仙台のジャズフェス、街角ピアノ設置でセッション促す
仙台の秋の風物詩として人気の定禅寺ストリートジャズフェスティバルが7〜8日に開かれる。今年初めて実施したクラウドファンディングにより、市内最大5カ所にストリートピアノを設置し、誰でも演奏者として参加できるようにする。新型コロナウイルス禍前の規模には及ばないものの、時間限定の会場も含めると2日間で市内の約40カ所がステージになり、約620組の延べ4100人が参加予定だ。
ジャズフェスは市の中心部でプロやアマチュアのバンドが演奏する市民参加型のイベント。1991年に始まり、今回で33回目になる。主催の定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会によると2023年開催時の来場者数は、縮小開催だった22年の約3倍にあたる55万人だった。コロナ禍前の19年の7割強まで回復した。