24年消費、実質0.3%増 旅行など減少で2年連続伸び縮小
24年消費、実質0.3%増 旅行など減少で2年連続伸び縮小
国内消費が力強さを欠いている。民間のクレジットカード決済額を基に分析した2024年の消費額は物価変動を除いた実質で前年比0.3%増と小幅な増加にとどまり、伸び率は2年連続で縮小した。食品など節約志向が根強いほか、旅行需要が振るわず、ホテルや旅館の宿泊代金が1割以上減少した。
厚生労働省によると24年11月の実質賃金は4カ月ぶりにプラスに転じた。企業による賃上げの動きが消費の底上げにつながるかが注…
