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パクス・ニッポニカは可能である イェスパー・コール氏
マネックスグループ グローバル・アンバサダー
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この21世紀、「パクス・アメリカーナ」も「パクス・シニカ」も世界に受け入れられる解決策ではなかった。ワシントンも北京も、グローバルサウスや欧州が直面する問題に対して、信頼に足る答えを示さなかった。両国の首脳が「我々とともにあるのか、我々に敵対するのか」と言いつのるほど、覇権国家に対する憤りは大きくなり、信頼は失われていった。
だが、「パクス・ニッポニカ」は歓迎されるだろう。日本は新しい秩序の調停...