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鉱工業生産、11月2.3%低下 3カ月ぶりマイナス

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経済産業省が27日に発表した11月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は101.7となり、前月から2.3%下がった。生産用機械工業や自動車工業が振るわず、3カ月ぶりのマイナスとなった。

QUICKがまとめた民間エコノミスト予測の中央値は前月比3.4%の低下だった。全15業種のうち11業種が低下し、3業種が上昇した。生産の基調判断は10月と同様に「一進一退」とした。

生産用機械工業は9.1%のマイナスだった。自動車工業は4.3%低下した。普通乗用車の輸出減や小型乗用車の一部車種での生産停止が影響した。

金属製品工業は5.7%のマイナスだった。10月に大型案件があった橋りょうで反動減となった。

一方、汎用・業務用機械工業は6.4%上昇した。コンベヤーや一般用蒸気タービンで受注が好調だった。石油・石炭製品工業は2.1%のプラスだった。製油所の定期修理が終わり、ガソリンの生産が増えた。

主要企業の生産計画から算出する生産予測指数は12月に前月比で2.1%の上昇を見込む。企業の予測値は上振れしやすく、これまでの傾向をふまえた補正値は0.3%のマイナスになる見通し。1月の予測指数は1.3%のプラスとした。

経産省の担当者は「12月は半導体製造装置といった生産用機械工業が上昇する見通し。引き続き、米中の経済動向をリスク要因として注視する」と話した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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