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三井E&Sの高橋岳之社長「港湾クレーン、勢力図変わる」
ここが知りたい
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三井E&S(7003)が主力とする港湾クレーン事業に追い風が吹いている。世界的な荷動き増加に伴う新設需要に加え、更新時期を迎える港湾インフラも多くなっているためだ。安全保障上のリスクから、競合となる中国企業への発注を見合わせる動きも出てきた。足元の事業環境と今後の戦略を高橋岳之社長に聞いた。
――港湾クレーンの需要をどう見ていますか。
「世界の荷動きは全般的に伸びており、港湾設備としての