愛知県、空飛ぶクルマ遊覧飛行で名古屋城など3カ所候補
愛知県は22日、「空飛ぶクルマ」の遊覧飛行の候補地として名古屋市の名古屋城や名古屋港など3カ所を抽出したと明らかにした。愛知県内で県民やインバウンド(訪日外国人)の集客力が多いことや、滞在時間が長い施設であることなどを踏まえた。今後は安全性や眺望といった観点をもとに絞り込みを進める。
同日開いた次世代の移動手段を議論するプロジェクトチーム(PT)の会合で表明した。候補地には2施設のほか、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)が選ばれた。愛知県は2026年度ごろに、空飛ぶクルマによる遊覧飛行の初期モデル実現を目指している。