日銀が金利抑制へ新手 金利操作の延命か過渡期の策か
金融政策・市場エディター 大塚節雄
日銀は18日の金融政策決定会合で、金融機関にお金を貸し出す資金供給の仕組みを拡充し、金利の低位安定への強い姿勢をみせた。条件次第では、お金を借りた金融機関が国債を買った時点で利益が確定する有利な取引が広がる可能性もあり、市場も味方につけて金利安定につなげる策といえる。期間10年の長期金利を0.5%に力ずくで固定する手法に限界が近づいているのは変わらない。制度の「延命」ではなく「撤退戦」を視野に入...
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