サニーデイ曽我部恵一が語る地元愛 今も昔も若者の街
シモキタ物語(4)
下北沢の音楽シーンを代表するロックバンド、サニーデイ・サービス。フロントマンの曽我部恵一(50)は郷里の香川県から上京し、成功をつかんだかつての「夢追い人」の一人だ。大手レコード会社から離れた後、下北沢を拠点に自主運営のインディーズレーベルを立ち上げ、さらにはカフェやカレー店、レコード店を営むなど、地元に根ざした活動を続けてきた。長くこの街で暮らす曽我部は「シモキタらしさ」とは「若いお客さんへの...
シリーズの記事を読む(全4回)
わずか1平方キロメートルほどの地域に10以上の劇場、約30のライブハウスがひしめき、様々な文化がごった煮になった東京・下北沢。昔から多くの若者を引き付けてきた「サブカルチャーの街」が今、大きな変化に直面している。再開発とコロナ禍に揺れるシモキタ文化人の姿を追った。