住友電工、半導体材料の新工場建設とりやめ EV需要低迷
住友電気工業は電気自動車(EV)向け半導体材料の量産計画を取りやめる。富山県に新工場を建設するほか、兵庫県の既存工場にも新ラインを設ける計画だったが、EVの需要回復が見通しにくいことから撤回する。投資額は合計300億円を予定していた。世界的なEV市場の変調が材料メーカーの投資戦略にも影響を及ぼしている。
量産を始める予定だった素材は炭化ケイ素(SiC)ウエハー。電流や電圧を制御してモーターなどの...
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