プーチン氏の誇大妄想の正体 「正教国家ロシア」の逆襲
プーチン氏の誇大妄想の正体 「正教国家ロシア」の逆襲
プーチン・ロシア大統領の誇大妄想、ここに至れり。ツァーリ(皇帝)のおごりと言ってもいいかもしれない。7日に開いた有識者との「ワルダイ会議」での演説は、そう驚かされる内容だった。
「我々は普遍的な権利と自由、絶対的多数の国々の存在と発展のための可能性を守っている。かなりの程度、ここにわが国の使命がある」
プーチン氏は自ら始めたウクライナ侵略を、米国とその同盟国以外の「絶対的多数の国々」の「存在と発…