星野リゾートトマム、札幌と結ぶバス運行で人手確保
データで読む地域再生 北海道
北海道の観光地が人手確保に知恵を絞っている。延べ宿泊者数が新型コロナウイルス禍前を上回る勢いだが、人手不足がネックとなり客室稼動率を引き上げられないためだ。インバウンド(訪日外国人)需要の回復も進むなか、好機を取り逃がさないための取り組みに力を入れている。
北海道運輸局がまとめた2023年の宿泊旅行統計調査(確定値)によると、道内の延べ宿泊者数は約3963万人泊で過去最多だった。コロナ禍前の19...
「データで読む地域再生」では、政府や自治体、民間の統計を日本経済新聞が独自に分析し、様々な課題の解決に取り組む地域の姿に迫ります。自治体や企業の取り組み事例も交え、人口減少や観光振興、ものづくりなど、様々なテーマを取り上げます。
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