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米長期金利が反転、4%に 過度な利下げ観測が後退
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米長期金利が上昇に転じている。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測で2023年末にかけて急低下したものの、年始に入り過度な織り込みは後退。主要な金融機関の年末予測も4%前後で、昨年末からは高い水準だ。米景気の軟着陸(ソフトランディング)期待が背景にある。
4日のニューヨーク債券市場で長期金利の指標となる米10年物国債利回りは4.00%前後で終えた。昨年末には一時3.7%台とおよそ5カ月ぶり...