データが守る新幹線の安全 JR東海「車両指令」で遠隔監視
新幹線 還暦の挑戦
東海道新幹線がさらなる安全性の向上に挑む。JR東海は今夏、車体を遠隔で監視する「車両指令」という組織を新設。営業車から得られる様々なデータを活用して車体の異常を検知し、運転停止や応急措置などに生かす。検査不正などで揺らぐ鉄道業界の信頼回復に向けた基盤を築く。
「迅速な応急処置こそが安全・安定輸送につながる」。JR東海で同新幹線の車両指令長を務める小田耕太郎氏はこう語る。走行データなど専門的な知見...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。