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医療効率化へタスク移管、待遇改善がカギ 伊藤由希子氏
津田塾大学教授
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ポイント
○看護師らの診療補助拡大で医療効率化を
○責任やリスクに見合う待遇改善も不可欠
○グループ診療や病院再編で人材分散防げ
○看護師らの診療補助拡大で医療効率化を
○責任やリスクに見合う待遇改善も不可欠
○グループ診療や病院再編で人材分散防げ
総務省の労働力調査によると現在、労働者の7人に1人にあたる約910万人が医療福祉分野に就業している(2023年平均値)。さらに厚生労働省の推計によると高齢者人口の増加を背景に、40年時点では労働者の5人に1人にあたる約1070万人が同分野に必要になるという。
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5人...
経済学などを専門とする学者や有識者が内外の論文やデータを紹介しながら、学術的な視点から経済の動きをわかりやすく解説します。