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食料安全保障、農地規制撤廃で効率向上へ 本間正義氏
アジア成長研究所特別教授
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ポイント
○食料自給率向上、目的化なら国民負担増
○農地法の所有規制は長期的投資の妨げに
○輸入確保へ自由貿易や平和維持に努力を
○食料自給率向上、目的化なら国民負担増
○農地法の所有規制は長期的投資の妨げに
○輸入確保へ自由貿易や平和維持に努力を
ウクライナ戦争や中東紛争で地政学的な不安定さが増すなか、食料安全保障への関心が高まっている。5月に改正された食料・農業・農村基本法も食料安全保障を前面に押し出した。改正法では、食料安全保障を「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、国民一人一人が入手できる状態」と定義して...
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。