志摩スペイン村、人気キャラ「周央サンゴ」のイベント
近畿日本鉄道グループのテーマパーク、志摩スペイン村(三重県志摩市)は、11日から園内でスペイン人出演者によるストリートミュージカルを再開する。新型コロナウイルスの感染対策で出演者が十分に入国できず、2022年は中止していた。インターネット上で人気のキャラクター「周央サンゴ」と組んだイベントも4月2日まで開く。
ストリートミュージカル「テソロ・デ・オーロ〜真実の宝を探せ!〜」は園内の広場で1日2回上演する。出演者は宝探しの男女の旅人たちという設定で歌や踊り、ジャグリングを披露する。規模を縮小していたフラメンコショーやパレードも11日からコロナ前の規模に戻す。
周央サンゴは動画投稿サイト、ユーチューブなどで人気の美少女キャラ。女子中学生という設定で、志摩スペイン村が好きだと発信しており、同社の公式ツイッターのフォロワーを5倍に増やした縁がある。今春は、園内でスタンプラリーや動画の上映などを開く。
志摩スペイン村の来園者は19年度には120万人だったがコロナの影響で20年度には約75万人に減った。22年度は再び120万人に達する見込みという。一連の取り組みで「23年度も120万人の来園を確保したい」としている。