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新規就農者5年で2割減 4年連続減少、生産コスト増
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新規就農者の減少が止まらない。農林水産省の調査によると、2023年度(23年2月〜24年1月)の新規就農者は4万3460人と22年度より5%少なかった。マイナスは4年連続。5年前の18年度比では22%減った。肥料や燃料が高騰し経営環境が厳しいことが背景にある。自給率の低い食料を安定確保する基盤が揺らぐ中、生産性向上が急務だ。
最近10年の新規就農者をみてみると、15〜16年度に年6万人を超えてい...