトを受けたのは、応援してくれた家族にプレーする姿を見せたかったからです」。両親や妻、2人の子供が見守る中で安打を放つと、同日中に自身のSNSで引退を発表した。

 進路は悩んだが、さまざまな選択肢の中からエイジェックのコーチを選んだ。指導者を志すきっかけになったのは、選手時代に動作解析やデータなどの「スポーツ科学」に興味を持ったことだった。

 現役ドラフトでオリックスから広島に移籍して迎えた25年。2軍落ちした際にアナライザーが打力を向上させようとデータに基づいた助言をしてくれた。「バットを振り出してから球に当たるまでの初動が弱いので、胸郭のト…

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