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家計は「コロナ貯蓄」取り崩し 物価高に所得増追いつかず
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新型コロナウイルス禍で積み上がった家計の「コロナ貯蓄」が取り崩し局面に入った。内閣府によると、2023年7〜9月期の家計の貯蓄率は8年ぶりにマイナスとなった。物価高に賃金増が追いつかず、生活水準の維持に向けて貯金を活用している様子が浮かぶ。
貯蓄率は家計が得た可処分所得のうち、どの程度を貯蓄に回せたかを示す。内閣府が四半期ごとに公表しており、23年7〜9月期はマイナス0.2%だった。コロナ禍での...
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