沈む香港株、薄れる国際性 外資流出に政府危機感
中国株が回復への道筋を見失っている。政策期待に伴う上げ相場は過ぎ去った。トランプ米次期政権発足をにらみ米中対立の懸念も重く、2025年に向け早くも悲観論が台頭する。香港市場では長引く苦境で海外勢の存在感が薄れ、金融国際化への影響を懸念する中国政府はてこ入れに動き始めた。
「25年末のハンセン指数のターゲットは20000に設定する。(通年の)リターンは横ばいだ」。香港メディアは26日、スイス金融大...
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