愛知の百貨店3社に 名鉄後継「エンタメや観光施設を」
名古屋鉄道が2026年春に名古屋駅前の名鉄百貨店本店(名古屋市)閉店の検討に入ったことで、中部の百貨店は大きな転換点を迎える。三大都市の一つである名古屋はかつて、「4M1T」と呼ばれる5社がしのぎを削っていたが、名鉄本店の閉店で3社に縮小する。後継の商業施設に焦点が移るが、消費者からは周辺施設にない独自性を求める声が相次いだ。
名鉄百貨店は同店で優待を受けられる積み立てサービス「友の会」の新規入...
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「超百貨店」は百貨店ビジネスを取材する記者が手掛ける連載企画です。不易流行を旗印に従来モデルを変革しようともがく各社の動向、企業経営や消費などの分析記事をお届けします。