トランプ氏、ノーベル賞に野心 目指すなら中東和平で
本社コメンテーター 秋田浩之
世界でいま、最も混沌としている地域のひとつが中東だ。親子2代で強権体制を敷いてきたアサド政権が崩れた後、シリアがどうなるのか誰にもわからない。
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘も出口はみえない。イスラエルとイランの緊張も高止まりしている。
しかし、一歩引いてみると、違った図柄がみえてくる。中東は深刻な危機に覆われると同時に...
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長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点に北京とワシントンの駐在経験も。国際情勢の分析、論評コラムなどで2018年度ボーン・上田記念国際記者賞。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。