2011年7月24日(日) 天候曇り 気温18度
コース 駐車場(東屋)9:15-鋸岳登山口9:20-ヒバ林・ブナ林境目10:00-山頂10:40-山頂出発11:40-ヒバ林・ブナ林境目12:00-鋸岳登山口12:30-駐車場(東屋)12:50
〇山行記録3時間35分(山頂滞在時間1時間含)
今週も妻(楓婆)は北アルプスの双六岳・笠ヶ岳へと出かけて留守、自分は「街てくガイド」の依頼(予約)が集中していたため今回も同行は断念(本当は腰痛回復せず)していた。今日、ガイド依頼の空白日であったので急遽山行を思い立ち、津軽半島北西部の「鋸岳」に登ることにした。鋸岳は青森県の木、ヒバの実験林がある山で、低山(582m)であるが、山頂からの眺めは360度広がっていて素晴らしい展望と伝え聞き、一度は行ってみたいと思っていた山であった。
マイカーで三厩増川から小泊方面に向かい増泊林道に入り、増川岳分岐を右にしばらく進むと「あすなろの滝」の看板が見える。その奥を右に折れ東屋がある駐車場に車を停めた。雨上がりで曇り空のためか駐車場には他の車はいない。さっそく身支度を整えてワイヤーロープが張られている滝ノ沢林道を5分程歩くと右側に登山口が見えた。
鋸岳登山口
登山口から赤茶けたヒバ林の薄暗い道が続いている。小鳥のさえずりを聞きながらゆっくりと登る。やがて直線の急登(階段)にさしかったが、ここから突然ブナ林に変わっていた。
ブナ林から小灌木帯に入ると花がチラホラ、最初に見つけたのはクルマユリ、ウツボグサ、イワテトウキ、キリンソウ、エゾノコギリソウ、タチギボウシ等が見ることができた。
そして2つのケルンがある山頂に到着、右奥には祠ある。ガスで展望がよく得られ無かったので、しばらく(小1時間程)山頂に滞在して晴れ間を待った。風の流れを見ながら垣間見える景色を楽しみ数枚を撮ることができた。「小泊港と権現崎」「七里長浜と雲に隠れた岩木山」「北海道松前沖に浮かぶ小島」そして後方の「増川岳」前方の「矢形石山」等々、、、。
小泊港と権現崎
七里長浜と雲に隠れた岩木山
北海道松前沖に浮かぶ小島
帰路の急坂は往路よりきつい、痛む腰を労わりながら慎重に下山した。登山口から駐車場まではミズ(ウワバミソウ)が群生していたので晩酌のおかず用に少し採り、増泊林道では「あすなろの滝」「孫作小滝」「獅子ケ沢小滝」をカメラに収め、よもぎ温泉で本日の疲れを癒してから帰宅の途についた。
あすなろの滝