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「塩漬け」の日銀ETF 波乱相場と政局で遠のく出口
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日銀が公表した7月の金融政策決定会合での「主な意見」を巡って、市場関係者の思惑が交錯している。過去の買い入れで積み上がった上場投資信託(ETF)について言及がなくなったためだ。8月上旬の株価急落や政局が影響し、巨額のETFが長く「塩漬け」される可能性が指摘される。
「政策対処の優先順位をつける上で、今は政策金利および国債買い入れの減額を優先したいということだろう」。ニッセイ基礎研究所の井出真吾チ...
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