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関西私鉄、運賃改定で急ぐ設備刷新 京阪は新車両導入
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<訂正>11月19日19時22分公開時の表中の初乗り運賃で、阪急「150円→160円」、阪神「160円→170円」とあるのは、阪急「160円→170円」、阪神「150円→160円」の誤りでした。
京阪電気鉄道は2025年秋に運賃を1割超引き上げる。関西の鉄道各社は駅設備や車両の更新、人材確保が急務となっており、近畿日本鉄道や南海電気鉄道もコスト増加分を運賃に転嫁した。各社が収支改善を進めるが、利用者の納得を得ることができるような利便性の向上が課題となる。
京阪電鉄はホーム柵設置など安全対策を促す「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し、運賃上乗せを23年4月に実施している。