石橋湛山の偉業に今こそ光、非戦唱えた「反骨の巨人」
NIKKEI The STYLE
生誕140年を迎えた政治家・ジャーナリストの石橋湛山(たんざん)が再び注目されている。戦前は太平洋戦争へとなだれ込む濁流に抗(あらが)い、非戦や平和への道を訴えた。戦後はGHQ(連合国軍総司令部)の不当な要求を拒み、晩年は自ら信じる日中米ソ平和同盟を目指して奔走した。来年は戦後80年の節目だ。国内外の政治情勢が揺れ動く今こそ、改めて「反骨の巨人」の足跡から学びたい。
終戦まで戦った「逆悪」とは
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